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ADHDキチゲエピソード

この記事について

この記事は豆腐アドカレ14日目の記事です。
記事の感想は #豆腐アドカレ をつけて投稿していただけると助かります。

#クソ記事おもんな消せ

なんでこんなことを書こうと思ったのか。
僕もよくわからないです。自分の胸に聞いてみてください。
タイトルでなんとなくおわかりになると思うのですが、
僕はある精神疾患特技を持っています。
そのせいで引き起こしたり、被ったりした出来事を話題にしたら、わりと面白がる人たちがいた(バカにされているとかじゃない。多分。)のでまとめて記事にしてみました。

⚠️ ち ょ っ と 待 っ て ! ⚠️

この記事を読む前にどうかご一読ください

前述の通り、この記事はそういう記事です。
多少なり、というか大分、そういった
障がいをバカにしたり、イジる
といった表現が含まれます。
そのような考え方や言動が嫌い、気分が悪くなる方は
あまり読まない方がいいかもです……。
というか普通にいけないことなので
そうなるのは当たり前なんですがね。
でも、でもでも、
「基本そういうのはいけないことだけど、
本人が笑っていいっていってるんだから一緒に笑い飛ばしてやるか!
(笑えるかどうかは別として)
って思える人には是非見てって欲しいです。
正直、もとより自分で思い出すだけだとそのうち笑えもしなくなって、羞恥心の苗床になるだけの出来事です。
なので、他の人に笑ってもらえるならそれだけで、こんなヤツでもよかったなって思えるんですよね。

最後にもう一つ、当たり前のことですが、この記事を読んだからといって、
この記事の感想以外で、僕のTwitterアカウントやリアルの僕を名指しして「この人ADHDなんだって」等の発言をするのはやめてください。
これは僕が嫌だからとかではなくて、前述の通り、そういう発言を嫌う人が世の中にわんさかいるわけです。
僕がこうして障がいを自虐してるのを知らない人から見れば、あなたが非常識でひどい人みたいにみられるかもしれないし、そうでなくとも、話が大きくなると僕が怒られてしまいます。
ADHDって言われるのはいいけど怒られるのは嫌です。
ここでの話をイジるのはこの記事の感想、そうでなくともリアルでのちょっとしたイジりあいまでに留めといてください。
感想でならいくらでもやっていいので。

長い前置きでごめんなさい。文才がないもので……。

ほんとに読んだ?

ADHDってなんだよ

普通に知らない人のために。
ADHDとは注意欠如・多動症のことで、やけに注意を持続させることが困難であったり、順序立てて行動することが苦手であったり、落ち着きがない、待てない、行動の抑制が困難であるなどといった特徴が持続的に認められ、そのために日常生活に困難が起こっている状態です。
(引用元:ADHD(注意欠如・多動症) | NCNP病院)

幼少期編

その方がわかりやすいし没入感もちょっとは出るかな、ということで時系列順に書いていこうと思います。
まずは幼少期から。

全っっっっ然寝ない

これが異常なのかどうかはわからないですが、とにかく寝ない子でした。
幼児なのにも関わらず平気で10時ぐらいまで起きてるし、起きる時も4時半ぐらいに起きて
「まま、ぱぱ、あさ!!!!」
両親を叩き起こします。
両親には本当に苦労をかけて申し訳ないと思っています。
これ落ち着きがないこと以外にも理由がありまして。
「寝たら死んでしまう」とか思ってたんです。
寝てるうちに隕石が降ってきたり地震や大津波が来たり……。
頭はずっと冴えているので羊の代わりに無限にそういうことを考えて、涙目になりながら起きてましたね。
僕は保育園出身なのですが当然おひるねの時間になっても寝ません。
退屈だったので隣の子にちょっかいを出しまくって泣かせてました
(本当に申し訳ないと思っている。)

保育園のグラウンドがノート

ADHDの特徴として注意力欠如を挙げましたが、
時にこれはADHDのもうひとつの側面、過集中につながります。
一度何かにめり込むと、他のことが目に入らなくなるかわりに、ものすごい集中力を発揮することがあります。(ずっとこれがいい。マジで。)
それが起こったのか僕はある日から保育園のグラウンドにいって、
ひらがなとカタカナ、それからアルファベットをひたすら書き続けました。
当時好きだった子に「〇〇くんなにしてんのー」と話しかけられても
「あるふぁべっと」ぐらいの返答しかしません。コミュ障かよ。
呆れたように「へんなのー」と言われました(大正解)
これを書いていた理由も、先生に賢いねと褒められたかったからとかいうクソみたいなもので、今思えば可愛らしさのかけらもなかったです。
気づいたらお昼ごはんの時間になってるわけですが、まだ「ひらがなとカタカナとアルファベットを書き続けろ」という命令が残っていたのか、ご飯粒で文字を作ったりスープで机に文字を書いたりしてました。あー、break文書かないから……。

お習字クソゲー

まずコンセプトが「心を落ち着かせて文字を書く」って時点で無理です。
当時の僕にまともなお習字なんてできるわけもありませんでした。
筆を剣のように振り回して墨汁をこれでもかと撒き散らす(シーかな?)
床、壁、机、おともだち、床。
飽きるまで厄災をばら撒いてようやく字を書き始めたかと思えば、書いた字が気に食わず癇癪を起こしてまたパンドラムーブ。
床、壁、おともだち、おともだちおともだちおともだち
お習字がクソゲーだったのは先生の方かもしれません。

小学校編

やべーやつくん無事留年せずに小学校に入学できました。
(特別支援学校に入るところだった。危ない。)

授業って誰?

