見出し画像

治療30回 あきらめなければ必ず治る!!ゆいちゃん、12歳の頭痛からのメッセージ

症例の内容


ゆいちゃん 中学1年生の女の子


2022年6月 突然起こり出した激しい頭痛!吐き気!一歩踏み出すとズキン、、また一歩がズキン、、、。 けど、学校に行かなきゃいけない。

階段の1段ごとに痛みが響き、廊下を歩く一歩でさえもズキンとつらいのに頭痛は周りの人には見えない。わかってもらえない辛さとの闘いがありました。 ゆいちゃんはこめかみとおでこに、ガンガンガンと、くい打ちされるようなハンマーで打たれるような痛みを抱えながら頑張って学校へ無理をしながら行っていました。

教室のお友達の声も響いてつらかったそうです。 どうして突然こんなにひどい頭痛が起こり出したのでしょうか?ゆいちゃん自身「何で頭痛が続くのかわからなくて不安だった」と 言っていました。頭痛の病院へ行って、あらゆる検査を受け、異常なしの結果でした。 病院の先生には、「よく耐えてきたね」と言われ、ゆいちゃんの気持ちが少し楽になったけど、 一向に痛みが消えませんでした。

日だまりショットを受けて・・・

そんな頭痛と戦う毎日の中で、お母さんが、前著『頭痛がない』を本屋さんで見つけて購入されました。「これなら治るかも!」と一縷の望みをかけて「日だまりショット」を受けることになりました。

初回の検査で、ゆいちゃんの頚椎2番は、右にずれていることがわかりました。後頭部に橋がかかったかのように頭から首にかけて筋が浮いている感じでした。 後頭部と頭のスキマが狭かったです。頭部にいく血流が悪くなっていることが原因だとすぐにわかりました。

そして、 首は鉄棒のようにガチガチに固まっていました。背中は粘度が固まったように硬い板のようでした。 自律神経が乱れているのでしょう!?呼吸も浅かったです。 首も背中もどこにも痛みは感じないけど、頭痛だけがひどい痛みでした。

治療を進めていくが、なかなか頭痛が減っていかなかったです。治療5回目にして頭痛のない日が出てきました。このまま、落ち着いて治っていくと思ったが、根本原因が治っていないため、一時的に頭痛が抜けるけど、この後ひどい痛みが出てしまっていました。 10回目の時点では、頭痛がまだまだ毎日続く。治療をどうしていくか?ゆいちゃんとお母さんと相談しました。「5回目の時に頭痛がなかったからここにかけてみる」と、おっしゃって、もう10回頑張ることになりました。

「日だまりショット」を10回以上しても、どうして、頸椎2番の硬さが一向に取れないのか?苦戦していました。だんだん治療をしていく中で、ゆいちゃんが心を開くようになって、だんだん話をしてくれるようになりました。「お友達関係は? どうか?」聞いてみました。 その中で、友人関係に大きなストレスがあることがわかりました。 そして、ターゲットを決めた影でのいじめがわかったのです。

お母さんとも電話で何度か連絡を取り、詳しく聞かせていただきました。学校の先生が意地悪をしてくる子と話をしましたが、結局、上手にいじわるする子は先生の前では本当を言わないためなんの解決もしていないと、ゆいちゃんは言っていました。

教室へ入ると痛くなるため、他の教室でタブレットを使ってのオンライン授業を受けるようにしました。 教室に入ると体に反応してしまうのです。無意識に自分自身を守っている反応です。心と体は繋がっています。

治療を重ねるたびに女子トークに花が咲き、「可愛いネイル、指輪、オシャレしたりが好きだっんだ!」と気づいていきました。「それでいいんだよ!」「好きなことが仕事になることだってある!」「好きなことがあるってすごくいい!!」「みんな一緒じゃなくてもいい!」「そのままで大丈夫!!」って応援し続けました。

そして、だんだん頭痛の度合いが減っていきました。10段階中6の痛み残まできていました。一進一退が続く中で、ゆいちゃんとの信頼関係は深まっていきました。そしてついに30回目で頭痛がほとんど出なくなったのです。 よく信じて通ってくれました。部活の試合に出ることができたのです。

大平由紀子先生談 滋賀ゆめ整体院(滋賀県 東近江市)