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スマホクリエイターズLab.【DAY4レポート】ーSNSマーケティングー

ライティングや写真、情報発信のスキルをプロから学びながら、住民ライターが東海村の魅力を発信するプロジェクト「スマホクリエイターズLab.東海村」。
第4回目の講座を10月14日(金)に開催しました。

DAY4のテーマは「SNSマーケティング」

ゲスト講師は、広報・ブランディングのお仕事をされている入江紫織さん。農家さんや飲食店を中心にSNSでPR業務をされている入江さんに、効果的なInstagram投稿のポイントをお聞きします。

ゲスト講師:入江紫織さん


京都市出身。九条ネギの仲卸売業の実家で育ち、東京の農業専門新聞社で10年勤めた後、2020年茨城県に移住し、地域おこし協力隊として活動。2022年4月、農家のPR不足の課題を解決するために「かつぎや入江商店」で起業。農家や八百屋の広報・PRに尽力する。主人と農業を営みながら、好きなことで仕事をする「半農半X」を実践中。

Instagramは何をする場所?

誰もが使用できる情報発信&情報収集のツールとして身近なものとなったSNS。特にInstagramは趣味や仕事で使用している人も多いのではないでしょうか。スマホクリエイターズLab.でも、noteの他にInstagramを使用して情報発信中です。

ところで、Instagramは何をする場所は何かご存知でしょうか?入江さんによると、Instagramを運営するMeta社がミッションを公式発表しているのだそう。

それは、

「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」

Meta

入江さん
「つまり、Instagramとは自身の『推し(=好きなこと)』を表現できる場所で、推しを通してフォロワー(=あなたのファン)と交流をする場所なのです」

一番大切なのは共感力

推し=好きなものの表現であり、交流の場であるInstagram。せっかく自分の好きなものを発信するなら、同じ「好き」を共有できる誰かの目に留まってほしいところです。発信にあたって、大切な要素は一体なんなのでしょうか?


Instagram運用の大切な要素のひとつは「共感してもらえる力である」
と入江さんは話します。
有名人でない以上、発信する情報を見てもらうには、情報に「共感」してもらえることが必要。そして、共感を得るために重要なのはなにより「情熱を持って推すこと」。発信者本人に情熱がなければ、いくら投稿をしても「思い」を伝えることはできないのです。
翻って「情熱を持てることを発信すること」がいかに重要かがわかります。

ちなみに入江さん自身がPR業務の専門にしているのは「農業」。前職から関わりがあり、現在は自身も農家として作物を育てている親しみのある「推しジャンル」です。

入江さん「共感していただけるほど好きなことじゃないと人の心は動かない。『伝えたい』という情熱がなければ他の人に情報は届きません。逆に言えば、Instagramは、共感してくれた人を動かす力があるのです」

ストーリーズとリールの使い方

講座では、Instagramの機能や使い方に関するポイントも教えていただきました。

講座の開始前に会場から「ストーリーズとリールの違いがいまいちわからない」「ストーリーズには何を乗せればいい?」と質問が多く上がっていたこのふたつの機能。特徴を伺うとどちらも特性が違うことがわかります。
入江さんによりポイントをいかに簡単にまとめます。

ストーリーズ
ファンとの交流の場。フィード投稿はテーマに沿って行い世界観を作るものだが、ストーリーズは時間が経つと消えるという特性もあり、フォロワーとの「交流」のツールとして使用できる。フィード投稿を毎日できなくても、フォロワーさんの目に留まるようになる重要ツール。

✏︎Tips
入江さんクイズやアンケート機能を使用して交流を楽しんで。またどんな内容にフォロワーさんが反応するのかをテストする場としても使用できます」

リール
リールの投稿は「発見タブ」に載りやすいため、フォロワー以外への自分の投稿の認知拡大が期待できる。投稿内容は楽しさを重視して。

✏︎Tips
入江さん「動画投稿というと難しそうですが、既存投稿のテンプレートを使用すると写真をアップするだけで動画をつくることができるのでハードルがぐっと下がります」

DAY4のおわりに


Instagramの使い方を知って、さっそくプロアカウントに切り替えるメンバーが続出した今回のスマホクリエイターズLab.取材前の講義も次回いよいよ最終回です。 

主催:東海村T-project⁡

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