何か記事書きたいな~と思っても
全て最終的にバトルしてうおおおおおおお!!って言って終わりなんですよね
これだと陳腐すぎるなって思うんですよ
そ ん な ん じ ゃ 、 だ め さ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !
そ の 声 は ! ! ! 清 隆 ! ? ! ? ! ? ! ? ! ? ! ? ! ? ! ? !
そう、彼は「ウッチャンナンチャン南原おもしろすぎ」こと南原清隆。
レギュラーは週に2000本、視聴率30000%をたたき出す。国民栄誉賞、アカデミー主演男優賞、ノーベル賞全部門制覇、げんしじん事務所お笑いライブ1位など各賞レースを総なめしている男だ。
「君のアイデアは最高だ!!!俺の冠番組『南原清隆の天使~心を開いて~』で君の企画をやろう!!!!!」
はい!!!!!
こうして僕は清隆の手厚い支援を受け脚本を製作、地上波で放送され大人気を博した。
清隆「いや~Twitterトレンド10000週連続一位、20xx年この漫画がすごい!大賞殿堂入り、カンヌ国際映画祭金獅子賞受賞、南原バンバンバン賞受賞だよ!すごいね~!」
松本「君のファン、増えてるみたいやね」
僕「いや~そんな…全部清隆さんのおかげですよ…」
南原「ガハハ!あ、そうだ。君にある企画が来てるんだよ…勝俣!こっち来て!!!」
彼は勝俣浩二、昔バラエティーの頭数増やしによく使われていたが、南原さん大ブレイクが起きた年にマネージャーになった。
勝俣「はい!こちらの企画になります!」
彼が手渡してきた書類…そこには「南原バンバンバン ハリウッド化」と書いてある。
…
時は過ぎ、僕は南原さんと共にハリウッドに来ていた
南原「いや~今日は君と俳優陣との初顔合わせだね!」
僕「はい…でも何で今日の今日まで僕に主役の名前すら教えてくれなかったんですか?」
南原「何でって、サプライズだよ!サプライズ!ワクワクバンバンバンするでしょ?ガハハ!」
僕「は、はぁ…」
南原「ほらそう言ってる間にもう皆来てるみたいだよ!」
もう俳優陣が到着したようだ。勝又が忙しそうに俳優たちの楽屋と僕たちのいる部屋を行ったり来たりしている。
南原「僕らの目の前にカーテンあるでしょ?そこから一人ずつ発表して君と対面してもらうから。」
僕らがいるのはネタパレ演芸館ハリウッド店。僕たちは客席の一番ステージが見やすい席に座り、目の前には大きなカーテンが垂れ下がっている。
ここから一人ずつ登場し、僕と対面するらしい。
南原「じゃあさっそく私、南原役からいきましょうか!ぼくがキャスティングしたから大物しかきてないよ~!!!ガハハ!」
ダラララララララララララララララララララララララララララララ
ドラムロールが鳴る。もちろん演奏者は超一流だ。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団に所属している。
幕が開く。そこにいたのは
え!?
ディカプリオ!?
いや…?
ジャックニコルソン!?
どっちだ!?
南原「どう!すごいでしょ!!!ほら挨拶して!!」
僕「あ…はい…ナイストミーチュ…」
南原「ガハハ!!!緊張で硬くなっちゃってるね!ほら親睦を深めるためになんか話そうよ!!あの映画よかったよね~!あれ!」
僕「あ、あの映画ですか…あれ…好きですね…」
南原「…?君さ、僕が今何の映画の話してるか分かってる?」
まずい!!!どうしよう!!!ここは「何の」映画かが問題なんじゃない!!!「どっちの」映画かが問題なんだ!!!!!!!!
ディカプリオの方でいくか!?それともジャックニコルソン!?
…あ!!!二人とも共演してるやつがあったはずだ!!!確か…「ディパーテッド」!!!
僕「もちろん!『ディパーテッド』ですよね!!!」
その瞬間、
「俺出てないんだけど!❓⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉❓⁉⁉!❓⁉⁉⁉⁉❓⁉⁉⁉⁉!❓⁉⁉❓⁉⁉⁉⁉⁉⁉!❓⁉⁉⁉!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!❓❓?❓?❓?❓❓?❓?❓?❓❓?❓?❓?❓❓?❓?❓??❓?❓?❓?❓❓?❓?❓?❓❓?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????????????????????????????????????????????????????????????????」
え!?
日本語!?
「俺、山田孝之なんだけど!!❓?❓?❓?❓?❓?!!!!!!!!!!❓⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉⁉❓⁉⁉!!❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?❓?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!❓?❓?❓?❓?????????????????????????????!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!??!?!?!?」
あ!ホントだ!似てる!
山田孝之はその後大激怒、他の共演者に「南原の野郎はキャストをリスペクトしていない」とチクりまくった為俳優陣も大激怒。南原がキャスティングした俳優は誰一人いなくなった。
しかしもう広告は世界中にバラまいていたのでしょうがなく、各キャストに似せたメイクを勝股に施し、彼らの真似をさせた一人演技で撮影を敢行。
公開されるやいなや南原と僕、特に勝亦は大バッシングをうけ「ウッチャンナンチャン南原面白すぎ」は「ウッチャンナンチャン南原つまらない」になった。
「いや~困っちゃったなぁ」
「もってたレギュラーも受賞した賞も剥奪されるし」
「映画の赤字7841654687461687419684416984984165198519168984984997987878787878787878778888円支払わなきゃいけないし」
「困っちゃうな~」
「でもいつまでもくよくよなんてしてられない!」
「いくぞ!!勝間田!!!」
「もちろんですよ!」
「やさしくなるとうまくいくっていいますもんね!」
「哀川さんも協力してくれるって言ってますし」
「生島さんも応援してくれてますしね!」
「またテレビに出られるように頑張りましょう!!!」
時は20xx年…
芸能界の覇権は坂本冬休みが握っていた…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?