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連載第25回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第二十二章「神による永遠の主権回復」

●はじめに


 前回連載第24回は、ヨハネの黙示録第二十一章、「新天新地」と「十二の真珠門」についての解明でありました。
 本日は、いよいよ、ヨハネの黙示録の最終章である第二十二章、「神による永遠の主権回復」を解明します。


●解明01
 ヨハネの黙示録最終章の第二十二章は、「新天新地千年王国時代」(「子羊の婚苑」以後)の中のどこに位置するのでしょうか。

 下のスライドを参照していただきたいと思います。

 ヨハネの黙示録・第二十一章は「新天新地千年王国時代(「子羊の婚苑」以後)」の最後の章に位置することが分かります。
「新天新地千年王国時代」は「子羊の婚苑」以後の時代を表します。

 「聖地奉献」の基台の上で、精誠を奉献してきた「子羊の婚苑」の挙行奉献が、黙示録第十九章で勝利しました。 

 この「子羊の婚苑」を妨害するために、サタンは、ありとあらゆる試練を三大王権に行い、三大王権と国進様の御家庭は、それを乗り越え勝利したのです。基督教の正典、ヨハネの黙示録の大団円は、まさしく、第十九章の「子羊の婚苑」挙行奉献だったのです。

 いよいよ、ヨハネの黙示録最終章の第二十二章は、「神による永遠の主権回復」について、預言されています。

 それでは、さっそく本文の解明に入ってまいりましょう。


●解明02
【十二種の実】【額には御名がしるされている】をどのように理解するか。


22:1御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊との御座から出て、22:2都の大通りの中央を流れている。川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。
22:3のろわるべきものは、もはや何ひとつない。神と小羊との御座は都の中にあり、その僕たちは彼を礼拝し、 22:4御顔を仰ぎ見るのである。彼らの額には、御名がしるされている
22:5夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する。


【いのちの木】【十二種の実】
⇒原理講論にあるとおり「いのちの木」は罪のない「創造本然の人間」を表現しています。したがって、この箇所の「いのちの木」は、「主の十二の真珠門」を象徴する文亨進二代王様の直系子女様と文国進監察総監様の直系子女様による、「主の皇族圏」を象徴的に表現していると理解できます。

【御名がしるされている】
⇒その御名とは、「世界平和統一聖殿」信徒の祝福家庭が被ることが許されている「王冠」に記されている御名です。
 この王冠には「文鮮明」という御名が記されており、天一国の国旗である「統一旗」が添付されております。

【彼らは世々限りなく支配する】
⇒神の御旨成就完成は絶対的であります。
 したがって、勝利した再臨主の血統後継者であられる三大王権の勝利も絶対的であります。永遠に揺るがない神の主権が永続するのであります。

祈り。アージュ!


●解明03
【これらの言葉は信ずべきであり、まことである】【見よ、わたしは、すぐに来る】をどのように理解するか。


22:6彼はまた、わたしに言った、「これらの言葉は信ずべきであり、まことである。預言者たちのたましいの神なる主は、すぐにも起るべきことをその僕たちに示そうとして、御使をつかわされたのである。
22:7見よ、わたしは、すぐに来る。この書の預言の言葉を守る者は、さいわいである」。
22:8これらのことを見聞きした者は、このヨハネである。わたしが見聞きした時、それらのことを示してくれた御使の足もとにひれ伏して拝そうとすると、 22:9彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書の言葉を守る者たちと、同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい」。
22:10またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである


【これらの言葉は信ずべきであり、まことである】
⇒神は、人類救済のために、まっすぐ神の道に向かうように「共通テキスト」を準備してくださいました。それが、正典としての「聖書」であり、旧新約聖書を通して第66巻めにあたる「ヨハネの黙示録」にほかなりません。

