今更何を書けというのか

※この記事は一応統治行為論 Advent Calendar 2022  25日目の記事ということになっています。
 
 今年の統治行為論アドカレの季節がやってくる前に、書いていきます。対戦よろしくお願いします。

ぼっち・ざ・ろっく! 12話 観ました|touchico (note.com)
これは本当の25日目の記事

 2023年も(この記事を投稿する月)月になって、いかがお過ごしでしょうか。私は元気です。
 元気といえば、『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』ですよね。2021年公開のアニメ―ション映画ですが、2023年でも一部の映画館放映がされ、その愛されっぷりが話題となっております。Blu-ray持っているけどやはり映画館で観る劇ァは違うということで、多くのファンが劇場に足を運んだことでしょう。かく言う私もその一人です。
 スタァライトのコンテンツ展開は映画だけではありません。舞台はもちろん、朗読劇、オーケストラコンサートなどの観劇型コンテンツもありますし、定期的にポップアップストアも開催されています。ラジオもやっています。2023年冬にはノベルゲームであるらしい『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 舞台奏像劇 遥かなるエルドラド』がリリースされるそうですね。楽しみですね。充実ですね。すべて追い切れていない私が言うのもなんですが、大変奥が深いと思います。

 ところで、みなさんは『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』というアプリゲームをご存知でしょうか。
 名前からお分かりの通り、レヴュースタァライトのゲームなんです。今回は、この『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』、スタリラについてお話をしたいと思います。

 注意事項ですが、わたしは劇ァを観てからはじめて程度のニワカerなので、詳しくは全くないですし、間違ったこと言うかもしれませんが、許してください。

 さて、まずスタリラがどういうゲームなのかというと、舞台少女たちがレヴューするぜ!というゲームです。コマンド選択してレヴューを進めます。コロスを退場させたり、他劇団と競い合ったり、舞台少女の絆Lvあげたり、ストーリーを観たりと、色々やることはありますが、細かい所は実際にはじめてみればよろしいかと思いますので、ここではこれ以上深掘りしません。
 お伝えしたいのは、舞台少女たちのことです。
 九九組の9人に加え、青嵐総合芸術院の3人、凛明館女学校、フロンティア芸術学校からそれぞれ5人、シークフェルト音楽学院は中等部合わせて10人が登場します。大所帯だ。
 そう、大所帯なのです。
 色々な絡みが見られるねと思えば嬉しいですが、如何せん32人もいると、一人一人にスポットライトが当たる時間は限られてくるわけですね。もちろん、我々としても運営側としても、様々なものが有限である以上、それは仕方ないと思います。

 しかし、偏りがすぎるのでは?と思うときが多々あります。

 スタリラはいわゆるソシャゲで、数日おきに新舞台少女(身も蓋もないこと言えば新カード・新衣装的な)が登場します。私のフォロワーでRTを切っていない方なら、たまに私が「なるほどね」とか言っているのを見たことあるかもしれません。新舞台少女は平たく言えばめっちゃ強くて環境最強イェイイェイって感じですが、そういう対戦要素を抜きにしても、めっちゃ可愛かったりかっこよかったりで最強だし、絆ストーリーで新たな一面が~ということがあったりなかったりで最強なのです。こういったことから、ばんばん登場してくれ!と思っていますし、好きな舞台少女が新登場なんかしちゃった日には「好きな舞台少女が登場しちゃった……」となる具合です。
 はちゃめちゃ仮定なのですが、五日に一度新舞台少女が登場するとして、一年でだいたい72人新舞台少女が登場することになります。スタリラには攻略サイトがあって、そこを感じ2022年に新たに登場した舞台少女は89人(うち一人はコラボキャラなので上記の学校の生徒ではない(レヴュー画面上では西條さん))でした。まあ誕生日には新舞台少女が登場するので、そこらへんは誤差ということで。
 さて、88人の内訳ですが、

・聖翔音楽学園 36人
・凛明館女学院 13人
・フロンティア芸術学校 13人
・シークフェルト音楽学院 13人(うち「気高き君」は13人)
・青嵐総合芸術院 7人

となっています(上述のサイトを用いて私が数えた私調べによる)。
 聖翔はまあ主人公感あるし、他校の三倍近いのは納得できます(2022年は「劇ァ」シリーズ舞台少女の登場があったことも加味すると、それはそう)。他校の生徒ですと、だいたい一年のうちに一人当たり2.6人登場という感じですね。バランスが良い。もう一度全体でみて、最多登場回数は5回(愛城さんと西條さん)、最小回数は1回(リュウさんと小鳩さん以外の新たに参加した中等部4人)でした。
 では、2023年はどうなっているでしょう。
 
・聖翔音楽学園 35人
・凛明館女学院 10人
・フロンティア芸術学校 8人
・シークフェルト音楽学院 19人(うち「気高き君」は12人)
・青嵐総合芸術院 2人

