終わらないキメツ愛

今頃はまる!? ママ友

2020年も残り2週間になったころでしょうか。鬼滅の刃劇場版のお誘いを受けました。私はすでに2回観ているので、これで3回目となります。

一人は「テレビで柱会議編を見てすごく面白くて。映画も見たいので一緒に行って欲しい」という友達です。もう一人は息子さんの影響でアニメは全部インプット済み。パートが忙しく、息子を誘ったらタイミングが合わず、一緒に行ける人を探していたとのことでした。

しかし…温度差がどのくらいあるのか。ハマり度がどのくらいわからなので少々構えていました。私は何度でも観たいし、何度観ても号泣するのでドン退きされないようにしないと。

「どう泣くか」迷いながら

当日、禰豆子(ねずこ)柄のマスクをしていき、謎の意気込みを見せました。パンフレットやグッズは売り切れなのでスルー。

2度目の時はストーリーの他にも目を向けることができました。「魘夢(えんむ：下弦の壱の鬼)の髪型は、後ろ側にグリーンのおさげが2つある」とか、鬼の手(動き回って甲の部分に口があり喋る)のデザインは意外によくできていると思ったり「アカザ」のイントネーションはアにあるんだ、とか。

かまぼこ隊の活躍も。ねずこがピンチの時に必ず必ず必ず飛んでくる善逸のカッコよさ。魘夢を倒せたのは伊之助が居てこそ。炭治郎は現実と夢がごっちゃになり自決するところを伊之助に救われます。伊之助は被り物をしているので眠りの術にかかりません。

約2時間、つながりがあるようで前半・後半がはっきりとした全くの別ストーリーが展開します。前半は柱の強さを、後半では上弦の強さをまざまざと出しています。その合間に、かまぼこ隊の過去や性格もでてきます。

母たち3人、号泣

私はさておき、劇場があかるくなり横をみたら、二人ともハンカチで目を覆っていました。「柱は絶対だと思っていたのに…くやしい。」と。最後は正義が勝つと思っていた友達の、正直な感想です。漫画を読んだ時に、亡き母の言葉を思い出し奮い立ち、最後は勝つ流れと思いました。エンディングの炎(ほむら)が流れて(ここでまた号泣)、エンドロールにでっかく原画の煉獄さんが現れます。それがとてもきれいです。

母との約束

人の親として、これ以上の言葉はないと思います。

母→煉獄「あなたのような強い子の母になれて幸せでした」　　　　　　　煉獄→母「俺の方こそあなたのような人に産んでもらえて光栄だった」

最後、「立派にできましたよ、」と認められて、微笑みながら眠るようになくなります…。寂しいけど寂しくないです。責務を果たしたのですから。

漫画は23巻あるので、8巻だと前半3分の1くらいのところです。このあとから壮絶な戦いになるので、悲しくても立ち止まっているわけにはいかないのです。友達は漫画も読むと言ってましたが、大丈夫かな。

鬼滅愛が止まらない。