お悔やみ欄にて訃報を知る

編み物の話してて思い出したのは幼馴染のおばあちゃんのこと。
先日訃報を知ったのはそのおばあちゃんの連れ合いだったおじいちゃんの方だったのだけど、苗字が少し変わっていたので日課のお悔やみ欄チェック(疎遠になった親戚でも不義理するの良くないよなって思ってなんとなく見てる感じです)で気付いたのです。

そこんちのおばあちゃんは小豆でお赤飯を炊く派の人でなんかしらあると赤飯炊いて届けてくれてました。
入学祝いにも赤飯、合格祝いにも赤飯、初潮が来た時も赤飯が届けられてそこの筒抜け感が嫌になった記憶もありますが、幼馴染んちに行くといつも奥の間から声をかけてくれました。

編み物の話で思い出したのは母親が使っていて私も使わせてもらった棒針がそのおばあちゃんから譲り受けたものだったから。
もう手先使うの難しいからって残っていた毛糸も譲ってもらったので、母方の親戚からなんかしら送られてくると率先してお裾分けしに行ってた記憶があります。
当時は季節の野菜とか漬物とか年始には新巻鮭とか色々送られてきてたもので、今にして思えば母親の方もなんかしら送っていたんだと思いますけどそういうのを子供に見せない人だったから、送られてきたものはお裾分けするってことくらいしか頭に残ってない残念な感じです。

私が実家を出る数年前におばあちゃん達が最期くらいはおじいちゃんと2人で暮らしたいと幼馴染んちを出て行くまで交流はありましたが、幼馴染んち自体も引っ越してしまい疎遠になったのでその後どうしてるかも聞けず終いとなっています。

おばあちゃんも幼馴染も元気でいるだろうか。

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