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清めの赤 Purified by Red Garnet.

今年初めてのオーダーのリングが出来上がったのは ちょうど節分の時期でした。ピンクゴールドK18と質の良い小さなダイヤ(メレーダイヤ)で作られたオーダーデザインリングです。

この赤い石はお客様の持ち込みでオリジナルオーダーデザインで仕上げました。デザインは着ける方のイメージに合わせ、アシメトリーデザインで石の美しさを縦横すべて前面に出し、着ける方の内面のバランスが整い、やがてその方を今以上に輝かせ、美しさがなお増し加わるように...という祈りを込めた祝福のリングです。

大ぶりのガーネットは石のテーブル(トップ表面)が丸く仕上げられており、優しいひし形で側面部分にカットがほどこされた、ファンシーカット。    大人の女性が愛らしく着けれる素敵な石です。

色はガーネットの代表的深い赤で、このリングに用いた石には全く暗さを感じられない独特のみずみずしい透明感があるので宝石としての質の良さを感じられます。

「ざくろ石」と言われるほど赤が象徴的なガーネットには、赤以外にローズ色、オレンジやグリーン、濃いブルーまで全部「等軸晶系の珪酸塩物質」という共通点DNAのガーネット族という大所帯、世界各地で発掘されたガーネットには素敵な石がたくさんあります。

このリングに用いたのはおそらくアルマンディンガーネットか、もしくはマラヤガーネットの良質の石だと思いますが、デザイン考察中にじっと見つめている時、聖書の1フレーズがが心に浮かび上がってきました。

ヨハネの手紙第一1:7 もし私たちが、神が光におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わるを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちを清めてくださいます。

光を歩む、神様と交わる、イエス様が十字架で流された血で私たちのいわゆる心の汚れが(聖書はそれを罪と呼びます)清められるということを聖書は語っています。

光を歩む、とは、イエスキリストを救いの神と信じる時、暗闇から光の場所に移されること、神の御子イエスは私たちの罪のためにその血で私たちを清めて神様と交わることができるようにしてくださったことなのですね。

名称未設定

私は自分のデザインするジュエリーはすべて、品番ではなく「名前」で管理しています。オーダーメードのジュエリーにも名付けています。        このリングの名前は、'Drop of love'  愛のしずく です。

イエス様は、全き私たちに対する愛を十字架の贖いの血で示されました。

また聖書には「被造物との和解」ということがよく書かれています。私たち人間を含めたこの世にある天然の存在すべてが共存し、敵対しないことを神様が望んで作られた世界ですから、私はピースフルで、調和のとれた世界観を天然素材の宝石で現したいと願いながらデザインをしています。

今はとても大変な世の中.....生きることの苦しさを感じてしまうこともあるのですが、どうでしょう。感染症などで引き起こされた困窮していく世の中を見ていて、すでに他人事ではありません。自力で希望を持って生きることは困難にさえ感じる世の中の暗闇の動きが明らかに、目にも耳にもするようになってしまいました。

私は今、こんな世の中でも聖書の言葉に毎日励まされながら、クリスチャンでない方にも平等な万物の創造主という神様がおっしゃる聖書の言葉と、その偉大な方がお造りになった被造物の宝石やゴールドのジュエリーに『希望』を現して提供することにコツコツ、こんな毎日を感謝しています。

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ヨハネの黙示録より〜  『そこで私が「私の主よ、あなたこそご存じです」と言うと、長老は私に言った。「この人たちは大きな患難を経てきた者たちで、その衣を洗い、子羊の血で白くしたのです。それゆえ、彼らは神の御座の前にあって、昼も夜もその神殿で神に仕えている。御座に着いておられる方も、彼らの上に幕屋を張られる。彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく太陽もどんな炎熱も、彼らを襲うことはない。御座の中央におられる子羊が彼らを牧し、いのちの水の泉に導かれる。また、神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。〜


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