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小倉大賞典 2021【予想】

小倉大賞典 過去

冬の小倉といえば、例年なら6週開催最終週の荒れた荒れたタフな馬場がイメージされるが、今年は4週+4週のロングラン開催を見越して馬場を造ったのか、先週の北九州短距離ステークスが1分7秒0の決着で、昨日の2勝クラスでも1分8秒0の勝ち時計。
小倉にしては意外と馬場は悪くなっていない。

今回はトーラスジェミニに大外ディアンドルとハナに立ちたい馬が2頭いるため、ある程度は前半から流れそうで小倉1800mらしい前傾ラップになりそう。
その適性を重視して考えていきたい。


①カデナ(⋯)

昨年は本レースで挙げた約3年ぶりとなる勝利を皮切りに、続く大阪杯では終始インを通った上に直線でもインを突く鮫島克騎手の好判断もあって0秒2差4着に大健闘してみせたが、宝塚記念では直前の雨によって悪化した馬場に泣いて12着、新潟記念でも58kgのトップハンデを背負いながらメンバー2位の32秒3という極限の上がりで追い込むも6着。

秋の毎日王冠にしても一度は前に出たサンレイポケットに差し返されて4着に敗れたように、使える脚が長くないため東京コースでは3歳以降【0.0.0.6】
前走の中山金杯はスタート後に寄られて脚を接触したことで最後方からの競馬。58kgのトップハンデにスローペースを懸念して勝負処で脚を使ったことも響いてか上がりは4位タイにとどまる0秒9差の11着。

昨年勝った本レースにしても、強力メンバーを相手に4着に大健闘したGⅠ大阪杯にしても、この上なく噛み合っての結果だけにハマるかどうかの馬。
直線の短い小回り中距離こそベスト条件で連覇に挑戦する今回は、昨年より1kg重い58kgのハンデ。
最内枠からロスなく運んでハマるかどうかだろう。
5番人気なら不発に賭けたい。

②ヴァンケドミンゴ(⋯)

得意としている福島での重賞、福島記念に向けての叩き台と思われた京都でのカシオペアステークスでも最速上がりで追い込んで3着に好走。
本番の福島記念も勝ったバイオスパークに騎乗していた池添騎手に上手く乗られてクビ差遅れをとったが、2着は確保して福島巧者としての面目は保った。

昨夏の七夕賞でも3kgのハンデをもらってはいたが、クレッシェンドラヴから0秒3差の3着。
福島を得意としている理由についてはコース形態だけでなく開催される時季も影響している気がしており、12月~2月の厳寒期は前走の中山金杯11着を含めて【0.0.0.3】
4月~11月に行われる直線平坦コースでの成績は【4.1.2.4】

ローカル小回りコースの中距離戦は、福島コースとも似ていると判断されてか現在3番人気に推されているが、時季的な疑念以外にも前半から流れるラップにも不安を考えており、思い切ってバッサリ。

③テリトーリアル(△)

昨年の中山金杯で0秒1差の3着に好走して以降の3戦は着外が続いていたが、約4か月の休み明けとなったリステッド競走のオクトーバーステークスを勝利。
かなり縦長の隊列で、4角を1〜2番手で通過した馬同士での決着で前が残る馬場でもあったが、上がり3Fはメンバー最速タイと決してフロックではない。

続く福島記念でも2番手から勝ちに行く競馬で、早め先頭に立つ形。目標にされながらも0秒2差の3着に好走し、暑さに弱いタイプらしく涼しくなって明らかに調子を上げてきた様子。

レース上がりが34秒4と速くなった中日新聞杯は本馬には速すぎた上、同じくレース上がりが35秒0だった前走の中山金杯でも本馬にとっては速い部類。

オープンに昇級してからレース上がりが35秒5以上なら、暑さが厳しかった鳴尾記念を除いて【2.0.2.2】。
2000mにも実績はあるが、【3.2.1.3】の1800mこそベストの距離。
一昨年の都大路ステークスを1分44秒9で2着に走っているように高速馬場にも対応しているが、本来は時計の掛かる馬場こそで、今回は条件が揃った。

