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僕が発信してきたことは”考え”じゃなくて”知識”だった!?(自分のアタマで考えよう:ちきりん著 より)

あっす!とよのりです。

今回は読書感想文を投稿しようと思います。
読んだ本は「自分のアタマで考えよう〜知識に騙されない思考の技術〜」(ちきりん著)です。

初版が出版されてもう10年が立とうとしている名著です。「もっと早く出会いたかった!」と思ってしまいました。
僕の記事では内容に関してだらだらと羅列するのではなく、せっかくなので、この本を読んで得た”知識”、そこから考えた”思考”を発信していこうと思います。

目次
◆本書から得た知識(知識と思考とはなんなのか)
◆本書から考えた今後の行動
◆まとめ こんな人に向いてるんじゃない

◆本書から得た知識(知識と思考とはなんなのか)

・僕が発信してきたことは”考え(思考)”ではなく”知識”であった
私たちは自分たちの”考え”のアウトプットする時に、自分でも知らず知らずのうちに”知識”をアウトプットするだけで終わっていることが多くあります。
僕の例をあげるであればこんな感じです。

ex1)友人との会話で、どんな業界が今後くるのか?といった話でIT業界と答えた。
→どういった数字を根拠に出した答えか、またどういった未来予想をした結果出した答えなのか、自分の中でも明確な答えはない。ただ、世間的にも一般化してきた”知識”を伝えただけである
ex2)FXでもなくアクティブファンドでもなくインデックスファンドを購入した。
→インデックスファンドが他に比べてどう優れているのか、なぜ今インデックスなのか数字的に算出したわけでもなく、ただ尊敬するYouTuberの多くの人がいっていたから。

と、まぁこんな感じです。実はよくよく考えてみると、自分でエビデンスをとって結果導き出した答えではなく、「世間一般」や「尊敬する人」がいっていた言葉を借りているだけで、自分で導き出した答えというわけではなかったりします。
でもそれをあたかも自分で考えたように発信していたし思っていたわけです。僕の場合、なぜそうなっていたかというと、そっちの方が楽だし、自分を有能っぽく見せれるからだと思います。

・知識に騙されないためには、”知識(情報)”を”思考の棚”に格納する
知識を思考と勘違いしないためにも、知識は個別保存するのではなく”知識(情報)”を”思考の棚”に格納するといった表現がされていました。難し表現なので僕なりにまとめると、


①知識と思考は別物であると認識する
②知識から考えられる仮設を立てる(思考の棚を作る)
③自分の中にある仮設(思考の棚)に知識をエビデンスとして整理する
といったステップを行うことだと思っています。
すなわち、”自分で実験して解を導き出す”ことが思考するということです。

◆本書から考えた今後の行動

・SNSを元に”自分の思考”の情報発信をする
本書から、自分のアタマで考えた情報発信とは、他人の発言や思考など知識を単体として発信するのでなく、そういった知識から自分の仮設を立てそれに対するエビデンスを揃えた発信であると学びました。
これからSNSを通した情報発信では、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、自分なりに噛み砕き、情報のエビデンスを揃えた発信をしていこうと思います。

・情報収集の際、他人の思考(本、動画など)は回答でなく仮設を立証するためのものであると捉えること
情報収集とは信頼できる人からの情報だけで十分であると感じていたが、今後は逆意見の情報収集や異なる観点からのアプローチなどの情報収集も行っていきます。

・立てる仮設は自由に!
ここは世間一般や尊敬する人の考えに流されずに自由な仮設を立てていこうと思う。ぶっ飛んだ仮設が、今の世の中を進歩させてきた。その事実は過去を見れば証明されているのだから!

◆まとめ

・とくにこんなひとに読んで欲しい
”ビジネス系YouTuberの動画やブログなど他人の情報発信発信ばかりみている人”
→僕がこれでした。インプットばかりに時間を使うことで知識は身につきますが、それは本書で言う”知識”でしかありません。あなたの知識習得をより意味のあるものにするためにも、一度この本を読んでみてください。

・本書の読み方
この本は”序章と終章”に主張が記載されており、中の章はその主張を具体的にどう実践すればいいか具体的な内容が記載されているといった形式で合ったと僕は捉えています。
そのため、まず、序章と終章を確認して本書タイトルである「自分のアタマで考える」とはどう言うことなのかを認識してから、中の章を読み進めていくのが良いかと思います。
”考える、思考する”力が弱い。身につけたいと思ったことがある人なら是非一度読んで間違いない本だと思います。

最後に、
あとがきにてきちりんさんが書かれていた、「学生時代に、数学の答えをみて解き方を覚えていた。解法を知るやり方で合ったが、世の中には解法がある問題なんてほとんどない。だからこそ解法を考える力が必要と考えた。」といった旨の内容を記載していました。
すごく共感しました。僕は子供の頃は数学が大好きで、もしなどでも常に学年3位といった成績を納めるほどでした。ですがテストで結果を出す上での効率性として高校生の途中あたりから解法を暗記するものになっていました。その頃からでしょか、数学の成績がずば抜けなくなった上、好きでも嫌いでもない教科になってしまったのは…

本書を読んで僕自身子供の頃に感じていた、「わからない」ことへワクワク感、絶対解いてやるんだといった挑戦心、何より自分が導き出した解法で解きったときの楽しさ! そんなものを思い出しました。

自分のアタマで考えることの楽しさを知っている僕だからこそ、改めて感じた今この時がチャンスだと思える機会になりました!

自分の考えをまとめるように書いたものなので読みづらかったらすみませんが、ここまでみていただいた方いらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。

何かあなたの人生がちょっとでも楽になるきっかけをお伝えできていたなら嬉しいなと思い、今回はここで終わります。

ありがとうございましたーーーー!

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