重い知的障害とチック

息子の知的障害は決して軽くはなく、通常の会話も成り立ちません。

そんな息子がチックになり、それまで飲んでいたお薬をチックにも有効だと思われるものに変えていきました。

当時の息子はまだ中1だったかな
正直「向精神薬」と言われるお薬をまだ子どもである息子に飲ませることには抵抗がなかったといえば嘘になります。

さらに息子は自分の状況を話すこともほぼできません。
薬を飲んだら頭がぼーっとして眠くなるとか
頭が痛くなるとか
そういうことを的確に伝えることができないわけですから、飲んでもらった後の様子を見て判断していくしかないわけです。

一応筆談等である程度のこと聞いて行くことはできますが、なんだかだるいとか飲んで1時間後くらいに頭痛がする
というようなことは本人にもよくわかっていない可能性も大いにあるわけです。

そんな息子。
お薬などをはじめる時って大体「劇的に効果が出る」んです

息子の場合は最初エビリファイ。
その次にセレネース、その後リスパダール
と薬を変えていったのですが、どの薬も最初は劇的にチックの症状もよくなります。

最初良くなるというのはお薬だけではなく、タッチケアであったり、エネルギーワークだったり、などの医療ではないアプローチの場合もそうでした。

その後だんだん効果が薄れ、お薬に関しては量が増えて行く。

あまりの増薬にだんだん不安になり、お薬を変えてもらう。。。
その繰り返しでした。

やっぱり可能であるならば、お薬に頼らず症状が軽減していってほしい。

そう願う親は私だけではないと思います。


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