【見よ、わたしは、すぐに来る】
⇒再臨のメシヤは、1920年にすでに韓国に聖誕され、自らの使命を完遂勝利されました。そのお方こそが、文鮮明先生であられます。
⇒神は、文鮮明先生が解明された「統一原理」の摂理的同時性の復帰の公式にそって、聖書の正典「ヨハネの黙示録」に再臨主と三大王権の勝利を、絶対に否定できない証拠として証しを準備されたことは、奇蹟中の奇蹟であり、ただただ驚嘆するばかりです。


●解明04
【不義な者はさらに不義を行うままにさせよ】【自分の着物を洗う者たち】をどのように理解するか。


22:11不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。
22:12「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。
22:13わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。
22:14いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである
22:15犬ども、まじないをする者、姦淫を行う者、人殺し、偶像を拝む者、また、偽りを好みかつこれを行う者はみな、外に出されている。
22:16わたしイエスは、使をつかわして、諸教会のために、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である」。
22:17御霊も花嫁も共に言った、「きたりませ」。また、聞く者も「きたりませ」と言いなさい。かわいている者はここに来るがよい。いのちの水がほしい者は、価なしにそれを受けるがよい。


【不義な者はさらに不義を行うままにさせよ】
⇒人間の救いは、神の予定として定めれているのではありません。人間には責任分担があり、自ら悟り、自ら決断を下さなければならないのです。終末は、最大の恵みの時であるとともに、たいへんな審判の時ともなります。
 精誠条件を立て、謙虚に神に祈り求め、真実は何処にあるのかを、自らの責任で探し求めなければなりません。

●【いのちの木にあずかる特権】
⇒この「特権」は、人類の真の御父母様とその血統後継者にのみ相続された「祝福権」を意味しています。人類始祖の堕落により受け継がれた「原罪」を清算する道は、人類の真の御父母様の権能による「祝福」を授かり、「祝福家庭」となる以外に道はないのです。

【門をとおって都にはいる】
⇒人類の真の父母から「祝福」を授かった「祝福家庭」でも韓鶴子女史に従い、文鮮明師の聖和以後に、家庭連合から「ぶどう酒(毒の聖酒)」を受けた者は、本然の成約聖徒の祝福家庭の位置を復帰するために、文亨進二代王様ご夫妻から授かる「戻る祝福」を通過する必要があるのです。その厳然たる事実を「門をとおって都に入る」と表現したのです。

【自分の着物を洗う者たち】
⇒「毒の聖酒」により祝福家庭の位置から離脱した成約聖徒も、悔いあらためて真の血統後継者である、二代王様ご夫妻、三大王権に絶対服従を誓い、「戻る祝福」を受けた聖徒を「自分の着物を洗う者たちと」象徴的に表現したのであります。


●解明05
【いのちの木と聖なる都からとり除かれる】をどのように理解するか。


22:18この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。
22:19また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる
22:20これらのことをあかしするかたが仰せになる、「しかり、わたしはすぐに来る」。アァメン、主イエスよ、きたりませ。
22:21主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように


【いのちの木と聖なる都からとり除かれる】
⇒世界平和統一家庭連合は、文鮮明師の遺言であり、永遠に保持するべき成約正典『八大教材教本』を破棄し、三巻本の『天一国経典』に改竄してしまいました。これは深刻な審判に他なりません。

【主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように】
⇒見者ヨハネへ真実を伝えたのは「イエス・キリスト」であります。
 しかし「新しき酒はあたらしき革袋に」いれなければなりません。すでに再臨のメシヤが地上にが降臨され、地上の権能を三大王権に相続した今、私たちは、神の摂理の中心基軸がどこにあるのかを賢く悟り、侍り従う者とならなければなりません。
 神が「ヨハネの黙示録」で我々に知らせたい、最大のメッセージが正にここにあるのです。


●おわりに

*このメッセージをお読みいただいた聖徒の皆様の上に、神様と真の御父母様、三大王権による限りない恵みと祝福があらんことを祈念いたします。祈り。

 祈り。アーメン。アージュ!


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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!


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