据え置きとなる56.5kgのハンデも許容範囲だけに、11番人気なら大穴で期待したい。

④アドマイヤジャスタ(⋯)

昨夏の鳴尾記念から着用したホライゾネットの効果により集中力が増したことでレースぶりが一変。
函館記念では後方から豪快に差し切って初重賞勝ちを飾ってみせた。

札幌記念は後方から脚を伸ばしたものの、メンバー5位の末脚にとどまり1秒2差の10着まで。
前走の福島記念も前後半5Fが59秒6 - 60秒0 と思いのほか流れずに勝負処で置かれた上に、直線では進路を失って切り替えるロスも。それでも0秒7差であれば、まだ条件さえ揃えば重賞でも好走は可能だろう。

函館記念はレース上がりが37秒1も掛かったバテ差しレースで、今回も当時と同じ様にトーラスジェミニが引っ張る形であったり、ディアンドルが絡むようならレース上がりが掛かるタフなバテ差し戦になる可能性もあるが、それでもレース上がり36秒前半に思う。
再び14番人気と評価が急落しているだけに一発の期待もなくはないが、1800mなら差して届かずと見る。

⑤ヴァンランディ(◎)

2勝クラスの卒業までにかなりの時間がかかったが、2000メモリアル テイエムオペラオーカップはラスト3Fが 11.8 - 12.6 - 13.3 = 37秒7 というタフなレースラップを力強く差し切った。

続くノベンバーステークスはレース上がりが34秒1の瞬発力戦にキレ負けした格好だが、前走の元町ステークスではレース上がりが34秒4と同様に速いラップを33秒9の上がりを使っての勝利。

5歳になってようやくオープン入りを果たしての重賞初挑戦。サンデーレーシングの所属馬で藤沢和厩舎、もしこれがルメール騎手や川田騎手ならもっと人気になっていたはず。

約1年後に定年を迎える藤沢和調教師にとっては、愛弟子の杉原騎手と重賞に挑めるチャンスはもうそんなに多くはないはずで、エンジンのかかりが遅い本馬にとっては前半から流れやすい小倉1800mはチャンスのある条件で内枠。正直勝ち切るまでは難しいかも知れないが、10番人気の大穴で複勝でも4倍はつくなら。

⑥アールスター(☆)

気難しさから3勝クラスで足踏みする中、格上挑戦で臨んだ昨夏の小倉記念。53kgの軽ハンデと開幕週の絶好馬場でガラ空きになった内ラチ沿いを突けた幸運もあったが、持ち時計を約2秒も詰める1分57秒5の好時計で鮮やかな勝利。

続く新潟記念は小倉遠征から中1週での新潟遠征と、なかなかの強行軍ではあったが、3kgも増えた56kgのハンデを背負いながらも自己最速タイに並ぶ上がり3F 33秒7の上がりを好位から使ったが、レース上がりが自己ベストの33秒7ではキレ負けも当然だった。

2200mまでの距離経験がない中での挑戦となったアルゼンチン共和国杯では好位から0秒6差の8着に渋太く粘ったが、最後にジリ脚になったのは距離だろう。
適距離に戻った前走の中山金杯はメンバー最速タイの上がりで追い込んで0秒5差の5着。1000m通過が62秒のスローペースも、スタート後の不利によって後方からの競馬になったことも痛かった。上位馬とはハンデ差もあっただけに負けて強しといえる内容。

小倉記念の勝利が前後半5F 58秒1-59秒4の前傾ラップで前崩れの展開を望む本馬にとって、後傾ラップが続いた近3走は厳しい展開であったことは間違いなく、前傾ラップになりやすい小倉1800m替わりは歓迎で、トーラスジェミニとディアンドルのハナ争いが激化するようなら頭まであるかも知れない。
穴馬として期待していただけに4番人気は妙味がなく残念ではあるが、外すことも難しい。

