M-1で私が好きなネタ(旧M-1編)

さて約束通り今日はM-1の中での好きな漫才を紹介したい。とりあえず今回は旧大会の中から選ぶが、M-1を見始めたのが2006年からであり申し訳ないが2005年より前の漫才は省きます、すみません。


1、2006年大会より、チュートリアル「チリンチリン」

当時小1。初めてリアルタイムで見たM-1グランプリ。両親の影響でお笑いはよく見る子であったが、漫才ということをこれで初めて認識したかもしれない。今見るとこれ当時分からなかったネタが多くて(山崎まさよし、行きずりの女等々)何で小1の時これで笑っていたのだろうと思うけれどそんな事関係なしにこの芸人さんたちはめちゃくちゃ面白いものなんだと思っていたのだろう。お父さんもお母さんも笑っていて、それに釣られるかのように自分も床をのたうち回りながら笑った記憶がある。特にラストの「チリンチリン!チリンチリン!チリンチリン!」のところはその勢いに大爆笑しながら、幼いなりにこれはもしかしたら自分はとんでもなく素晴らしい漫才を見ていてこれは一生ものの経験でこれがきっかけで色々私の人生が変わるのかもしれないとか考えていたとかいなかったとか。とにもかくにもチュートリアルの「チリンチリン」は自分がお笑いが好きになるきっかけになった漫才なことには間違いない。


2、2008年大会より、オードリー「演説」

オードリーは2本目これじゃなければ、とかいう声もあったが、実は私はとても大好きな漫才だ。というのも当時爆笑レッドカーペットが大好きだった私はそれでオードリーを知っていて、オードリーといえばズレ漫才と思っていたが2本目はその形をやらなかった、そのことに私は衝撃を受けた。というかこの形の漫才も出来るんだ!と。もちろんいつものやつやってほしかったと思う人もいると思うが、そもそも漫才コントをするオードリーということ自体が私にとっては面白かったのだ。肝心の漫才も私は好きだったし春日さんのボケ量の多さが凄いなと、あの頻度でボケる春日さん他の漫才で見たことない気がする。というかあの漫才自体二人のセリフ量が多い気がするのは私だけだろうか。新しい二人の漫才を見ることが出来て嬉しいなと思ったそんなネタだ。


3、2010年大会より、スリムクラブ「葬式」

2010年強烈なインパクトを与えたスリムクラブ。1本目の「勘違い」の漫才で既に彼らのスタイルが分かった段階の2本目。キャラクターを知っているからこその真栄田さんの「町で・・・」の時点で笑いが起こっていたのはもうシンプルにここの間とお客さんの察しの良さが見事、そこからのザワザワ感、そして内間さんの絶妙な間。重なるパワーワード。「説明会みたいなのあったんですか」「比較的良い専門学校」そして「民主党」の大爆発。M-1史上1番"間"が面白かった漫才なのではないかと。あそこまで間を取るの、凄く勇気がいると思うしとにかくすごいし面白いなと。旧M-1ラストの回にこの漫才に出会うことが出来たのは本当に嬉しいです。


とりあえず今回はここまでです。次回は再会後からの漫才を書きますが、記憶がまだ新しいのでもっと色々書くと思うし長くなる気がします。お願いします。

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