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やはりじんざいは「人材」ではなく「人財」を痛感した話

どうも。トウルです。


今日はじんざいとは
会社にとって財産であることを
痛感したお話です。


先ず従業員のスキルは一朝一夕でできないものもあり時にはお金に代えがたいものでもあると思います。


よく
「従業員は会社の歯車の一つだから」
と言われます。


システムとしては
そうなのかもしれませんが
ホントにそうでしょうか?


もう終わりますが、
このお盆期間に
友人の会社で起こった

とでもないトラブルを
話しますね。


友人は
飲食店に勤めているのですが、

今年のお盆は例年と比べ
毎日が綱渡りの営業と
なったそうです。


なぜか?


それは食材の納品が
大幅に遅れたそうです。
それも丸1日。


つまり本来届く食材が
届かないわけです。

しかも翌日に食材が
必ず納品されるか
分からないとのこと。


お店はおおさわぎです。
なぜかって言うと
営業中に無くなる食材が
でる可能性があるわけです。


お客さんの中には
「特にこれが好きなんやわ」
という思いで
来られる方もいます。


そんなお客さんの期待を
裏切るわけですから
友人としては
たまったもんじゃありません。


お盆などの長期休暇
(しかも子供たちは夏休み)は
年間TOP10の売上を出す日
が多いとのこと。


今回のトラブルは
大きな機会損失だけでなく
お客さんの信用を失うこと
にもなりかねません。

ではなぜ
今年はこんなトラブルが
起こったのか?
例年となにが違ったのかを
話しますね。


結論から言うと、
配送業者の誤算が原因でした。


この配送業者はいわゆる
ポート機能(多数の配送業者の
荷物が集まる荷物の集会所的な役割)
を持っていました。


配送する食材はそれぞれ
お店の配送札が貼られた
段ボール箱に仕分けされて
配送されます。


例年なら熟練の指示者がいて
熟練の作業員たちが
どこに配送する段ボールかを仕分け
ドライバーさんに渡すそうです。


しかもその数は1店舗10個を超え、
そして数店舗分を
間違えずに渡すんです。


ところが今年は
その熟練の方々がまとまって
お盆期間に休みを希望したそう。


呑気なのは
それを許可した上司の方々です。
現場を知らないのか
「日雇いに来てもらえば大丈夫」
とたかをくくっていそうです。


もちろん現場はパニックです。
届けないといけない荷物が
届けられず
常に倉庫には6万個近くの
段ボールがあったそうです。


友人のお店も当然食材が届かず
毎日毎日ドキドキさせられたとか。


今は休みも明け
配送遅れは解消したそうですが
配送業者さんはこの数日
苦情の電話が殺到し
連絡が全く取れなかったそうです。


従業員のスキルアップにより、
今の業務の効率が保たれている。

そのスキルは
一朝一夕でできないものもあり
時にはお金に代えがたいもの
でもあると思います。


今回の騒動で
やはりじんざいは
「人財」であると
確信が持てた出来事でした。


今日も、読んでくださり
有難うございます。
あなたにとって
今日が素敵な一日になることを
願っています。


トウル


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