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10月から中古車価格の表示については、総支払額表示が義務化。悪質販売を是正することが目的

10月より中古車販売価格の表記の仕方が変更となる。
車両購入時に必要最低限な全費用である「支払総額」とその内訳を表示することが義務化。

今までは車両価格を掲示して販売することについても問題はなかったが、実際に購入しようものなら掲示されている車両価格に税金などの諸費用や整備代金が加わり販売されるため、表記されている価格で車は購入できなかった。これにより、諸費用をかなりの高額にして販売するなどの悪質な手法が発生していた可能性を踏まえ、価格表記のルールが変更になった。

新ルールでは「車両価格」と「諸費用」を合算した価格を表記が必須。
車両価格は店頭で車両を引き渡す場合の価格のことで、定期点検整備や保証が付いている場合も含む。
諸費用は自動車関係諸税、登録などに伴う費用を指す。

今回のこの改定は個人的にものすごくいいと思った。
私自身購入はしなかったものの、ネットに掲示されている価格より60万円以上高い見積を出されたことがある。

きっかけは23年5月にフロントガラスが割れたことで、来年車検も切れるタイミングであったため、車の買い替えを検討していた。そこで、ネットで調べて県内にある中古車販売店へ足を運んだ。

※以下数値は大まかにしてます
・ネットでの掲載価格
総支払額:250万円(内訳として車両本体価格:230万円、諸費用20万円)
・実際に店で掲示された見積価格
総支払額:310万円(内訳として車両本体価格:230万円、その他保証含む諸費用:80万円)

ネットで見た価格とずいぶん違うと思い店員に聞いてみると、ネット掲載の価格条件については、整備や保証はなしで同じ市内に住んでいる場合であって、取りに来てもらう場合でも市が異なれば金額が上がる。

あとは、車に保証なしでは乗らないと思うので保証金額を加算しています。
今お乗りのクルマも保証などに入っていますよね?と言われたため、入っていますと伝え、今いくら払っているのか質問されたので「HVバッテリー交換保証など含めても3,000円/月ほど」と回答した。
私たちの保証は年間で20万円、3年保証になりますのでその金額入っています。と言われた。

検討するので見積控えを持ち帰れないかと言ったらお渡しできませんと言われたので必要があれば連絡しますと終えました。


ネットに掲載されているこの車両見せてくださいと言ったら「あーこれもう売れてますね」と3台ほど言われ、ずさんな在庫管理しているなといい印象を持たなかったので、購入しませんでした(笑)

このような体験をした人もいるのではないでしょうか。そのため、今回の表示方法変更はとてもいい施策など思いました。

今は割れたフロントガラス修理して継続して今の車に乗っていますが、車検切れるタイミングで買い替え予定のため、どう変わったのかなど変化あれば記事にしたいと思います。

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