⑦フェアリーポルカ(⋯)

昨春、1800mの中山牝馬ステークスと福島牝馬ステークスを連勝して優先出走権を確保しながら、ヴィクトリアマイルには見向きもせずに挑んだクイーンステークスは6着に敗れたが、18kg増という大幅な馬体重増に加えて初めて背負う56kgの酷量、それに内に潜れずラチを頼れなかったことも響いた中で0秒2差なら、そこまで悲観する程ではない敗戦。

大目標であったエリザベス女王杯に向けての前哨戦の府中牝馬ステークスは重馬場に泣いてシンガリ8着。「滑るような馬場は合わないのかも」と騎乗した和田竜騎手は追い出してから脚がバラバラになった原因を分析したが、雪が降る中での中山牝馬ステークスではしっかり差し切っており、レース後に放牧に出されてエリザベス女王杯を使わなかったことも含め、今回のマイナス12kgは絞れた訳ではなく、体調面に問題があったのかも知れない。

結局、目標をターコイズステークスに切り替えたが、内枠を活かしてインをロスなく立ち回る和田竜騎手の好騎乗もあって、初の1600mに56kgのハンデを背負いながらも0秒2差の3着に好走。

今回は元々実績のある1800mへの距離延長に小回りの小倉コース、ハンデも1kg減って55kgと条件が好転。1分46秒台の持ち時計しかないだけに今の馬場状態も歓迎なはずではあるが、これまで牝馬限定戦ばかりを使われて牡馬との混合戦は明け3歳の若駒ステークスまで遡る約2年ぶりで現在2番人気。

連勝を飾った中山牝馬ステークス、福島牝馬ステークスはいずれも2着に当時の格上挑戦した条件馬が入るようなメンバーレベルで過信は禁物に思う。
重賞戦線で揉まれてきた骨のある牡馬も相手とある今回、上手く内に潜って適性を活かした好走の可能性もゼロではないが、2番人気なら思い切ってバッサリ。

⑧トーラスジェミニ(⋯)

昨年1秒以上離された大敗を喫したGⅡ戦での2戦は、札幌記念はペースを落としたことで持ち味を潰しての凡騎乗が敗因で、毎日王冠は2着ダイワキャグニーとは0秒6差とそこまで負けてはいない。

シンガリ18番人気で3着に激走した昨春のエプソムカップに、鮮やかな逃げ切りを決めた巴賞、前走のディセンバーステークスはいずれも1800m。
函館記念では1000m通過が58秒8の速いラップから11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.6と掛かっていく消耗戦ラップを差し馬のワンツー決着する中で4着。
福島記念では前後半5F 59秒6 - 60秒0 と実質、後続のマークを引き付ける逃げになって、0秒6差の8着。
2000mの距離を逃げて持たせるペース配分となると、なかなか難しいのかも知れない。

大外ディアンドルの出方は気になるが、仮に外から絡まれても、他馬の脚を削ぐぐらいの思い切った逃げを打つことで強さを発揮するタイプ。
ただ、マイペースで逃げられるに越したことはなく、福島記念でも勝負処から突かれて垂れただけに厳しいかも知れない。逃げ残りは怖いが、思い切って消す。

⑨バイオスパーク(○)

キャリア23戦目にして初めての重賞挑戦となった昨夏の函館記念は差し馬による決着となるタフな展開の中でも好位から勝ちに行って0秒3差の3着に好走。
昨秋のGⅡ京都大賞典では2400mの距離もあって最後は止まってしまったが、どちらも始動戦だったとはいえグローリーヴェイズやキセキといったGⅠ馬らを相手に正攻法の競馬で0秒6差に善戦。

【3.3.3.4】と得意していた2000mへの距離短縮に、池添騎手を確保して必勝体制を敷いていた前々走の福島記念は内枠を活かしたロスなく立ち回った好騎乗もあって、クビ差の接戦を制して重賞初勝利。
重賞連勝を狙った前走の中山金杯は福島記念から2kg増のハンデ57kgに大外枠で外を回らされて10着。
距離の2000mも急坂を2回上がる中山で外々を回る形では厳しかった。

