また特定の芸人について話すシリーズ1

赤坂BLITZの閉館が今日ニュースになり、開幕してからずっとKOC準決勝で使われていたためお笑いファンは準決勝の思い出に浸っていた人は多いであろう。私もその一人であり、一昨年と去年準決勝を見に行っていたため思い入れがあった会場でとても寂しい。赤坂を通るたびに準決勝のことを思い出していた。まあ私とBLITZの思い出についてはまた別で書こうと思う。


さて、4月24日にきゃりーぱみゅぱみゅの新曲とそのMVが解禁になった。タイトルは「かまいたち」24日以前に曲名だけ解禁されていたため、かまいたちファン界隈では若干ザワザワしていた。もしかしたら出るんじゃないか、何か凄い仕事した的なこと本人言ってたし!と。その予感は的中し解禁されたMVにかまいたち本人が出演していた。特殊メイクで誰と言われなければ分からないが、それでも彼らが出演していたし、きゃりーちゃんと踊っていたのだ。

かまいたちのことを初めて知ったのが小学生の時。レッドカーペット全盛期の時で、銅鑼を持つ中国風のボケの人とやけに背の高いツッコミの人というイメージであった。まだ改名前、漢字で「鎌鼬」。頭が良くない私はそれを読むことが出来ず「きんけもの」とか言っていた。当時はキャラは強かったものの、レッドカーペットにはもっと強いキャラの芸人たちが出ていたため名前は知ってるよ~くらいの感じ。クラスでお笑いの話題はしょっちゅう上がっていたが鎌鼬の真似をする人なんていなかった。

時は流れ高1。M-1が復活して敗者復活戦を見ていたら、「かまいたち」という芸人が出ていた。かまいたち・・・?なんか聞いたことあるな。スマホで調べていたら銅鑼を持った芸人が出てきた。「ああ!そうだ!かまいたち!・・・漢字じゃなかったっけ?」ここで彼らが改名していたことを知る、どれだけお笑いから離れていたんだよ。で、銅鑼を持っていなかったり色々驚いたのだが、その時の漫才が面白いなと思いそこから急にかまいたちに注目するようになった。

そして2016年8月、歌ネタ王の決勝に進んだことを知ったのだがここで覚えているのが決勝進出者インタビューで「決勝行くの初めてで~」と言っていたことだ。ここからKOCもM-1も結果めちゃくちゃ残すのよ泣 (その時の公式の動画です)

https://youtu.be/0DHit0ny3GY

さて関東圏住まいの私は決勝を見ることが出来なかったのだがツイッターを見ていたら今どんな状況かが分かるわけで、見事、かまいたちは歌ネタ王で優勝した。正直放送を観れなかったので何とも言えないがやはり優勝は嬉しいし、これきっかけでもっと有名になってほしいななんて思っていた。

数日後のKOC準決勝。私は学校で、しかもその日は部活動があり夜になるまで結果を知らなく1日中そわそわしていた。おそるおそる結果を開く。かまいたちの名前を見つける。(というよりも個人的にこの人たち行ってほしいなと思う方が結構いた)電車の中で歓喜。

この時の紹介Vで「全国の賞レースにコンプレックスがあった」と言っていた。だからあなた達ここからね・・・(以下略)

ネタは1本目「監禁」会場にも審査員にもハマっているのが分かりテレビの前でワクワクが止まりませんでした、暫定1位。そして最終決戦進出。TLではかまいたちの私よりも全然昔からのファンの方がめちゃくちゃ情緒不安定になっていた。2本目は私が大好きなコント「ホームルーム」1本目同様こちらも手ごたえはあった、と思う。結果は3位。コント2本ともでき、しっかりウケ、世間にもかまいたちという面白いコント師がいるということを伝えることはできたとは思うがやはりファンとして悔しさは少しあった。(ちなみにこの時はライスが凄く圧巻だったので全く結果に文句ないです)

で、このKOCを機にますますかまいたちのことが好きになり、M-1の時期に。この年は準決勝敗退。迎えた敗者復活戦。ネタは「UFJ」今や彼らの代表作ともいえるこの漫才ですが、おおまかなことは一緒でも実はほぼ別物。このバージョンも好きだなあ。多分世間に出したのがこの時が最初。面白い。予選の「タトゥー」も好きだったが、まだ勝負ネタがあったのか!

敗者復活戦の結果発表、最後5組に残った時はそりゃもう興奮しました。え、これもしかしてある!?なんかめちゃくちゃ評判も良かったし、これワンチャンあるよ!で、その興奮は1分も持たないうちに打ち砕かれました。でもKOC決勝に行っているとはいえ当時まだ全国区とは言い難かった彼等だったがそれで視聴者投票5位は大健闘。悔しいけれどいずれ決勝には行くだろうし。という気持ちでかまいたちファンとしてのM-1グランプリ2016は幕を閉じた。

そして2017年。

続く・・・

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