転売について

以前、懸賞に応募した品が転売されていた。
公式も譲渡禁止の旨を謳っている。

その事がXでポストされていて
「これはひどい」
「本当にほしい人に当たらない」
など否定的なコメントで溢れていた。

私も転売行為、転売ヤ―は無くなってほしいと考えているので
それらの意見寄りの人間である。

そんな中
「よかったね、これで本当に欲しい人の手に渡るねw」

という、煽りポストがあった。

公式が譲渡禁止しているので
決してこのポストに賛同する訳ではないのだが
何かとても頭の中をぐるぐるとしてモヤモヤしているので
noteに記そうと思った。

それが「本当にほしい人」の定義。

理想は、その景品が当たって心の底から喜んで
大切にしてくる様な人に当たってくれれば
無償で景品を提供した公式も嬉しいでしょう。

そんな人が沢山応募しているのでしょうが
「本当にほしいならどんな事をしてでも手に入れたいはず、
転売された景品でもほしいだろう。だから、転売された品を買わない人は
『本当にほしい人』ではないからそいつらも応募するな」
と言われたら、う~ん となってしまう。

もちろんこれは極論で、
自分の愛する人のためなら命をかけて守る!
命を助けるためなら犯罪を犯す可能性もある!
っていう気持ちは理解できるので
本当に欲しいなら買うって意見も理解はできる。

でも、公式がこの景品を販売するなら3万円でも買うけど、
転売ヤ―からは1000円でも買いたくないっていう意見もあるだろう。

公式だって金儲けが目的ならそういった事をするだろう。
でも、これは公式がお金がない子供も手に入れるチャンスを与えて
皆に喜んでもらいたいという思いが入っているはずだ。

この景品が手に入るなら
今後の醤油禁止生活でもいい!って人からすると
それ以外は「本当にほしい人」じゃないかもしれない。

というような思いがぐるぐると回り分からなくなった。

なので、「本当にほしい人」という表現ではなく
「売ったりあげたりしないで大切にしてくれる人」だけ応募すればいい
と言葉を変えて自分を納得させる事にしました。

当たったら、売ろうがどうしようがその人の勝手という考えは嫌いである。

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