今回は直線平坦コースの小倉に距離も1800mに短縮と条件が一気に好転。内田博騎手がわざわざ小倉まで駆け付けることにも勝負気配を感じる。ハンデも57kgなら許容範囲で9番人気なら頭まで期待したい。

⑩ドゥオーモ(⋯)

中1週での小回り2000mというベスト条件が揃っていた昨夏の函館記念は展開もハマって後方からメンバー最速の上がりで追い込んで2着に好走。

その函館記念以来となる休み明けだった昨秋の京都大賞典は実績のない京都に2400mと明らかな叩き台ではあったが、後方のまま見せ場なしの15着に大敗。
肝心の前走福島記念も縦長に伸びた展開を後方3番手のまま4角に突入して、メンバー2位の上がりも勝負とはまったく関係のないところ。
勝負処からマクっていく形が本馬の得意とするスタイルにとって動き出しも遅かったが、あまりにも置かれ過ぎでもあった。

今回は昨年2着に好走した舞台ではあるが、昨秋の2戦で疲労が溜まったことや、その2戦で置かれ過ぎていることから加齢による衰えが危惧される中、休み明けで激流も想定される1800m。
13番人気と穴馬としての妙味は感じるが、昨年より馬場状態も良好なだけに様子見とする。

⑪ロードクエスト(⋯)

昨春のマイラーズカップが得意とするスローペースの瞬発力戦でも0秒6差の4着と限界が見え始め、年が明けて8歳。昨夏にはかつて0秒3差の6着に追い込んだ関谷記念ではなく2000mの小倉記念に出走。
その小倉記念では勝負処から一気に捲ってみせたが、直線で息切れして0秒8差の8着。

使える脚が短いため、やはり持続力戦よりスローの瞬発力戦向きにはなるのだが、距離を延ばしても今のところ解決には至らず、持続力戦が想定されるここでも厳しいレースになりそう。

⑫デンコウアンジュ(△)

キャリア38戦目を迎える8歳牝馬。昨年は年初の愛知杯で小雨が降りしきる重馬場をイン強襲から勝利。
以降は5戦して着外が続いているが、不良馬場での昨年の本レースで0秒2差の4着、牡馬も相手にした昨秋の福島記念でも休み明けながら0秒3差の4着に健闘しており、まだハマれば一発の魅力は健在。

一昨年の福島牝馬ステークスや、小倉での代替開催だった昨年の愛知杯を勝っているように小回り平坦コースの中距離戦はベスト中のベスト。
小倉1800mなら差しが決まる展開も期待しやすく、ハナに行きたいディアンドルあたりが前で激流を生み出してくれれば、よりチャンスは大きくなる。

牡馬相手に56kgのトップハンデは楽ではないが、まだ8番人気と低評価だけに穴で期待したい。

⑬ショウナンバルディ(⋯)

格上挑戦での初の重賞挑戦となった昨夏の小倉記念は1000m通過58秒1で流れて1分57秒台で決着するタフなペースもあってか0秒7差と力負けの7着。

自己条件に戻った関ヶ原ステークスを2番手から抜け出してオープン入りを決めると、2戦2勝の中京で重賞再挑戦。その中日新聞杯は小倉記念時より1kgハンデが重くなったが、好位のインを巧く立ち回って0秒3差の4着に健闘。1000m通過が61秒5とゆったりとした流れで、この流れもハマったのだろう。

同様に前半スローペースで流れた前走の中山金杯はスタートで外にヨレたことが全てで、せっかく内枠を引きながら中団からなだれ込むだけの13着。
特に決め手がある訳でもなく、立ち回りの巧さを活かしたいタイプだけにこの展開では厳しかった。

