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(7)どのようなデザインのおまる・補助便座が良いの?

①デザインはシンプルな物を選びましょう
おまるや補助便座の選び方ですが、おまる全体が 乗り物のような電車や車の形をしている物・アヒルの形とか 動物の形 持ち手が車のハンドルの形をしていたり音や音楽や声が出る物は 遊具(おもちゃ)になってしまうので おしっこをしないで ついつい遊んでしまいます。『遊ぶ乗り物』と思わせては、良くないのです! あくまでも おまる(トイレ)はおまる(トイレ)として扱い お子さんに繰り返し教えてゆきましょう。
②おまるも補助便座も 持ち手はシンプルでしっかりした物
安定感のある物を選びましょう
【理由は】
うんこをする時 腹圧をかけて前かがみになって いきんで便を出すので
持ち手が大きく安定感があるほうが いきみやすいのです。
サイドに 持ち手がある便器もありますが
お子さんが いきみやすい 上手に腹圧をかけることができれば
サイドに手持ちがあっても OKです
持ち手が小さいかったり 安定感が悪いと 腹圧をかけていきんだ瞬間
便座と一緒に便器から体ごと 前方に落ちてしまう事があります

私たち 大人のように 『いきむ』とか『腹圧』をかけるテクニックを知っていればできるのでしょうが・・・初めてお産をするときに いきむ足台も 手持ちもない状態で『はい!産んで!いきんで!』と言われているのと同じ感覚(状態)だと思うので 安定感のある便座 
持ち手があるものを用意して
いきみかたも 腹圧をかける方法も 最初はエスコートしてあげましょう・・。
(失敗例)

補助便座が トイレの便座にいい加減に設置されていたり
お子さんが しっかりちゃんと座れていない状態で
お子さんが便座に座った瞬間 
便座や便器の安定感が悪くて ぐらぐらしたり
お子さんが一度落ちて怖い思いを 体験させると
怖さが記憶されて 二度と便器には 乗ろうとはしません! 
『落ちて怖かった』『座ったときグラグラして怖かった』と言う
トラウマを取り払うのに 時間がかかります。
トイレでのレッスンは慌ただしく行うことなく、余裕をもって
お子さんの様子を見守りながら 行ってあげましょう・・・。

③補助便座を使用して トイトレをするときは 必ず足台が必要です
うんこを出す時 いきむので 腹圧をかけるので 
足がブラブラしてると いきむ事ができないのです。

おまるは 足が床につく事ができますが
補助便座を使用して 大人用のトイレで おしっこやうんこを
させる時は踏み台が必要です 足が ブラブラでは 
力の入れようがありません

ふみ台の高さは お子さんの足に 合わせる必要があります
足裏が 台の上に しっかりのっている必要が あります。

『足台が あればいいだろう・・』と適当な足台の高さでは駄目です!
お子さんに合った足台を用意しましょう。工夫してあげましょう。

足台が低すぎると
足先が ツン立ち状態になるので いきむ事ができません
むしろ 若干高く 足裏がしっかり台に着いていた方が
いきみやすいです。


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