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セントライト記念の出走馬分析(サトノフラッグ・ガロアクリーク・ヴァルコス)


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闘馬です。

セントライト記念の出走馬分析です。

予想オッズだと5強ムードですね。
確かに、上位人気5頭とそれ以下の馬には実力差があるような気もします。

5頭からさらに絞っていきたいので、1頭ずつ分析しています。

まずは、中山2200mのコースについて。
コースの高低差と展開予想です。
詳しくはレース展開の記事をご覧ください。

中山2200芝JPG

セントライト記念展開


それでは、出走馬を1頭ずつ分析していきましょう。

サトノフラッグ

ディープインパクト記念圧勝で、一気にクラシック候補となりましたが、
皐月賞とダービーは不完全燃焼でしたね。

皐月賞前は調教やりすぎて、ダービーはソフト仕上げすぎたとか。。
なんでしょうね。クラシック候補馬になって、陣営の力が入りすぎたのでしょうか。

実力は、今回のメンバーでも上位でしょうし、今回は仕上げに失敗する可能性も低いと思いますので、
あとは中山2200mが合うかどうかですね。

皐月賞5着も含めて、春の中山では好走していましたが、9月の中山の芝は、春とは違います。
季節的に芝の状態がよく、高速化しているという違いがあるんですよね。

スピードで勝負する馬ではないのでどうかな・・と思っていたところ、週末の雨予報。
サトノフラッグにとっては朗報になると思います。

中団か少し後ろにつけて、3コーナーからまくり上がっていけば、今回のメンバーであれば
馬券内は安心かなと思っています。

ガロアクリーク

春の実績でいえば、サトノフラッグよりも活躍しましたね。
スプリングS1着、皐月賞3着、ダービー6着はトライアルでは上位を期待します。

パワーがあるので、重い馬場も問題なし。
多少の雨なら苦にしないでしょう。

この馬も問題なく馬券内かと思っていたのですが、どうやらガロアクリークは脚を使える距離が長くないのではないかと思いました。

スプリングSと皐月賞は直線だけで差してきたのと、
ダービーは4コーナーで置いていかれてポジションを下げているんですよね。

おそらく、4コーナーから加速すると最後に垂れてしまう懸念があったのだと思います。
スプリングSと皐月賞は内回りだったのでロングスパートにならなかったのですが、
今回の2200mは外回りに替わり、3コーナーから下り↘︎が続くので
残り1000m〜600mほどで加速する可能性が高くなります。

ロングスパートになったときに付いていけるかどうか、少し不安があります。

あと、跳びが大きい馬なので、重すぎる馬場だとマイナスになる懸念もありそう。
重馬場巧者なんですが、重すぎるとマイナスなので馬場をしっかり読みたいですね。

ヴァルコス

青葉賞2着でダービー14着。
同じコースで同じスローペース、なぜここまで違う結果になったのか。

おそらく、ラップの急加速があったかどうか、だと思っています。

青葉賞のラスト1000mのラップがこちら。
11.7-11.6-11.6-11.5-11.5

ダービーのラスト1000mのラップがこちら。
12.3-11.8-11.3-11.3-11.7

差し馬が台頭したかどうかでも変わるのですが、
ダービーの方がラスト3Fで急加速しています。

ヴァルコスは、急加速ができないタイプなのかなと思っています。

スタート直後も、騎手が毎度しごいているのですが、なかなか進んでいかず、結局後方からになっています。
道中で徐々にポジションを上げるレースをするのも、切れる脚があまり使えないからでしょう。

その前提だと、中山2200mは合っているコースですね。
3コーナーからの下り↘︎でポジションを上げやすいので。
ただ、ハイペースになるとポジションを上げづらく、直線で後方にいると厳しくなります。

今回はバビットがある程度飛ばしていくと考えているので、展開が向かない可能性はありますね。
距離も、もう少しあった方がレースがしやすいのかもしれません。

スタミナはかなりありそうなので、消耗戦になれば浮上してきそうな1頭です。


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