第一回 あたらよ文学賞応募作品:無慈悲な夜の女王になれたら
第一回 あたらよ文学賞の応募作品です。
残念ながら一次選考通過ならず。
なので、こちらで公開しようと思います。
無慈悲な夜の女王になれたら
新月の日の夜中、煌々と電気を付けた自室でパソコンと向かい合う。公募に応募する小説の執筆をしているのだ。
プロットのノートを目の前に広げているのに、なかなか手が動かない。詰めが甘かったのか、疲れているのか、どちらだろう。どちらにせよ、手が動かないことには変わりが無い。どうしたものかと思いながらもパソコンの画面をじっと見つめる。
す