「わかる」と「できる」は違い過ぎる

わかるとできるは違う。そんなことは当たり前に見えて実際にその違いを明確に理解して「できる」まで持っていく体力のある人は実際にはかなり少ないのではないかと思います。

「わかる」と「できる」の壁はめちゃくちゃ分厚くて高いです。まず実行するというファーストステップ。そして実行を続けるという継続力が求められる段階。ここまでで何体の屍が転がっていることでしょうか。

「わかる」で満足する人。そして「できる」が面倒だと感じて「わかる」でとどまり続けようとする人。その人たちはひたすら簡単に実行できるノウハウを追い求めたり、次から次へと自己啓発の書籍を読み漁る人が多いのではないかと思います。実際に僕がそうですから。「できる」にたどり着けないから「わかる」段階でたくさんの「わかった」という快楽を得て「できる」という錯覚に陥っている。もしくは自発的に陥ろうとしているのではないでしょうか。

「わかる」人は損失が大きいです。いろいろなノウハウを求めるためにコンテンツにお金を払ったり、有料セミナーやオンラインコミュニティ、コーチングサービスなどに次々と手を出すのではないでしょうか。「わかる」の前段階にいる「知らない」人と能力はさして変わらないのにも関わらず、出費だけは立派です。「できる」段階に持っていくことが得意な人は必要最小限の情報で済むので出費は少なく済むはずです。

「わかる」中毒から「できる」が得意な人に変わるための特別なノウハウなんてありません。特別なノウハウなんてものを求めるから「継続力」に関する自己啓発本を何冊か買って大して実践をせずにまた損失を出すのです。

変わるためにはひたすら「抗う」しかないと思います。この「抗い」はどうやって生み出していくのか、また次回のnoteで考えていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?