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幼稚園の頃からの頭痛が・・・ない。

症例の内容

はなちゃん(仮名) 中学1年生の女の子

幼稚園年長さんの頃から頭痛が始まり、年長の時のお泊まり会では頭が痛くて寝られなかった思い出があります。小学生になってからも時々頭痛になり、年に数回寝込むようになっていました。1番ヒドかった時期は小学4年生、ほぼ1年間毎日頭痛、3学期には全く登校できなくなりました。

「自分もいっぱい頑張ってるのに・・・・」

その時に初めて「学校というシステムがイヤだ!」とお母さんに打ち明けたそうです。学校とも話し合い、対応策を考えましたが、「イヤなら休んでみよう」と、お母さんが理解してくれたことで、学校を休んだら頭痛の頻度が減っていきました。友達関係には問題がなかったので、学校に行かなくても夕方や休日に友達と遊んでいました。


小6のコロナの分散登校から学校に行き始めましたが、週に1、2回は頭痛、月に1、2回は寝込んでいました。中学は地元の公立ではなく、自分で決めた学校に通うようになり、頭痛の頻度は減りましたが、月1、2回は痛みます。という状態で「日だまりショット」を受けにきました。

日だまりショットを受けて・・・


初回の検査では、頸椎2番が右にズレていることがわかりました。後頭部のつまりもあり、猫背でした。背中がパンパンに張っていて板のようでした。いつも緊張しているみたいで、ちょっと触ると「くすぐったい」と言っていました。初回で目がパッチリ開き、顔色がパァッと明るくなりました。

3回目の治療の時に、友達とのトラブルを教えてくれました。学校に行くと頭痛になっていました。元気もなくして保健室で寝てやり過ごしていました。

治療をしていると、はなちゃんは、自分のことより人のことを考えることができる優しい子だと感じました。なかなか心がスッキリせず落ち着かないままでしたが、8回目、「頭痛が減ってる!」と報告してくれました。笑顔いっぱいで、スッキリした顔でした。友達とのイザコザも解決したようです。

その後からは、「痛くない!痛くても、すぐ治ったよ!」と言ってくれます。繊細な心があるので、敏感に反応してしまうのでしょう。そのことが自分でもわかってきたようで、「イヤだなぁと思うことがあると頭痛が起こる」とはなちゃん本人が言っています。学校での頭痛の回数が減って、過ごしやすくなりました。メンテナンス治療にも通って行きたいと言っているので、これからも一緒に成長を見届けて行きたいと思います。

はなちゃんのお母さんも頭痛があり、二人で一緒に通っています。お母さんの理解が不可欠だと感じた症例です。優しく繊細な子が、頭痛になりやすいです。苦しまず、笑顔で過ごしていける世の中であることを願います。日だまりショットにはその力があると確信しています。

横山めぐみ先生談 めぐみ頭痛整体院(岐阜県 各務原市)