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意思あるところに道は開ける

Where there's a will,there's a way

私はこの言葉が好きだ。
みんなも知っている有名な言葉だ。
この言葉を知ったきっかけは高校1年生のときに友達と映画館で観た『ビリギャル』だ。

偏差値30のギャルが1年で偏差値70まで上げて慶應大学に合格する話。この話の中で塾長が試験前の主人公に送った言葉だった。

私はこの言葉、この映画に、見事に影響を受けて、いや受けすぎて高1の夏の希望進路に慶應と書いていた。笑 だってその気でいたら本当に慶應に行けるかもしれないと思っていた。2年も時間の猶予があるからだ。

しかし、私は現在地元の大学に通っている。
高3の時の第一希望の大学にも行けなかった。      

意思あるところに道は開けると思っていたのに結果は散々だった。そのころはこの言葉はただのきれいごとだと思っていた。

そんな私がこの言葉の重みに気づいたあるきっかけがあった。それは中学時代の友人が県庁職員になって働いていることだった。その友人は中学、高校では部活には熱心に取り組むが勉強は苦手な人だった。彼は高卒で公務員試験を受けるだけ受けたが全部良い結果ではなかった。
しかし、一浪して県庁職員になったのだ。

私は彼から内定をもらったことを聞いたときは耳を疑った。彼には申し訳ないがそんなはずがない、嘘だろと言った。その後彼から浪人生活の話を聞くと壮絶だった。ペンを握ることを嫌っていた彼が人生で死ぬ気で勉強したと言ったのだ。

その時、私は自分の意思の弱さに気付かされた映画の主人公も1年間ずっと努力をしていた
だから、人1倍に努力をして強い意思をもつものだけに道は開ける。 

この言葉を実践して証明してくれた彼に感謝したいし私も彼みたいな強い意思をもって、この言葉を信じて頑張ろうと思った。