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才能って何?あなたならどう答えますか?

才能プロファイラーのひろたです。

いきなりですが、この質問、あなたならどう答えますか?

才能心理学を学ぶ前の私は「一部の人だけが持っている特別な能力」と答えました。
更に言うなら、数値化しやすく、他人と比較できるテクニカルスキルだと思っていました。イチロー選手や藤井聡太棋士のような…
そして、それが自分にはないと苦しんでいました。

さて、皆さんは、どう答えたえましたか?
実際に、何人かにこの質問をしてみましたが答えはバラバラでした。

才能って結構使う言葉ですが、実は人によって定義がバラバラなんです。


今回の結論、才能を定義または再定義してみましょう

才能心理学では、才能を
『心を突き動かす感情・欲求行動に移した結果、開花した能力
と定義しています。(今後、才能という単語はこの定義で使います。)

重要なポイントは、才能の源泉は感情だということです。
感情がない人はいません。
だから誰にでも才能はあるし、才能開花もできると言えます。

よりイメージしていただくために私のお話します。

私は小学校の時に家族旅行で北海道に連れて行ってもらいました。
その時に立ち寄った北海道大学のキャンパスに心惹かれ、絶対にココに来たい(欲求)と思いました。

その気持ちはずっと変わることはありませんでしたが、残念ならが学力が伴わずに不合格。
受験前から先生たちに「浪人しても無理だ」と猛反対されていました。
それでも可能性が0ではないならと諦めずに浪人することを選び(行動)ました。

猛反対された不安とラストチャンスだというプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、自分が合格するため、基礎を地道に積み重ね(行動)、無事に合格することができました。

今回ご紹介したのは1例ですが、過去を振り返ってみると私はこういう行動パターンが多いことに気がつきました。無意識ですが。

つまり、才能心理学の才能の定義ではこの行動パターンを繰り返した結果、身についた能力が私の才能になります。

いかがでしょう?少しはイメージして頂けたでしょうか?
これなら自分にもあるかも!と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

才能心理学の才能の定義は、当初の私の定義とは全く違います。
才能とは、誰もが持っているモノで、必ずしもテクニカルスキルではないということ。

皆さんも私のエピソードで開花した才能は、テクニカルスキルではないだろうと何となく思われたのではないかと思います。

もし、私が当初の才能の定義のまま才能を探していたならば、恐らく今も才能を見つけることができずに悩み続けていたことと思います。
なぜなら私が持つ才能はテクニカルスキルではないからです。

もし、自分の才能が分からず悩まれている方がいらっしゃったなら、
当初の私と同じ定義をされている方がいらっしゃったなら、
年末の振り返りと合わせて自分の才能の定義を見直してみてはいかがでしょうか?

もしかしたら、あなたの悩みや苦しみの原因はあなた自身の才能の定義にあるかもしれません。

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