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贅沢寄席メモ


1組20分贅沢寄席

2022年07月10日(日) 19:00開場 19:20開演
ルミネtheよしもと(東京都)中川家・とろサーモン・コマンダンテ

今回は中川家、とろサーモン、コマンダンテの組み合わせ。

笑う気たっぷりの良いお客さんで、1組目のコマンダンテにものすごく厚みのある拍手を送っていた。

コマンダンテ

は、安田さんが贅沢寄席のために買ったシャツに石井さんが気づいたところが面白かった。昼に大宮で着てたシャツと違っていたらしい。でも、特に特徴も無い、ブルー系の半そでのシャツだったので、そこに気づく石井さんてすごいなと思った。コンビ愛? 

大宮では服を脱いでるって話で笑っているお客さんが多かった。大宮のファンて多いんだな。大宮でのコマンダンテも見てみたい。

ネタは輪唱、顔を取りかえる、散髪屋に行ってみたいのにラーメン屋。後半、かなり長い間、安田さんの一人芝居を石井さんが見ている場面が続いたけど、ずっとおもしろい。

とろサーモン

は、冒頭かなりのあいだ、久保田さんが村田さんの後ろにずっといて、小声で話して、村田さんがそれをアナウンスする形だった。たぶんアドリブで、何度か村田さんが本当に困って嫌がっていた。

やっと普通の音量で話しだした後も、用意した漫才には入らなくて、「単独ライブじゃないんやぞ」と村田さんがたしなめていた。久保田さんはお客さんに漫才の御題をもらって、はじめ「絵」という御題に「絵て!」と笑っていた。

次の御題は「中川家」だった。村田さんが山手線の電車アナウンスをした。中川家に遠慮して、本域ではしなかったんだと思う。それなりの出来のアナウンスだった。中川家に怒られるぞ、みたいに思っている感じ。

久保田さんはずっと自由に楽しんでいて、終わりもなかなか終わらなかったけど、最後の去り際がすごくきれいだった。

中川家

中川家は最初、定食屋から出てあらぬ方向を一度見てから立ち去るお客、おばちゃんの夜の挨拶、みたいなネタを三つくらいして、新宿駅のアナウンスもして、政治系の話、笑顔が大切、けっこう色々なパターンのものを見れたような気がする。

とろサーモンで笑い疲れる量の笑っていた観客は、中川家でまた笑って、劇場の箱ごと、笑っている感じだった。

最後に花火をしてくれて、「またしてくれるのー!」と、一人で喜んでいた。

エンディングトーク

エンディングトークが少しあるのも、この寄席の良いところだ。

とろサーモンと中川家の漫才がなかなか終わらなかったこと。コマンダンテのラストがほとんど話してなかったこと。「(コマンダンテの)顔小さいな!」みたいなことを久保田さんがつっこんでた。

幕が閉まる前に、礼二さんが何度か手を振ってくれていたのも、なんだか嬉しかったな。