最後の3つに続く文は「困ったら服を脱げ!」なのかもしれない

皆様お疲れ様です。季節の変わり目が近づき、寒い日と暑い日が交互に訪れておりますがいかがお過ごしでしょうか。

さて2021年2月18日、私の夢が一つまた叶いました。1月22日の夜中、出演者全員が匂わせツイートをしたあの日からずっと楽しみにしていた「アメトーークの大宮セブン」


彼らのことを知ったのは2016年のこと。その時からいつか、いつかアメトーークで大宮セブンが集合する時が来てほしいと思っていました。

2017年辺りから賞レースのファイナリストになる大宮のメンバーが増え始め、2018年のマヂラブとGAGのKOC決勝、2019年はすゑひろがりずのM-1決勝進出など、各々の活躍が増えついに2020年は野田さんがR-1、マヂカルラブリーがM-1で優勝を果たしました。

そして実現したアメトーークの大宮セブン芸人。

この1時間は本当に楽しくて馬鹿みたいに笑って、あっという間で夢みたいでした。笑いすぎて酸欠になりました。

一緒に見ていた母から後で聞いたのですが、放送中私は何回も誰かが話している時に「うんうん」ってめちゃくちゃ笑顔で頷きながら聞いていたらしいです。そもそも私は今回のアメトーークで話していた内容の何個かは聞いたことあるものや知っていることが多かったのです。カレー屋やお祭りの営業、ミキの衣装を着せられたすゑひろがりずなどなど、前々から知っていてその時死ぬほど笑ったエピソードばかりでした。だからその私が面白いなって思ったことが全国ネットの大きな番組で披露されるということが嬉しくて、その話を誰がするのかが凄く楽しくてしょうがなかったんです。


そして野田さんの脱退ドッキリ。正直これを予告で見た時は雰囲気的に脱退受け入れそうだな~それで「ちょっと!!」でオチでもまあ面白いか何て思っていました。それなのに、野田さんの「抜けるわけない」でメンバーが拍手しているシーンで頭の中でホイットニーヒューストンが流れている自分がそこにはいました。


本心では抜けたら寂しくてしょうがなかったはずなのに、いつの間にか予防線を張って脱退を選択をしても傷つかないようにしていた自分がいました。

思えばM-1の時も「マヂカルラブリーは正統派じゃないから優勝は無理でしょ」なんて決めつけて、でも本当は優勝してほしくて仕方がなくて。いざ本当に優勝したら「何で一ヲタクの癖に優勝を信じれなかったんだよ」と自分を責めていました。こいつ本当に成長しませんね。

とまあ最後は感動?で締めた今回のアメトーークでしたが、ある意味左遷のような扱いを受けた6組(7組)が芸人誰しもが憧れる番組で特集されて、人生どうなるか分からないなって改めて思わされました。


勿論個々のトークも面白くてみんなが各々持っているものを存分に発揮されている気がして本当に嬉しかったです。


観ながらこの5年間のことを思い出していました。

初めて大宮セブンを知った時全組私が面白いと思う芸人ばかりで何で都心から外れたところに行っているのだと不思議に思ったこと、2017年のKOCとM-1でGAGとマヂラブが決勝に行って嬉しかったけれど2組とも最下位で悔しかったこと、えんにちの解散発表で一日中寝込んだこと、2018年のKOC、2019年のM-1でファイナリストの名前がどんどん呼ばれて今年も大宮からは残れなかったかと思ったら最後の最後にすゑひろがりずが呼ばれて泣くほど嬉しかったこと。そして2020年のR-1とM-1。

こう書くと、2019年の時点でM-1ファイナリスト2組KOCファイナリスト2組輩出しているのだから、もしかして特集されるの遅いくらいな気がしますね。


個人個人の感想としてはみんな面白かったですが、タモンズの安倍さんと囲碁将棋の根建さんが本当に光っていたなと思いました。

特に囲碁将棋は放送でも言っていた通り一昨年のM-1ラストイヤーで敗者復活戦最下位という結果に終わってしまいましたが、どう考えてもあそこの平場で優勝していたのは囲碁将棋だと思います。一回目の得点集計で低い点になってしまい陣内さんに振られた時の「相方の顔がキムタクになっちゃいました!」は本当に最高でした。その後陣内さんが得点発表の度に囲碁将棋にコメントを振ったということはもうそういうことだと私は思っています。

なのに、それでも全くと言っていいほど露出が増えなかったのが本当に悔しくてああ結局見てくれている人なんて少ないんだって私は落胆していました。でも今回本当に平場の無双状態が発揮されていて私は感動しました。これで囲碁将棋、というか7組全員が売れなかったらもうこの世界は嘘だと思います。



今回のアメトーークの副題が「不遇の劇場ユニット」と言うものでした。そういえば私の乃木坂の推しメンもよく不遇と呼ばれることがあります。もしかしたら私は良いとは言えない環境や状況下に置かれても諦めずに上っていく反骨精神のある人に惹かれるのかもしれないですね。自分自身アイドルとかの推しメンは絵が下手だったり背が高かったり自分と似たような人を好きになる傾向があるので、自分にも反骨心が人よりもあると信じて壁に当たっても諦めずに生きて行こう、そう思えた放送でした。

今回大宮セブン特集をやろうと企画してくださった関係者の皆様、そして最大のきっかけになったマヂカルラブリー、本当に本当にありがとうございました。一緒に見ていた私の両親は「ここ最近の放送で一番面白かった」と言っていました。

そしてこれからもよろしくお願いします。



最後にアメトーークの前日、水曜日のダウンタウンで芸人のしんどいキャッチコピーの話題が出ていました。そこで私は放送後ふと考えました。

努力、感謝、笑顔の乃木坂。謙虚、優しさ、絆の欅坂。なら反骨、復讐、戦争の大宮ですね。(物騒)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?