結局マヂカルラブリーが好きな話(KOC2018以降編)

名前が呼ばれたのは2番目であった。まあ準決勝を見て、その後の寄席などでの様子を見る限り殆ど決勝行きを確信していたわけだが、あの時はやはり嬉しかった。「キターーー!!!」と家で叫び母親にうるさいと叱られたのを覚えている。

ネタは私が準決勝で見た「傘泥棒」生で観たときも好きだなあと思ったが、決勝の舞台でも映えて、後半には新しい展開も追加されていて更に良いものになっていたと思う。結果は7位、ファイナルステージには進むことが出来なかったがM-1の時には殆ど見ることが出来なかった「面白い」という感想をたくさん見かけることが出来た。(個人的にマヂカルのネタは漫才派の私は若干複雑ではあったがそれでも嬉しい)あの時のイメージを変え、また漫才もコントもいけるんだということも世間に示した。

本人はよく「KOCは決勝に行っても人生変わらない」ということが多いがこれまでより多くのファンを増やしたのはKOCでも決勝に行けたのが大きいと私は考えている。

そしてこの年のM-1、3回戦も準々決勝もネタを見て去年よりもいいネタだと感じた。KOCも決勝に行き完全に乗りに乗っていると思っていたが準決勝で敗退。正直めちゃくちゃ悔しかった。2018年の決勝メンバーは2017年の時とメンツがあまり変わらなかったというのもあったが、ここに入れなかったのが悲しかった。

そして敗者復活戦、ネタは私が大好きな「高級フレンチ」。最高だった、会場のウケなら私の感覚では上位グループに入っていたはずだ。決勝の中継での「えみちゃん待っててねー!」は再び爪痕を残していたと思う。

結果は9位。シンプルに低くない?という感想が浮かんだが、それよりも中継の平場でまたウケたことがとても幸せであった。

そして2018年の末、野田さんの単独ライブが開催され、トリプルファイナリスト達成に向けて本格的に動き出したのであった。

続く・・・。

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