【ゲーム感想】目指すは国一番の古物商「キュリオディーラー」

お久しぶりです。とぜです。

★本題の前に

前回の記事を書いた書いた後エロゲ熱が再熱してしまいDMM GAMES.R18という毎月2980円で3000タイトル以上のゲームが遊び放題のプランに加入してしまいました。

平日にアニメや映画を消化するのは難しくなりますが、再熱してしまったのは仕方ないので、冷めるまでは1週間1本クリアして感想をまとめていこうかなと考えています。

と、言うわけで今回はAXLから2018年6月29日に発売されたゲーム、「キュリオディーラー」についての感想をまとめていきます。


★ざっくりとしたあらすじ

世界観はよくある中世ファンタジーで、舞台は巨大な「塔」と呼ばれるダンジョンがある小国「ラージャスタン」で主人公「ローワン・シタール」が町一番の古物商を目指す。といったものです。

塔には危険なモンスターが跳梁跋扈しており、冒険者たちはまだ見ぬ最上階を目指して日々塔に挑みます。

主人公のローワンも昔は最上階を目指す冒険者の「アッパード」だったのですが、幼いころ両親とその仲間たちと上層を目指していた所、強敵が現れて両親とはぐれてしまいそのまま10年以上もの時が経過してしまいました。

何度か両親を探しに塔へ上るものの両親の手がかりが見つからなかったローワンは両親の生存を半ばあきらめてしまっていたのでした。

そんなローワンは亡き祖父から引き継いだ古物商店で働いているのですが、塔に登らないためロクな仕入れが出来ず、お店は閑古鳥状態。そのため、お店は、義妹のミラビリス、幼馴染のカリン、親友のマグノリアを含む4人のたまり場になっているのでした。

ある日、有名な冒険者たちの集まるクランが上層で手に入れたお宝を地上へ持ってくるという話をマグノリアがローワンへと持ってきます。この機に仕入れを行うようミラビリスに急かされたローワンでしたが、間に合わずお宝を逃してしまいます。

帰り道、体に似合わない巨大な大剣を背負う美少女、リナリアと出会います。なんやかんや仲良くなり、彼女は10年近く前から家に帰ってこない冒険者の父親の手がかりを探しにラージャスタンへと来たことを知りました。

とはいえ、完全に冒険は初心者のリナリアは酒場で仲間を探すもなかなか仲間が出来ません。

そこで、主人公はリナリアを冒険に誘い、脱初心者と言われるラインである「アッパーヤード」まで一緒に塔へ登ることとなります。その話を聞いていた友人たちも加わり、5人でアッパー宿を目指すことになるのでした。

共通ルートではアッパーヤードの到着までを丁寧に描き、そのあとは立てたフラグに応じてストーリーが分岐します。

★リナリアルート感想

このお話ではトラウマを克服した主人公がリナリアと一緒に両親の手がかりを求めて、塔の最上階を目指すお話になります。

最終的には塔の最上階に到着して、ローワンの意図していない姿の両親に再開しますが、とても笑顔になれる明るい展開で非常に良かったです。

特に、塔の探索とバトル描写が多く、多くのプレイヤーが好きになりやすいルートだと思いました。

★カリンルート感想

カリンはラージャスタンのお姫様なのですが、国と言っても20年ほど前になったばかりの小国のため、最近まで彼女自身も自分がお姫様である自覚がありませんでした。

このルートではそんなお姫様にありがちな物語で、他国の王子とのお見合いをめちゃくちゃにしたがために、王子の国と戦争になってしまうお話です。

正直ツンデレヒロインである彼女は個人的な好みから外れていたため、彼女自身の良さはあまり良くわかりませんでしたが、他国との戦争の際、主人公の先輩冒険者である「アスペン」がめちゃくちゃかっこよく戦っていた戦闘シーンが印象的でした。

★ミラビリスルート感想

村八分にあう主人公が村八分状態から抜け出そうとした結果他国の陰謀を暴く物語です。正直上記2人のルートと比べると冒険>=戦争>>>>>村八分で話の規模が小さく感じてしまいました。ですが、古物商を目指す物語としては、一番このルートがしっくりくるかなとも思えます。

★実質バッドエンド感想

共通ルートで魔が差した主人公は酒場の看板娘であるネメシアと邪教の祭司バーベナと3人でHしてしまいます。誰にもフラグを立てなかった結果、2人が妊娠してしまい、責任を取らざるを得ない形になり物語が幕を閉じます。

正直、立ち絵のある女の子の中ではネメシアが一番好みだったので、彼女専用のルートが無いことは誠に悲しく思いますが、ハッピーエンドとも取れなくはない終わり方なので、文句は言いません。

★全体的を通して

ダンジョンでの冒険ということもあって、RPGの攻略を彷彿とさせるのですが、序盤は強くなるまでの過程を丁寧に描写している代わりにテンポが悪く感じてしまいます。

個別ルートに入ってからは話を面白く描くための土台作りが丁寧にされていたことがわかるのですが、もしこれが実際RPGだったらもっとテンポよく進んでるんだろうな。と思うことが少なからずありました。

可もなく不可もなくといった感じで、無難に面白い作品をやりたい人にはお勧めできます。



★終わりに

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