（11）完全にパンツ生活にするためのポイント

「完全にパンツ生活にするためのポイント」

新しいパンツを身につけた時の快感　気持ちよさ
汚れたパンツを　濡れたパンツを身に付けているときの不快感を
お子さんにその『不快感』『快感』を感じさせてあげる事
体に　覚えさせてあげることが　パンツ生活への自立の１歩です

乳児期も　おむつにおしっこをしたら　すぐに泣いて知らせる子もいれば
おしっこをたくさんして　おむつがパンパンになっても
おむつの中が　うんこでいっぱいになっても
教えない子は　教えないのです。平気な子は　平気なのです。
これは　個性なので「教えてくれない子」悪く思う必要はないです・・
その子の個性と受け止め　サポートし導いてあげれば良いのです。

『気持ち悪いから　おむつやパンツを替えて欲しい』と
言ってくれるお子さんは良いのですが・・・
不快を感じられない　汚れていても
平気なお子さんには　快感と不快感を　
感じさせて教えてあげる必要があると思うのです

遊びで夢中になっていて　お漏らしした場合
遊びに夢中になっているので　パンツを交換しようとはしません。
最初はおしっこは暖かく　だんだん冷たくなって
肌温に馴染んでしまうのです。　それゆえ　子供は平気で遊び続けます
うんこも同じです　平気で遊び続けます。　
自分が　放つ臭いも感じないのです。

快感　不快　清潔　不潔　の習慣は　親が子に教えるというか
体で　メリハリをつけて　感じさせてあげる必要があるのだと
私は思います。

※　「快感」「不快感」を教えながらの
完全パンツ生活にするための自立誘導
（オムツからパンツに移行して1週間ではずす方法）

必ず　おしっこサインや２時間おきのおしっこ誘導は
続けながらお子さんを見守りサポートしてゆきます

ステップ1
『薄手のパンツ』の方が　親が気付きやすいので　
気がついたら『おしっこ出てるよ　ビショビショだね』
うんこの場合も　『うんこさんの臭いがするよ　うんこ出てるよ』と
夢中で遊んでいる子に教えた後　
即　新しいパンツにします。（快感を教えます）

ステップ2
『気持ちいいね　お尻も　お股も気持ちいいって言ってるよ』
そしてお子さんに　
『おしっこやうんこが出たら教えてねパンツ替えないとね』と必ず言います

ステップ3
お子さんは　不快　快感がわかるようになると　
おしっこを漏らした瞬間
『パンツを替えて』と言いにくるようになります。
『偉いね・・』って笑顔で言い　即　交換し
遊びへと送り出してあげましょう。

そこで注意して欲しいことは『また　漏らしの！！』と怒らない事です
せっかく　報告してくれているのに　ママやパパが怒ると　報告してくれなくなります。『教えてくれたの　偉いね　　新しいパンツにしようね』と笑顔で言ってあげてください

そして　お子さんには『今度はおしっこ出る前に教えてね』と　
伝えましょう

ステップ4
快感　不快感を感じることができ　おしっこやうんこで
パンツが汚れた事を　伝えてくれるようになったら

今度は　『おしっこ出るかも』『うんこ出るかも』を感じたら
親に伝える事ができるように導いてあげましょう
（言葉かけのサポートをステップアップしてゆきます）

余談トーク
『紙おむつより　布おむつの方が　おむつを外しやすい』と言うのも
親が　気付くことで　おむつをすぐに交換することで・・
快感　不快感を　子供が学習してゆくのだと　思う私です。

震災や濁流にあって　１日でも入浴できないと　不快に思うのは
「清潔にしたいと」思えるのは　
生活習慣というか体が快感や爽快感を覚えているからだと思うのです

人によっては　何ヶ月も入浴しなくても平気な方がいます
不快感　悪臭　臭いも　慣れてしまうのです。
だから・・人は　どこでも生きていけるのだと思うのですが・・

『おむつはずし』というのは　ただ『オムツ』から『パンツ』にして
トイレで自分で『おしっこ』や『うんこ』ができることだけではなく
『清潔』『不潔』『不快』『快感』『社会性マナー教育』『自分を守るための性教育』を身に付けさせる　奥が深いものなのです。

自分の楽さ先行させず　お子さんの心の発達も意識してあげましょう
今の時代　おむつは進化に進化を重ね　便利でお安くなりました

おむつ外しも　『３歳半までに　取れれば良いですよ』と言う指導が主流に幼稚園　保育園では『入園までにおむつ外しを終了して来てください』とは言わなくなりました

昭和の始めの頃『おむつ外しは　１歳までに外しましょう』
保育園　幼稚園に『入園するときにはおむつ外しは完了して来てください』とそれができないと『それでも母親なの』と言われたものですが

食事のしつけと　おしっこやうんこのしつけは　
笑顔でゆったりした気分で行う事が1番良いと思う私です。
いつか　必ず　自分でおしっこもうんこも　できるようになりますから

まわりのお子さんより　自分のお子さんが
数ヶ月早くはずれた　数ヶ月遅く取れても　気にしない事です
人生の時間にしたら　ほんの小さい小さな　トレーニング期間です
笑顔で楽しく　トイトレしましょう