社会人1年目、2年目の監査法人の勤務の頃を思い出して…

監査法人での仕事について書こうと思う。

社会人1年目が監査法人だったので、半分ニートの資格浪人でコミュニケーション能力が悲惨だった自分にはあらゆる面でビリーズブートキャンプ(古いか…年齢分かるかも…)というか、日々上司に鍛えられる結果となる(先輩、ごめんなさい…今では実はすごい方だったと思ってます…でも当時は怖かった…スミマセン)…でも、普通の会社だったらもっと心が折れてたかもしれないと、後述の色んな会社への往査で思い知ることとなる…

①いろんな会社の経理周りの部署に行き、監査したことの証拠となる文書類を書く。例えば、現預金の手続きだったら通帳とかと、会社の勘定奉行(会計ソフト)とかのデータが本当にあっているのか、などを確認する。そのほかにいろんな勘定科目(売上とか、建物、売掛金、いっぱいあるけどたくさん書くと混乱すると悪いので、なじみのある現金及び預金についてだけ書いた)
→この文書なのだが、自分が入社したころはまだ紙で残っていることが多く、現在みたいにPDFで管理という感じでもなかった。その紙の監査調書とかを事務所から監査現場(監査する会社)まで持っていくのは重かったし、宅配便で手配するのとかしてた…先輩にはよく、監査調書読んだか!!みたいな感じで怒られたりしてた…今だからわかる…自分は酷かった…最近入社してきた後輩とか見ていると自分が当時本当に酷かったことを痛感する……監査調書じゃなくて監査六法しっかり読んだか!というのもあって、自分の配属先ではなかったが、キレた上司が監査六法を部下に投げつけるのが日常茶飯事とか聞いたことが…そこまでヤバい現場に配属されてたら今の自分は無かったと思う、だからいま、先輩には扱いにくい部下で申し訳なかったと思う…
→上記の書面を作ってハイ終わりではなく、それを上司とかがチェック入れて、その修正とか、足りない資料をクライアントに依頼したりと、結構大変。厳しいパートナーだと大量の指摘がついて大変なことになるケースも…
→大体がエクセルなので、入社当時はエクセル使えるようになれるかなと不安がってても、荒療治されて、今じゃエロ漫画のネタ帳、プロットや、各種他作家さんの分析資料、工数管理、自分用のクリスタの操作方法の備忘、エロ漫画チェックリストなどあらゆる作品制作のサポート資料がエクセルで作られてる有り様ですので…慣れって怖い…

②主査になるとすること
主査、インチャージとは監査の現場での現場監督のような仕事で、自分のいたチームでは一つの会社に二人位いた。一人は係長クラスのマネージャーレベルで、もう一人はだいたいがシニアスタッフ(会計士試験合格後、実務要件が必要になる修了考査というテストもパスした人、会社によっては修了考査をパスしていない人もならされることがある、自分は修了考査受かってなかったが、小さい会社の主査を4社同時にやってた時がある、今は非常勤だけどなぜか3社…やってます…実は修了考査も受かってない…)。現場に近い主査がやることはクライアントの質問とか聞いたり、期末監査とかの分担、往査日程の調整、パートナー(部長クラス)とクライアントとのミーティングの調整、重そうな勘定科目とか期末監査で引き受けたり、現場に近くない主査の上司に色々相談したり、ここには描ききれないようなこまごまとした業務をやって、あとは色んな作業で未了箇所とかを巻き取ったり…あ、あと審査とかかな…

③主査以外の会社への応援
期末監査の時には主査をやっていない会社などへ応援というか、中核メンバーとなっていることもあるので、そこの会社で期末監査とか、四半期決算(通称四半期レビュー)とか、内部統制監査(会社の内部統制がうまく機能しているかを監査法人側でも確かめに行く。これは四半期レビューとか期末監査の合間に行う)、金融機関だと自己査定(地方事務所とかだと信金系があるので、もれなくさせられる。超ざっくり言うと金融機関が下した債務者の区分が正しいか、ヤバめなのにこの融資先OKなとこです、とか金融機関ががウソついてないかチェックする)

→自己査定の時に金融機関の支店長からヒヤリングしてたのだが、社会人1年目にやることになってしまい肝を冷やしたのは今ではいい思い出…その支店のある市を電車で通り過ぎると未だにそのことを思い出してしまう…嗚呼あの頃は若かった…

今日はこんなとこで締めます…
当時は本当にお豆腐メンタルのよわよわで、だから、バッドエンドのボテ腹エンドのエロ漫画を描こうとしてしまうのかもしれない
あんまり絵のこと書いてなかった…また改めて…


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