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葵ステークス 2020【予想】


6週開催の最終週ながら、先週の日曜日は芝6鞍中、メインを除く5鞍で4角先頭か2番手の馬が連に絡み、本日もこれまでの全5鞍で連に絡んでいるように先行馬もまだ頑張れる状態。
本レースも上り坂スタートの京都1200mらしく前半がそこまで速くならず直線も平坦なため、過去5年では先行有利の傾向が出ている。

①ケープコッド

3歳になって改めて王道路線へ挑戦したが、フィリーズレビューは⑧着、桜花賞は⑬着と残念ながら結果は伴わなかった。距離によるところは少なからずあったはずで、1200mに限れば【3.1.0.0】。恐らくスプリンターなのだろう。
実績のある距離に戻っての巻き返しに期待したいところではあるが、大目標の桜花賞を終えて行きがけの駄賃で勝てるほど抜けた馬かどうか。
それほどテンに速いわけでもなく、先行有利の最内枠も含めて厳しい印象。

②アムルブラスト

昨夏に未勝利戦、カンナステークスと連勝を飾り、それから約4か月ぶりの実戦となったクロッカスステークスは0秒9差の⑥着。3着内入線馬の4角通過順が①④⑤と先行有利だった中で2番手から失速した内容は、久々だったことを考慮しても厳しい印象。
今回はそのクロッカスステークス以来となる約3か月ぶりであれば難しいレースになりそう。

③レジェーロ

⑤着に敗れた前走のマーガレットステークスは勝ち馬と3着馬の4角通過が①②番手だったことから、2番手から展開有利の中での結果では厳しいか。
牝馬が優勢のレースで先行できるタイプであることは魅力だが、400kgを切る小柄な牝馬で外から来られた際にも不安が残る。

④マイネルグリット

昨夏のデビュー3連勝から厳しい結果が続いていたが、暖かくなってきたからか前走の橘ステークスでは58kgを背負いながら0秒4差の⑤着と復調気配。

⑤ワンスカイ

1200mは前走の1勝クラス勝ちも含めて2戦2勝。

⑥カバジェーロ

勝った2戦はいずれもタイム差なしの接戦。

⑦エグレムニ

重賞に挑戦した2戦はいずれも1秒差以上の大敗を喫したが、

⑧サヴァイヴ

二桁人気に甘んじているが、これまでの6戦すべて④着以内、0秒5差以内に走っている堅実派。1200mの距離を5度走ってベストが1分9秒4は気になるが、3連系では押さえておきたい1頭。

⑩デンタルバルーン

オープンクラスでの2戦はいずれも1秒差以上の大敗を喫したが、連勝を決めた1200mの距離に戻ることはプラス。「ハナにはこだわらない」とは牧浦調教師のコメントだが、これまで常にハナを切ってきただけに、控えたときにどうか。

⑪ゼンノジャスタ

馬券圏内に入った4戦中3戦が左回りのサウスポー。右回りでは差し損ねるケースが多く、この条件で評価を上げることはできない。

⑫ビアンフェ

後にGⅠ朝日杯フューチュリティステークスやNHKマイルカップでも好走するタイセイビジョンと昨年は函館2歳ステークス、京王杯2歳ステークスで勝ち負けを演じた快速馬。
実績ではメンバー最上位ではあるし、ハナを切れるだけのテンのダッシュ力も兼ね備えているが、他にもハナを切りたい馬がいる中で無理せず控えた際にどうなるか。

⑬グリンデルヴァルト

1200mだと中団からの競馬になってしまうことを考えると、現在の先行有利の馬場状態では厳しく映る。

⑭トロワマルス

5度目の挑戦にして1勝クラスを卒業したが、その前走は差し馬に厳しい不良馬場での逃げ切り勝ち。ここでは厳しい印象。

⑮エレナアヴァンティ

昨夏に1200mの新馬戦と1400mのダリア賞を連勝したが、その後3戦して結果が出ず、前走のマーガレットステークスで久々の勝利。
連勝時は先行して勝っておりハナに拘る必要はないが、メンバー上位のテンの速さを考えれば先行策は取れそう。

⑯ビップウインク

1200mに距離を縮めて2連勝。上がりはいずれもメンバー最速でスプリント適性は十分に示したが、連勝は直線に急坂のある中京と中山でのもの。33秒台の上がりが求められる京都への適性は未知数で、先行有利も踏まえれば2番人気は過剰人気に思える。

【結論】
単複 ⑥カバジェーロ

正直、強さを感じるわけではないが、内枠の先行馬ということで思い切って。

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