M-1で好きな漫才(敗者復活戦編2)

今回は2018年から2019年までの敗者復活戦で特に好きだった漫才を紹介します。とりあえず今回でラスト。



1、2018年敗者復活戦より、プラス・マイナス「特技」

上手いし面白いし爆発力あるし安定感あるし・・・。敗者復活戦という大事な舞台なのにいつものプラマイさんで。会場ウケてたの凄く嬉しかったなあ。よよよよよよのところ何回見ても笑いますよね。プラマイ、この年の準決勝進出者の中のラストイヤー組の中で唯一決勝行けなかったんですよね。1回決勝で観たかったなあ。みんな言うけれど、プラマイは本当に寄席でバチボコウケていて、会場が揺れるようにウケるんです。知名度や人気とか関係なしに、彼らのことを知らない観客たちの前でも凄く面白いしウケるんです。それを何回も見ていてそのたびにかっこいいなあと思っています。ライブが出来るようになった時一番最初に見に行きたい漫才師かもしれません。


2、2018年敗者復活戦より、たくろう「美容室」

たくろうを知ったのが確かこの年で、予選の評判が凄く良くて気になって3回戦や準々決勝の動画を見てあー面白いなと思っていたのですが、この「美容室」ネタで一気に好きになりました。「ソフトバンクユーザーの赤木です」の時点でもう心掴まれました。きむらさんのボケを肯定も否定もせず無視気味なところも好き。最後のタイムオーバーも私的には良い方向に転んだ気がします、印象はバッチリ。5番手と言う良いとは言えない出順で知名度もほぼない状態でこの5位。これめちゃくちゃ凄いなって。まだ関西でも有名とは言い切れない状態でこの順位だからもっと知名度があれば、もししかしたかもしれないのかなとも。


3、2018年敗者復活戦より、マヂカルラブリー「高級フレンチ」

もうここは外したくないくらい大好きな漫才。1分にも渡る前振りから一ボケ目の爆発力。何回見ても面白いし爽快。野田さんの魔法陣に血を垂らすところとか、マイムが全体的に上手いし、村上さんの「違うよ!違うよ!」というツッコミも好き、一通り終わるまで止めないところとか。ドリームマッチのくっきーさんといい私ガラス割るのがツボなのかな?(笑)デモン!から終わり~までの間も絶妙。この年の単独で一番好きだった漫才をまた見れて嬉しかったです。


4、2019年敗者復活戦より、天竺鼠「医者」

天竺のラストイヤーを応援していた話は別に書いていましたが、改めて簡単に書かせてください。準決勝でも見ていましたが、掴みからめちゃくちゃで、中身もめちゃくちゃで、でもそれが面白くて。終わり方もクレイジーすぎるでしょ。「本当の助かり目ん玉」「自由自在に乳首を入れ替える」「中継ぎ投手だけ重力が無くなったら」文字にしても意味が分からない用語。そして最後のM-1でいつもの「モッフンキからのモッフンニョ」が見れた時は感動。瀬下さんの困惑具合も最高。オチもあたおか、「どんな終わり方やねん」本当にそれ。M-1ラスト漫才でこの終わらせ方よ。あーもう本当に面白いですよね(語彙力)


5、2019年敗者復活戦より、錦鯉「まさのり数え歌」

3回戦でこれが解禁になった時からずっと頭にこびりついています。ラストイヤーは56歳のまさのりさんが歌って踊るだけでもう面白い。ご陽気なおじさんというだけで面白い。誰かに謝って追いかけられて殴られるという不穏な感じがあってもなぜか笑えるんです。何なんでしょうね、まさのりさんって。存在が面白いのでしょう。メロディーも歌詞も馬鹿丸出しで覚えやすいし頭に残るわけで。あれ見ただけで本当にまさのりさんの全てが分かる気がします。去年見た漫才の中で特に好きかもしれません。



というわけで、敗者復活戦編も終了です!個人的には、チーモンの「白雪姫」、マヂカルの「天然お馬鹿さん」、天竺の「医者」、ニューヨークの「フラれる練習」、侍スライスの「裁判」、ニッ社の「女の子を紹介」、セルスパの「面接」とか色々もっと書きたかったですね。個人的には2018年の敗者復活戦は好きな漫才たくさんあります。

M-1の好きな漫才を紹介するのはとりあえずここで終わりです。長々とありがとうございました。

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