付加価値につき雑感(診断士アドカレ18日)

はじめまして。
アドベントカレンダーの18日め担当
ミューるぷらぺです。
名前の由来は、アイコンにパリの3月広場にあったle mur pour la paix「平和の壁」の写真を使ったから。ガラス一面に多言語で平和と書いてあるオブジェです。
ウクライナロシアなど戦争起きていた時にアカウントを始めたため、これを使いました。敢えてカタカナ表記するとル=ミュール=プール=ラ=ペ…
ペで終わるから、「カトちゃんペ」のように頭2文字だけカタカナにしました。
それで「ミューるぷらぺ」です。

さて、去年の事例Ⅳでいきなり出てきた生産性指標、付加価値労働生産性ですが
付加価値って計算式の解説はされても
その意味を説明してるものはあんまり見かけません。
また当方が所属する会社の理念は「付加価値の増大と永続的な発展で社会に貢献する」旨のものです。この制定は1970年と半世紀以上前のもので付加価値の概念は不変な経営理念になると感心したこともありました。

そこで当方の個人的な考えですが付加価値について書きたいと思います。

1付加価値と利益
利益と対比させて付加価値を捉えると
利益は、会社に残ると無機的な財産の増加の測定
付加価値は、人設備の有機的な組織活動の測定
という違いになります。

売上−外部購入費用とか
ものづくり補助金の生産性指標ならば
営業利益+人件費+減価償却費
などで計算されますが
付加価値は、
外部購入に(インプット)
会社の設備や人員が何らかの加工(スループット)
顧客に売る(アウトプット)
この会社の活動でいうスループットのことです。

2事例Ⅱ事例Ⅲのいう高付加価値化
前項で付加価値は、会社の活動スループットであることは、マーケティングや生産の事例で書く高付加価値化にも繋げられると思います。
ここで大切な点は、顧客に提供する価値≧販売価格であること。ニトリさんの「お値段以上」の顧客満足でロイヤリティ向上になる。(この辺りの発想は中小企業診断士2次は大好きですね)
生産性でいう数値にとどまらない価値や意味を付加価値は持っていると思えます。

3人件費を上げれば付加価値はあがる?
これは直接的には✕で、営業利益+人件費+減価償却費といっても売上が上がらなければ人件費の増加は同額の営業利益の減になるので上がりません。

しかし、人件費の増加でインターナルマーケティングが向上し顧客満足を上げ売上増加のプロセスを経れば付加価値の増大につながるとはいえます。

まとまりない記事でスミマセン。

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