カルピスnoteに関する所見

ということで、私は基本的にあまり組織を一括りにする言い方はそれほど好きじゃないので、暇アノンとかカルピス集団という単語は可能な限りは使いたくはないが本件では使わざるを得ない状況なので了承されたい。

引用元：特定個人への当て擦り・粘着で稼ぐ時事系YouTuberの問題とそのリスト｜藤澤ペガサス藤澤@なる藤澤翔馬さんを救う会理事長 (note.com)

１、総論
全体として観察能力が低いことと社会的見識が低い感情論が多いため、やや一般人としては受け入れがたい主張である。

２、不明瞭な項目と目的
「はじめに」とあるが、特に文中に「続き」や「まとめ」については見られない。本文の中後半がほぼ時事系youtuber（定義は後述）の各評になっていることから、タイトルとしてはこれが本記事の概要または目的と称するのが妥当と思われる。
「本寄稿」ということからそもそも誰かに頼まれたのだろうか？それともこの記事自体が別の作者がいるのだろうか？寄稿とするならば依頼人の名前を書くことでどういう立場で書いたかが分かるため、それが不明な記事は評価が極めて不明瞭になる。

３、視野の狭さ
冒頭で「暇アノン界隈」と発言があるように極めて限定的な世界の話であることと暇アノンをいう言い方はいわゆる反暇空界隈が蔑称として使用しているがその定義がバラバラであることと、基本的に敵対勢力にこのような呼称を付ける組織は一般社会では敬遠されているので作者の立場について不信感を覚えるだろう。（この点から冒頭で述べたように私は暇アノンを含め、蔑称的な呼称は基本的にしないことにしている。）

４、時事系youtuberの問題点について

まず、ほとんどの人が同意できない部分はここにあり、理由は「まず悪い意味で取り上げられるようなことをしでかしてるのにそれを棚に上げた論調」である。
確かに行き過ぎたバッシングは私個人としても反省の機会を喪失させ、対象を社会的抹殺または逆に更に炎上させる結果になることから社会的意義としては慎重であるべきと思っているので、そういう意味であれば賛成はする。しかしながら本記事では一方的にその身分を「被害者」として論じているため、該当者側に偏った意見と捉えられるだろう。
次に、「そもそも儲かることは何も問題ではない」ので問題点としてあげるのは不適切である。被害の拡大であるが、そもそもネットの炎上については「反省して沈黙する」が最も正しい姿勢である。それをせずに問題行為を続ける該当者について一切の責任を論じないのでは不公平となる。
次にいわゆるカルピス軍団は、特定個人を粘着して侮蔑的な登校を繰り返している集団であって、自身の勢力の正当性がないというのが一般人からは受け入れがたい最大の要因となっているだろう。

５、目的を忘れているのではないか？

まず「本寄稿では、特定個人への粘着当て擦りに加担しているYouTuberをまとめることとする」とある。要はこのまとめが本記事の焦点であると言った割には「詳細不明」が多すぎる。

特にしんりゃく君の評価が
「人工音声(VOICEVOX)を使用。更新頻度が高い。月間収益は15万円程度。」
もはやこの記事に言及されている要素が何一つ記載されてない

まとめるというのは羅列したらよいというものではない。仮に単なるデーターベースというものならば項目を作るべきである。youtuberならば例えば活動歴・〇日当たりの投稿数・収益・１動画当たりの再生数という具体的な数値は比較することは容易である。

６、独断と偏見

文中にその他、悪い評価の言葉を多用しているが、まずこういう言葉を描く場合は「根拠」を示さなければならない。

熊猫たまの評価では「カルピス軍団のスペースやタキパンスレ・旧速WBPC総合スレを監視していないとわからないような情報まで動画化してくるため厄介である。」とはそもそも誰目線の評価なんだ？
という風に「ただの自分達の敵対者リスト」となっている。要は記事を読む第３者に対して作られていない。そのためこのyoutuber達が問題人物であるという説明にそもそもなっていない。

狸山まみりんの評価では「ネット右翼独特の認知バイアスのためか事実誤認が多い。」とあるが、これも「単にネトウヨ認定して不都合な事実を有耶無耶にしたいだけなんじゃないか？」と勘ぐってしまう原因となってしまっている。

タキシー・ド・マスクの評価では「独断と偏見に基づいた一方的な当て擦りである。」とかなり強めの言葉を言っているが、具体性が皆無であり。「相当作者にとって耳障りが悪いことを言われているんだな」と思うのみである。また「その「特級」の悪質さの反面、ネタ要素も満載であり、カルピス軍団からは嘲笑されている。１２時間スペース原液摂取や人工地震発言、３ヶ月で４．６万円しか稼げなかった著しく低い収益性、陰謀論染みた電波発言がカルピス軍団内で嘲笑の対象にされている。」という完全にただの内輪ネタを披露しているが、一般人視点からは「いや、カルピス軍団と称される人たちも大概では？」と思われてるだけで、なぜこの記述を敢えて記載したか理解に苦しむところである。

７、脚註について

※１　特級暇アノン:暇アノンのうち、特に悪質でカルピス軍団内で重要監視対象となっているアカウントのこと。下位に「１級暇アノン」「２級暇アノン」と続く。

なぜ常用漢字外の方を使ったのか？と少し疑問に思うがそれはおいといて※１を記載した際に、それが一般人が見た際に自分たちがどういう人物かを予想されることを考察できないと思われる。
どこの組織にも身内のみで使用される単語はあると思うが、それを記載する際にある程度意味が分かったり「ふーん」で済む程度のものであれば問題がないが、「えぇ・・（困惑）」とドン引きするような言葉は通常使用しないのが吉である。

８　まとめ

記事のタイトルと反して、本質的にこの記事は「自分たちの敵対者とそれに対する所見」である。ようは問題点＝自分たちに不都合であるという意味であって、一般人に問題として主張できていない。