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新潟大賞典 2020【予想】

春の新潟を飾るハンデ重賞。雨の影響は思ったほどなさそうで、良馬場での施行になりそう。
ただ、馬場は高速馬場というほど速い時計は出ておらず標準レベルと見る。

新潟大賞典 過去

ハンデ戦ではあるが、53kg以下の軽量馬はこの5年で3着内に1頭も入っておらず、昨年の勝ち馬メールドグラースの54kgが一番軽かったハンデで、ほとんど55kg〜57.5kgの間で収まっている。

②エアウィンザー

昨年の金鯱賞ではダノンプレミアムと0秒3差、続くGⅠ大阪杯では勝ち馬から0秒2差と実績では断然。

前走の京都大賞典は長期休養明けで万全の状態でもなく、初の2400mも影響して12着。
今回は剥離骨折による骨片除去手術後の一戦で約7か月ぶりの実戦。
鞍上が三浦騎手であることからも勝負は次と見る。

③ギベオン

前走の金鯱賞は前有利の展開こそあったが、前が詰まるロスがあったことも確か。左回りは中日新聞杯勝ちの他、NHKマイルカップでの2着など【2.1.0.3】

④インビジブルレイズ

2000mに距離を延ばして3勝クラス→オープンと連勝を決めての挑戦。6歳にしてハーツクライ産駒の覚醒を感じさせるレース内容であり、左回りも【2.0.1.0】と条件としてはピッタリ。

鞍上の吉田隼人騎手も本日2勝を挙げるなど好調で乗れていることも強み。

⑤カツジ

マイル路線から活路を求めて2000mへの挑戦だが、厳しいように思う。

⑥レッドガラン

1800mで4勝を挙げており、2000mは前々走の白富士ステークスの3着のみ。④インビジブルレイズとの対戦2戦2敗を考えると1番人気は過剰と見る。

⑦ブラヴァス

タイム差なしの接戦を連勝し、前走の57kgから今回は55kg。ヴィルシーナの仔で大魔神佐々木氏の所有馬とあれば勢いに乗っての好走もあるかも知れない。

⑧ダイワキャグニー

前走の金鯱賞3着は超スローペースで逃げて残ったものであり、恵まれた面は大きい。
それでもこれまで重賞での連対はなく、左回りの適性だけでトップハンデを背負わされることは厳しい。

⑨トーセンスーリヤ

芝での全3勝は小回りコースの1800m。コーナー4つの条件を上手く立ち回れる機動力が最大の武器。
ワンターンの2000mはどうか。

⑩サラス

新馬→未勝利の臨戦過程を含め、叩き2戦目の成績は【3.1.0.0】。狙いは恐らく次だろう。

⑪ドゥオーモ

冬の小倉で3度の激走。特定の条件でまとめて走る馬はその時期その条件でこそ輝くタイプが多い。
1度使われた新潟外回りは1番人気で6着に敗れており適条件とは思えないここでは厳しいだろう。

⑫アトミックフォース

左回りの2000mは①①⑤⑦①①着と全4勝を挙げるベストといっていい条件。
前走のアメジストステークスを勝ってのオープン入りだが、スローペースの3F瞬発力戦でメンバー最速タイの上がりでも位置取りの差もあった。

昨春のプリンシパルステークスは0秒4差の5着で重賞即通用となると展開の恩恵が欲しいところで、54kgを活かしてどこまで。

⑮ケイデンスコール

左回りは新潟2歳ステークス勝利にNHKマイルカップでの2着と得意にしているが2000mとなるとどうか。

【結論】
単勝 ③ギベオン

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