株アカデミーの波乗り投資法は賛否両論?評判&口コミまとめ
株アカデミーは、現役トレーダー:下山敬三氏が考案した株の売買手法『波乗り投資法』が学べる投資スクールです。
波乗り投資法は、予想・分析を一切せずに1日5分の取引で安定的に資産を増やせる手法なんだとか。
「利益が出た」という一方で「難しくて真似できない」という口コミもあり、評判は賛否両論。
果たして株アカデミーの波乗り投資法とは一体どのような手法なのか?
今回は株アカデミーの評判や、講師を務める下山敬三氏の経歴など余すことなく解説していきたいと思います。
株アカデミーとは?
株アカデミーは、下山敬三氏が代表取締役を務める『ストックトレード株式会社』が運営する投資スクールです。
2014年9月に設立された同社は元々、実業家『土屋博嗣(土屋ひろし)』氏が代表取締役を務めていたHTホールディングスの子会社だった模様。
ちなみにネオヒルズ族として名を馳せた土屋博嗣氏は、実業家でありながら投資顧問事業も営んでいた人物です。
土屋氏はトリプルエー投資顧問や株プロフェットといった投資助言・代理業の役員を務めていたことが判っています。
そんな土屋氏は、2017年末ごろまでストックトレード株式会社の代表であった模様。
どのような経緯があったのかは定かではありませんが、2017年末に下山敬三氏が代表を引き継がれたようです。
株アカデミー講師『下山敬三』の経歴
株アカデミー講師である『下山敬三』氏は、現役の株式トレーダーで波乗り投資法の提唱者である人物です。
下山敬三氏は大学卒業後、数年間のフリーター生活をしたのち27歳の時に起業しています。
企業と同時に株式投資の信用取引を知り勉強を始めたところ、資金管理に着目した独自の手法(波乗り投資法)を確立。
信用取引を勉強し始めて、たった数ヶ月で1000万円超える利益を上げるほどの実力者に成長します。
その後、情報商材や書籍、投資スクールといった形で自身が確立した手法を投資家たちに伝授しているとのこと。
ちなみに以前は、波乗り投資法という名称ではなく『ゴールドオーシャンビジネス』という名称だったようです。
また講師を務める傍ら、土屋博嗣氏が役員を務めるトリプルエー投資顧問で助言・分析者を務めていたことが判っています。
2014年から土屋氏が代表を務めるストックトレード株式会社で株式トレードの講師を務め始め、現在に至るとのこと。
株アカデミーの『波乗り投資法』とは?
株アカデミーで学べる『波乗り投資法』は、下山敬三氏が考案したとされる株の売買手法です。
下山氏いわく同手法は株価予想やテクニカル・ファンダメンタルズ分析が不要で、ロスカット(損切り)も行わないのだとか。
株アカデミーから提供される推奨銘柄の中から、資金量に合わせた1銘柄のみでトレードするため分析が不要とのこと。
波乗り投資法は、買い・売り両方のポジションを取る信用取引を使った短期トレード向けの手法のようです。
資金を5分割して、買いポジションと売りポジションをバランスよく分散していきます。
株アカデミーの波乗り投資法はポジションが5つになった時点で、手仕舞い(決済)するようです。
ロスカットにならない仕組みとしては、5つのポジションの中で含み益と含み損を一緒に手仕舞いすることでプラマイゼロになるからです。
例えば、売りポジションが+400円、買いポジションが▲300円となっている場合、含み損が相殺され+100円の利益となります。
波乗り投資法では相殺決済という仕組みにより、ロスカット(損切り)ではなく相殺という形でトレードが実現できるんだとか。
一見すると理にかなったトレード手法ですが、波乗り投資法にはデメリットも存在することが判っています。
株アカデミーの評判で分かる『波乗り投資法』の欠点
株アカデミーで学べる波乗り投資法は、信用取引を使うため『手数料負け』する恐れがあります。
株アカデミーの評判によると「常に3~4つのポジションを持つため、手数料や株貸料が物凄い金額になってしまう」とのこと。
現在では取引手数料が無料の証券会社も多くなりましたが、信用取引には“金利”や“貸株料”が掛かります。
証券会社ごとに異なりますが、一般的に買い(買方金利)が2~3%ほど、売り(貸株料)が1~2%ほど。
そのため含み益と含み損を相殺してプラマイゼロになっても、手数料で損をしてしまう場合があるのです。
また必ずしも含み益と含み損を相殺できるとは限りません。
つまり株アカデミーの謳い文句のように、ロスカット(損切り)しないでトレードし続けられるとは限らないということです。
というのも、株価が上がりっぱなしor下がりっぱなしの相場になってしまえば、保有ポジションは含み損を拡大し続けることになります。
持ち続ければロスカットにはならないかもしれませんが、実際のトレードはそんなに甘いものではありません。
