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赤ちゃんの食事対策はどうすれば良いの?

震災時の赤ちゃんの食事対策どうすれば良いのか?
完全母乳育児だから絶対安心とは言えないのです。
震災のショックで母乳が止まってしまう事例はあります。

完全人工ミルクだから、備蓄してれば絶対安心とも言えません。
震災用にできた携帯のミルク缶
水入らず、缶ごと温めて赤ちゃんに与えれば
赤ちゃんの栄養はバッチリと
安心してても
濁流に流されてしまうケースもあるだろうし
火災で燃えてしまうケースもあります。

では、どうすれば良いのでしょうか・・
私の案ですが
完全母乳育児のママは
乳腺炎、母乳トラブルを起こさない程度に
少しだけ日々の生活で
ミルクを哺乳瓶で飲ませる習慣をつけておきましょう

完全人工ミルクの赤ちゃんは
「出ないお乳を吸わせるなんて!!無理」と考えず
乳首を、おしゃぶり代わりに
吸わせて乳首に慣れる練習をつけておきましょう
乳首を吸ってくれるだけで
赤ちゃんの甲高い大泣きを沈めることができるかもしれませんから

乳幼児はお腹が空けば 甲高い声で泣きます。

全ての赤ちゃんに
ミルクが十分届く保障はないのですから
住めなくなった住居を追われて
例えば、体育館や公民館で生活することになって
その中には、赤ちゃんや子供の泣き声に苛立ちを感じて
ママや赤ちゃんに暴言を吐く人もいるだろうと
想像して
赤ちゃんの栄養手段は、沢山あった方が良いのです
赤ちゃんの栄養手段は沢山つくっておきましょう。

私は助産師ですから
一番のおすすめは 母乳中心の混合栄養です。

赤ちゃんには 乳首を嫌がり飲まない子や
母乳もミルクも嫌がって飲まない子が
時にいます
そのような 赤ちゃんには
スプーンで液状のおかゆを与え 離乳食の始まりを早くします。

最悪、震災で母乳もミルクも栄養手段ない
月齢の小さい赤ちゃんは
スプーンで栄養を取れるように
スプーンの練習もしておきましょう

月齢に小さい赤ちゃんは、
大人が飲むようにゴクゴク液状を飲みません
犬や猫のように舌で運ぶように飲みます

赤ちゃんのテンポ、リズムに合わせて
舌にのせてあげましょう
流し込むとむせるので嫌がります。

月齢が小さすぎて上手に出来ない時は
配給されたご飯をお湯で伸ばして
できるだけ清潔な布地にその汁を吸わせ 
赤ちゃんの口にその布地を運び
布地にしみこんだ 米汁を吸わせると良いでしょう。

物が 有り余った時代
便利な物に囲まれた育児から
何もないところで
どう工夫して子育てしてゆくのかを
戦後の日本のように試されているのかもしれませんね・・





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