OBSでの配信に口パクする簡易アバターを乗せる方法(の備忘録)
フォロワーのチームにお邪魔した時、可愛いアイコンを作っていただいた。それを使って自分の配信にもそのアイコンを載せたい。自分が喋ったら、何かが反応して口パクするようにしてほしい。と考えた。
WindowsだとPuppetシリーズを使うのが鉄板なのだが、Mac OSはサポートが終わっていて最新OSだと起動しない。
Discordと連動させ(て、自分以外の人のアイコンや立ち絵なども対応して光らせたり喋らせたりす)るものは手筈が出てくるが、自分一人で大丈夫。
という時に見つけたのがOBSのプラグイン「Move transition」
こちらの導入・使用方法をさらっとまとめておく。
イラストの準備
まずは口が空いているイラストと閉じているイラストを2枚別に用意する。
今回は用意してもらったアイコンを使用。アニメーションPNGで用意すれば少し複雑な挙動をしてくれる。
プラグインのインストール
Move transitionのページでダウンロードする。Mac OSであれば、インストーラーでインストールできるため特に難しい手順はない。
OBS上の準備
用意したイラストを同じサイズ、同じ場所に2枚重ねておく。「黙ってる時」「喋ってる時」などのわかりやすい名前をつけておくとよし。
喋ってる時に表示したいイラストを黙ってる時の上に設定しておくこと。自分の音声が入力される「音声入力キャプチャ」を「ソース」に追加する。マイク等。
追加した音声入力キャプチャを選択し「フィルタ」を選ぶ。
左下の「+」ボタンから「Audio Move」を選択し、追加。
以下のように設定する
Meter Type | Magnitude
Action | Source Visibility
Threshold Action | Enable Over and Disable Under「Scene」に口パクアバターを使用したい配信のシーンセット名を選択
「Source」に喋ってる時に表示させたい画像を選択。
実際に喋ってみながら「Threshold(閾値)」を調整。自分の声量に合わせて上手く声を入れている時だけ口が開くようにすると良。
(自分だと0.8ぐらい。0.5〜3.00ぐらいの範囲になるとおもう)Easingは何かの緩急がつけられるっぽいのだがわからなかったので適当にThresholdと同じ数値を入れた。
以上で終わり。実際の動画がこれ
見かけたチュートリアル動画(以下に掲載。英語)では「黙ってる時の絵」を喋ってる時は非表示にするために、もう一度Audio Moveを追加し「黙ってる時の絵」に「Enable Under and Disable Over」を追加する方法が紹介されていたのだけど、自分の環境でやると絵がチカチカしてつかえなかった。二つのイラストのシルエットが大きく変わる人などはそちらも試してみてほしい。