証券会社から株式を借りて取引するため、信用取引ではポジションを持った日から6ヶ月後には証券会社に借りた株を返さなければならないのです。
そのため返済期限である6ヶ月のあいだに利確・相殺できなければ強制的に手仕舞い=ロスカットとなります。
しかし株価が上がりっぱなしor下がりっぱなしの相場になってしまったら、含み損を相殺することは困難になるでしょう。
実際問題、生徒の評判によれば「含み損を相殺できないまま半年後に強制ロスカットになる」との口コミが寄せられています。
しかも株アカデミーではチャートも見ない上に、分析も予想もしません。つまり、まともな分析手法が学べるとは思えません。
分析も予想もしないため、株価が上がりっぱなしor下がりっぱなしの相場がいつ終わるのか予想することが困難になります。
もちろん波乗り投資法を否定する気は毛頭ありませんし、通用する場面もありますから、学んでおいて損はないでしょう。
(波乗り投資法にご興味ある方は、ネットでもある程度学べますし、下山敬三氏の書籍もありますから一度お読みになられると宜しいかと。)
しかし株アカデミーのいう『予想・分析・ロスカットなし』といった与太話を鵜呑みにすると痛い目を見てしまうのではないかなと思います。
投資を学ぶ上で重要なのは、知識を蓄えることではなく、知識を使って資産を増やせるかどうか。この一点のみです。
本気で株で稼ぎたいのであれば、別の方法も視野に入れると良いかもしれませんね。
例えば最近では、資産30億円超えの元証券マンが資産の増やし方を無料で教えてくれるマンツーマンレッスンなどもあります。
マンツーマンレッスンを受け「教えてもらった方法を試したら、約半年で資金8倍超えを達成した」といった評判が多数。
「人の行く裏に道あり 花の山」という格言もある通り、利益を得るための方法は意外なところに在るのかもしれません。
株アカデミーの料金・サービス内容
株アカデミーの料金は307,780円~797,500円(税込)となっており、通常コースとデイトレコースに分かれています。
通常コース
対象者:未経験者から経験者まで受講可能
教材:ビデオ講義、推奨銘柄一覧、お手本トレード実況メール、過去トレシート、練習用株価、株トレくん (練習用シュミレーター)
特典:全4回の対面セミナー
サポート:質問メール、口座開設・取引方法サポート、webセミナー
サポート期間:6ヶ月間(その後は月々1,897円で永久サポート)
料金:307,780円(税込)
デイトレコース
対象者:上級者向け
教材:ビデオ講義、推奨銘柄一覧、お手本トレード実況メール、過去トレシート、練習用株価、株トレくん (練習用シュミレーター)、デイトレマスター講座(Lv.1~Lv.4)、毎月開催のデイトレコースセミナー
特典:全4回の対面セミナー
サポート:質問メール、口座開設・取引方法サポート、webセミナー、学長下山敬三によるマンツーマン電話サポート(6回まで)
サポート期間:12ヶ月間(6ヶ月目以降システム利用料発生)
料金:797,500円(税込)
また株アカデミーでは体験版として無料WEB講座や返金保証付き対面セミナーを提供しています。
無料体験Web講座
概要:波乗り投資法の売買ルールや、株式投資の本質、株で負けないための秘訣などをメールにて配信
料金:無料
波乗り投資法体験セミナー
概要:実際に波乗り投資法を使ってバーチャルトレードを体験できる参加型セミナー
料金:¥5,200(※返金保証付)
株アカデミーの評判を総括
株アカデミーの評判は「利益が出た」という一方で「難しくて真似できない」という口コミもあり賛否両論となっています。
というのも波乗り投資法は、信用取引を使うため『手数料負け』する恐れがあるからです。
評判によると「常に3~4つのポジションを持つため、手数料や株貸料が物凄い金額になってしまう」とのこと。
もちろん波乗り投資法を否定する気は毛頭ありませんし、通用する場面もありますから、学んでおいて損はないでしょう。
(波乗り投資法にご興味ある方は、ネットでもある程度学べますし、下山敬三氏の書籍もありますから一度お読みになられると宜しいかと。)
しかし株アカデミーのいう『予想・分析・ロスカットなし』といった与太話を鵜呑みにすると痛い目を見てしまうのではないかなと思います。
投資を学ぶ上で重要なのは、知識を蓄えることではなく、知識を使って資産を増やせるかどうか。この一点のみです。
本気で株で稼ぎたいのであれば、別の方法も視野に入れると良いかもしれませんね。
例えば最近では、資産30億円超えの元証券マンが資産の増やし方を無料で教えてくれるマンツーマンレッスンなどもあります。
マンツーマンレッスンを受け「教えてもらった方法を試したら、約半年で資金8倍超えを達成した」といった評判が多数。
「人の行く裏に道あり 花の山」という格言もある通り、利益を得るための方法は意外なところに在るのかもしれません。