今回は約1年ぶりとなる1800mへの距離短縮になるのだが、前半ゆったり流れて欲しい本馬にとって小倉の1800mは明らかに不向きであり、外めの枠もテンに脚を使う必要があってインをロスなく立ち回ることも簡単ではない。理想通り運べた中日新聞杯でも4着までだったように今回はこれまでより条件が厳しい。

岩田康騎手へと手が戻ることぐらいが好材料に思える今回は厳しいレースになると見る。

⑭ベステンダンク(△)

昨春のマイラーズカップではインディチャンプにこそ子ども扱いされたものの、秋に富士ステークスを勝つヴァンドギャルドに先着する2着に好走。

続く都大路ステークスでは不得手とする道悪に加えて58kgの斤量を背負って約2年ぶりの勝利。
秋の始動戦となったスワンステークスは約1年半ぶりとなる短距離戦ながら8着とはいえ0秒4差。
キャリア46戦を誇る8歳馬でも、まだまだ元気。

京都を中心に使われているように急坂が構える中山よりは直線平坦コースの方が合うはずで、昨春のマイラーズカップでは1分32秒7で走って2着に好走しているが、本来はそこそこな良馬場が良さそうで今の小倉はベストに近い条件。
1800mの距離に関しても前述の都大路ステークスから対応可能と見ており、出来れば55kg〜56kgのハンデが良かったが、ブービー15番人気なら大穴で期待。

⑮ボッケリーニ(▲)

デビュー戦の後、骨折が判明し初勝利は3歳7月にずれ込んだが、以降は3勝クラスでやや足踏みこそありながらも掲示板を外すことのない安定感のある走りを続けて約1年でオープン入り。

昇級初戦となった昨夏の小倉日経オープンは勝負処でやや反応が悪くなりながらも、最後の直線では大外から脚を伸ばして後にエリザベス女王杯で好走するサラキアの2着に好走。続くカシオペアステークスでは最速上がりをマークして半馬身差の2着とオープンレベルでも十分に戦っていける力を示し、初の重賞挑戦となった前走の中日新聞杯は初の2000mながらメンバー最速33秒5の上がりで快勝。

前走で高速馬場への適性と示したが、オープン入りを決めた江の島ステークスは不良馬場での快勝であり、荒れたインを突いた前述のカシオペアステークスから時計の掛かる馬場は歓迎のはず。
距離も走り慣れた1800mに短縮されて重賞連勝へ絶好の舞台ではあるが、2kg増えた57kgのハンデにこの外枠なら勝ち切れない可能性は低くないように思う。

⑯ディアンドル(⋯)

2歳時からスプリント路線を歩み、3歳になってからもマーガレットステークス→葵ステークスまで5連勝。

古馬との初対戦となった同年の北九州記念でも出遅れながら0秒2差の2着に好走し、スプリント界の新女王候補にまでなったが、GⅠスプリンターズステークスでは追走に手一杯で13着に大敗。
テンの3Fは直前の北九州記念とそう変わらない速さだっただけに、京都で記録した1分8秒0の持ち時計では苦しかったのかも知れない。

この大敗によって自信を失ったか、年明けのシルクロードステークスから二桁着順が続く不振に陥ったが、距離を1600mに延ばした昨秋のポートアイランドステークスではこれまでの脚をタメる作戦から一転してハナを切ると、牡馬なら59kgに相当する57kgを背負って10着ながら0秒7差に粘った。

さらに距離を2F延ばした続くアンドロメダステークスでも果敢にハナを奪うと、アドマイヤビルゴら中距離路線のオープンクラス常連馬を相手に0秒6差。
前走の愛知杯こそ同型2頭のプレッシャーもあって、1秒3差離されての入着となったが、中距離で逃げる競馬に活路を見出した様子。

大外枠を引いた今回は内のトーラスジェミニより前に行く必要があり、ハナを譲ってくれるかも不透明。
仮にマイペースの逃げが叶ったとしても、牡馬も相手になる今回は前走以上となると厳しいように思う。

【結論】
複勝 ⑤ヴァンランディ

勝ち切るまでは難しそうでも大穴なら3着で十分。


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