自家感作性皮膚炎体験談 (0)

まず、体験を書き始める前に、私のバックグラウンドを簡単に記します。

年齢は50代、性別は♀。更年期をまだ抜けきっていない年代です。

ホットフラッシュ等の多くの方が経験する典型的な更年期障害は、それほど強くはなくどちらかというと軽い方だと思います。ただ、40代の頃に諸事情からうつを発症して、その精神症状は更年期障害の一部だったかもしれません。長いことメンクリに通っていて、少量の抗うつ剤(SNRI)を処方されて飲み続けています。

うつ症状が強くなった時期と同じくらいの時期に花粉症も発症しました。はじめはスギヒノキの時期にちょっとだるくて風邪のような症状が長引くなあと思う程度だったのが、だんだん鼻炎の発作が出るようになって、スギヒノキ以外の時期も鼻炎症状やら気管支症状が出るようになりました。

花粉症がとてもひどくなっていた時期に、アレルゲン検査をしましたが、36項目だったかたくさんセットのやつと、疑っているものと合わせて検査してもすべて陰性、まっさらの何も出てこない結果でした。ただ、好酸球の数値だけはやたらに高かったので、何かしらアレルギーは起きているのでしょうね、という何とも中途半端な内科医のコメントをいただきました。

その時に一緒に行った血液検査でヘモグロビンの数値が非常に低く(4とか5とかそのくらい)、貧血治療だけしてみましたら、鉄剤(フェロミア)を飲み始めたらぴたりとアレルギー症状と、なんとうつ症状までがなくなったという、不思議なお話があります。

その後数年経ってまた徐々にアレルギー症状やうつの症状も出てきていたので、昨年あたりには、また貧血の検査をしてもらった方がいいかなあと思い始めておりました。

数年前から、体のあちこちに整形外科的な不調が出ていて、腰頸の古傷の悪化とか、テニス肘とか、ばね指とか、どれも重篤な症状ではないものの断続的な医者通いが続いていました。年齢的によくあることの範囲だと思います。

2019年は夏の初めごろに強い眩暈で耳鼻科受診をしました。眩暈の治療のための検査で、聴力の低下も見つかり、点滴と内服のステロイドで治療を受けました。内服ステロイド(ブレドニゾロン)を飲んでいた期間ははじめの10日ほどですが、完全に耳鼻科通院が終わったのは3カ月半ほどかかりました。

その耳鼻科通院をしていた時期ですが、8月の終わりごろに、河原の遊歩道を散歩した次の日から、皮膚炎の症状が現れ始めました。耳鼻科の通院が皮膚炎に関係があるかどうか、それは私にはまったく分かりませんので、単純に事実の前後関係としてだけ記録しておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?