この数字は2023年8月6日時点での新登場舞台少女数です。8月時点でなんか74人も登場しているけど大丈夫なの?という点に関しては、次のことが影響していると思われます。すなわち、誕生日に新舞台少女以外にもEncore(過去に登場した舞台少女のリメイク版てきな)としてもう一人登場するようになったからです。それを含めると去年より27人多い(シークフェルト中等部二年生はEncoreがない)くらいは理解できます。
 逆に言えば、Encoreのない中等部以外の27人については、今年は2回以上必ず登場することになります。そこで、誕生日とそれに伴うEncoreを除いた登場回数はどうなっているのか、みてみましょう。

・聖翔音楽学園 21人
・凛明館女学院 4人
・フロンティア芸術学校 2人
・シークフェルト音楽学院 12人(うち「気高き君」は8人)
・青嵐総合芸術院 0人

 なるほど。
 フロンティアの2人というのは、2月に開催された『ミルキィホームズ』とのコラボ時に、胡蝶さんと大月さんが登場したものです。胡蝶さんの声優さん、佐々木未来さんがエルキュール・バートンさんを演じていることからも適役という感があります。ちなみに、同コラボでは神楽さんと愛城さんも登場しています。み、三森すずこさん……。
 凛明館のうち2人も『BanG Dream!』とのコラボのときの担当声優さんに関係した選出という気がしないでもないです(まあ西條さんがマスキングさん演じますよ!とか言われても困惑しそうなのでそこは全然思うことはないし嬉しいくらいですが)。なお、のこりの2人は、星座がモチーフの演目『スタァセレブレイト~始まりの日へ~』から1人(パイシーズ演じる巴さん)、海神と美女との愛を描いた演目『海神別荘』から1人(美女を演じる巴さん(海神である公子を演じるのは花柳さん))です。そうなんだ。
 なんか多いぞシークフェルト。なぜならば、シークフェルトは舞台や朗読劇、また中等部という新要素もあり、現在ばんばんなのであります。たとえば、4月に開催された朗読劇に伴って、演目『ロイヤルリテイナー』より「気高き君」5人が登場しています(これはリメイクとも言えそう)。たとえば、この前中等部がメインの舞台がありまして、それに関連して演目『別れの戦記』から2人登場しています(聖翔からも西條さんと石動さんが登場しています)。おそらくこの演目からはまだ登場するんじゃないでしょうか。そうなるとまたすごいですね。また、『スタァセレブレイト~始まりの日へ~』では、ジェミニ演じる鶴姫さんとキャンサー演じる雪代さんが登場しています(ストーリーを読んでいないので分からないのですが、スタァセレブレイトにはフロンティアや青嵐の生徒さんは登場しないのでしょうか?)。
 当然多いぞ聖翔音楽学園です。スタァセレブレイトはもちろん、それぞれがスイーツを演じる特別課題から、今年はフルーツタルト大場さんとバウムクーヘン天堂さんが登場しています。2023年の初新登場舞台少女は十二支の卯役の花柳さんでした。重要な点として、去年は「劇ァ」シリーズがあったように、今年は演目『第100回聖翔祭 戯曲スタァライト』から9人が登場するっぽいですね。残り2人(フローラとクレール)も楽しみです。

 こうやって冷静になると、当然のことながら、進行中の舞台(スタリラ内の演目でもリアルイベントしての舞台でも)があるかどうかが、スタリラ内の舞台少女の登場に大きくかかわっていることが分かります。そうなんだ!

 この記事を書き公開することで、私が言いたいのは、もっと凛明館やフロンティア、青嵐の舞台少女が活躍してほしいということです(アドカレだからっていうのことも少しあります)。
 32人もいて大変だよ~ということや、そもそもリアルイベントの時点で登場する舞台少女が偏っているのだからそれがアプリに反映されるのは当然だろうということはわかっているつもりなのですが、それはそれとして、なんか寂しいなとおもってしまいます。アプリ運営の事情がどうとか声優さんが多忙で……とかは全く知らないので強いことは言えないです。この現象はスタリラ固有のものではなく、ソシャゲの構造と資本主義というもっと根本的なことからくるものなのかもしれません。大変だ。
 なんにしても、私が出来ることは、怒りの課金をしたり、SNSに感想流したり、イベントに参加したり、そういった個人的にスタリラを楽しむことだけで、つまりは今までとなにも変わらない生活を送ることだけなのでしょうけど、好きなコンテンツが(肌感覚としてなんとなく)思っていたのと違うものにかわっていく様子をぼけっと眺めるだけは少々つらいので、今回このようなnoteを書きました。

  このnoteを読んでスタリラに興味を持ちプレイをはじめた方がいれば、本当にうれしいです。FFになりましょう。

 これからもスタリラが、そして『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』がキラめき続けますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?