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暴拳王国元ネタ集(1)

・ごあいさつ

初めまして、やゎらか豆腐と申します。
大型大会で大きな結果を残したことはありませんが、仕事でデュエルマスターズを取り扱っているので、少しだけ変わったカードの知識があります。趣味は格闘ゲームをはじめとした対戦ゲームです。
 今回は、文章やnoteの編集の練習の一環として表題ような記事を書いてみることにしました。

・暴拳王国について

・概要

暴拳王国は、2020年に十王篇第3弾「幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」で登場した、十王篇に10個ある王国/チームのうちの1つで、光と自然を担当する王国(悪役サイド)です。ビーストフォークを中心に光と自然の比較的小型の種族で構成されており、全員が1対1の決闘を好む弱肉強食の格闘家たちの国です。
その国民性を表した、アバレチェーンという1ターンに1度だけ攻撃時にトリガーするキーワード能力が特徴でしたが、この能力がデュエマのゲーム性と非常に相性が悪く、環境はおろか、デッキとして構築することさえ困難な不遇な王国となっています。

・で、なんで暴拳王国なの?

パロディの豊富なデュエマにおいて暴拳王国も例外ではなく、格闘家というモチーフから筆者の趣味である格闘ゲームの分野から非常に多くのパロディがなされており、またその中に秀逸なものや格闘ゲームを知っていれば思わずフフッとなるようなものが多く魅力的だったので、本記事を執筆することにしました。本記事を読んで格闘ゲームやアバレチェーンに興味を持っていただければ幸いです。

前置きが長くなりましたが、そろそろ1枚目を見ていきましょう。

・《武鍵の鎖 スピンパンダ》

画像は公式サイトより

1枚目はこちら、《武鍵の鎖 スピンパンダ》 。
中国風の衣装、特徴的なキック、そして何よりトレードマークの超ゴツいトゲ付き腕輪。こちらのカードの元ネタはストリートファイターシリーズの代表的な女性キャラ、春麗でしょう。中国の(元)麻薬捜査官、中国武術に精通しているキャラクターです。
格闘ゲームの女性キャラといえばコレ!というキャラクターなので、格闘ゲームを知らなくとも、なんとなく見たことがある方も多いのではないでしょうか。イラストや名前は必殺技のスピニングバードキックをモチーフにしているようです。
また、暴拳王国のクリーチャー全体を通して、アバレチェーンを持っているクリーチャーは名前とイラストに鎖がついているのが特徴です。

・《貴不の鎖 マガタイル》

画像は公式サイトより

2枚目は《貴不の鎖 マガタイル》 。こちらもストリートファイターシリーズのキャラクターで、アメリカの軍人、ガイルがモチーフです。こちらもスマブラなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
トレードマークの髪型を露骨なほどパロディしています。いやすごいなコレ……
名前は勾玉+ガイルで、イラストで使っている攻撃はガイルを象徴する技の一つ、ソニックブームのようです。ちなみにもう一つのガイルの代表的な技であるサマーソルトキックは《暴蹴の栗鼠》 に吸収されています。

・《破泡の鎖 スモウトード》

画像は公式サイトより

3枚目はこちら、《破泡の鎖 スモウトード》 。
力士のような姿と名前だけでは断定できませんが、イラストの百烈張り手と目元の隈取りからストリートファイターシリーズのエドモンド本田 がモチーフであることが推測できます。ストリートファイターをやっていると忘れがちですが、力士って普通は隈取りを入れたり空を飛んだりしないんですよね。
元ネタのエドモンド本田はさながら横綱の風格を持っていますが、相撲の宣伝活動のために世界中を飛び回っているため、実は張出大関(準大関)止まりという設定があります。

・《未謎の鎖 ブリタネッコ》

画像は公式サイトより

最後に紹介するのがこちら、《未謎の鎖 ブリタネッコ》。こちらは少しわかりづらいのですが、名前のブリタ(ブリタニア)がイギリスを指す言葉であることや、緑基調の衣装、長い三つ編みなどからストリートファイターシリーズのイギリスの特殊部隊員、キャミィであることが伺えます。猫がモチーフなのはキャミィが猫好きなのも関係しているかもしれませんね。

・おわりに

今回は半年前に最新作が発売して大人気の格闘ゲーム、ストリートファイター(特に2系)のキャラクターがモチーフのものを中心にご紹介しました。ストリートファイター系だけでもまだまだ紹介しきれないくらいのカードがありますが、今回はここまでとさせていただきます。
気が向いたら次回はSNK格ゲーシリーズや、え、それって格ゲーなの?みたいなものも取り扱ってみたいと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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