小学校に入学しようがADHDは相変わらずです。
まず、授業中に普通に立ち歩きます
当たり前ですが先生の言葉なんてアウトオブ聴覚だし、保育園の先生と違ってなんか上からでムカつきます。
保育園の先生と違ってまだ習ってないことをやって見せても褒めるどころか文句を言ってきます。
当時の僕はそういうところがバチクソ気に食わなかったんです。
バチクソ気に食わないとどうなるか。
 教 室 脱 走
先生は僕のことを認めてくれないし、同級生のみんなともなんか話が合わないし(ADHD特有の超速話題転換)、じゃあもう教室いなくていいや。
そういうことです。
勉強に関しては一般以上にできていたため、担任の先生も諦めて放し飼い状態でした。

最密充塡構造

それでも一人、担任じゃないけどめちゃくちゃ優しい先生がいて、
教室を抜け出した僕にわざわざ付き合ってくれました。
その先生とよくやっていたのはペットボトルキャップ遊びでした。
いろんな種類のキャップを机に並べて違いや共通点を観察したり、キャップをギュッと固めたかと思えば
「 最 密 充 填 構 造 」
って言ったりしてました。どこで知ったんだその用語……。

宿題

やりません。絶対に
そもそも宿題の存在を家に帰るまでには忘れてるし、連絡ノートなんぞ渡されてもそれを見たり見せたりするのも忘れます
かろうじて宿題を覚えていても集中力が続かないのでできません
ニワトリなんですよね。海馬が
先生に「なんで宿題やってこないの」と聞かれても「忘れちゃいました」としか言えないし、「連絡ノートは」と続けて聞かれても「忘れちゃいました」としか言えませんでした。情けない。
このとき、人間の生活において何よりも強いのは忘却だと思い知りましたね。どうしようもないんだもの。

中学校編

ここで精神年齢がだいたい6歳ぐらいになってきます。中学校には宿題がないと聞いた時、それはもう大喜びで、その場で第九を歌った記憶があります。

Tボックス

中学生になると教科書の量も倍ぐらいになって、プリントもわんさか貰うようになるわけで、整理整頓ができない僕のロッカーは直ぐにエントロピーが増大して隣のロッカーをも侵食し始めました。(ロッカー2つで1つの大きな箱になっている。)隣の子がバッグをしまえなくなってきた頃、見かねた先生が解決策を編み出します。
それがTボックスです。僕の苗字のイニシャルが名前の由来です。
Tボックスは教室の隅に特設されたダンボールで僕はそこに自由に物をぶちこめるわけです。ぶち込みすぎて2回ぐらい壊していますが。
学期末に手提げを忘れた結果、4 kgぐらいあるダンボールを抱えて下校する羽目になり、挙句途中で底が崩壊、道路に教科書やらプリントやら大散乱して一部は踏まれ、一部は轢かれ、道の真ん中でギャン泣きしてました。(n敗)

定期課題

宿題がないなんてでした。
むしろ周期が延びた分余計にサボるのでもっと悪質です。
当然課題はほとんど出さなかったのですが、中でも酷かったのが社会です。
ワークを出さなすぎて定期テスト毎に放課後は先生に束縛されて無理やりワークを解かされました。
嘘です解いてるフリして数学をやってました
(本当に申し訳ないと思っている。)

ネッ友

小学六年生~中学三年生ぐらいまで仲良く遊ばせてもらっていたネット上のゲーム仲間がいたんですが、そのグループでの言動がきっかけで縁を切られてしまうということがありました。自分の障がいを盾に自分のミスを正当化するというカスみたいな立ち回りを何度もしてしまったんですね。この頃からちゃんと自分の障がいと向き合って反省を重ねようと思い始めました。冒頭でしつこく閲覧注意を呼びかけたり、言動について注意したりしたのもこの事件がきっかけです。お相手がとても寛容な方で今は復縁させてもらってますが、大変なことをしでかしてしまったなと今でも猛省してます。

豆腐編

あれなんですかね。類は友を呼ぶ的な、スタンド使いは引かれ合う的な。この学校パッと見ですが比較的僕の同類が多いと思います。初めましての挨拶3人目ぐらいで「こいつ……!同業者か……!」ってなりました。

やらかしまくり

ここに書いてネタにしたからと言って許されるとは思ってないです。
(本当に申し訳ないと思っている。)
なんで応化通ったんでしょうか。
1 Lメスフラスコを割ったり、
メスフラスコを加熱して乾燥させようとしたり、
よそ見して濃硫酸を足にこぼしたり。
ギリギリ今日まで生き延びてるの割と奇跡だと思ってます。

インキーからのキー破壊

修学旅行のホテルに宿泊する際、インキーはするなよって言われた数十分後にやらかしました。ニワトリ海馬です。幸い、お仲間もいたのでインキー程度ならメンブレは免れたのですが、その後がまずかったです。貰ったキーに長時間スマホをくっつけてキーをぶっ壊しました。自分で自分の愚かさに驚いて1分ぐらい固まってました。結局2回もフロントにお世話になってメンブレ、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンになってしまいました。

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございます。
僕がこの記事を書いたのはしょーもない過去を供養するのもそうですが、一番伝えたかったことはADHDでもまぁまぁ人生楽しくやって行けるってことです。
ということはなおさら、ADHDじゃない人にとっても考えようによっては人生は喜劇なのではないでしょうか。
もし何かやらかして「自分なんてもうダメだ……。」と思っても、この記事を思い出して「まだまだ下がいるもんだな」とでも思っていただければ、大変愉悦の極みでございます。
僕のADHDはまだ健在で、しょっちゅう貧乏ゆすりやら指遊びやら意味不明発言やらして多大なるご迷惑をおかけしてると思いますが、改善に向けてちょいちょい努力はしているので、何卒長いお付き合いをお願いします。
さみしんぼなので。


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