H.C.第二話「全てを統べるモノ」

アナウンス お知らせします
      5枠5番 風真いろは号落鉄の為、暫くお待ちくださ
      い。

オープニング Dark Breath/ラプラス・ダークネス

春  各者ゲートに入ります。どうやら風真選手の草鞋の緒が切れ
   てゲートへ入り直します。
A  えぇ、入って来た情報によりますと風真選手、草鞋を脱いで
   出走するとの事。普段とは違う状態になりますが頑張って欲 
   しいです。
春  今、スタートしました!

風真 スタートで少し足が滑ったでござる。やっぱりルイ姉が先頭
   。こよりちゃんは右後ろ、沙花叉は、その後ろと言った感じ
   でござるか。
博衣 ルイ姉がやっぱり速い!このままいろはちゃんマークで正解
   かな。クロヱちゃんは後ろ、並ばれてから対応するとして、
   、、、ラプちゃん、、もっと後ろかなぁ、、

春  何て事でしょう、、4枠4番ラプラス選手、ゲート内で暴れ
   ている様にも見えます。完全に出遅れてます。

LA  「皆で何か食べたのー??ずるいー」
沙花 ラプちゃん、何かしゃべってる、、、
ルイ 「終わってから食べるに決まってるでしょーがっ!!」
博衣 え?
風真 何?ラプ殿が前を走ってるでござる

   ガシャーン

沙花 何?何の音?!

春  オーロラビジョンに映ってるのは紛れもないラプラス選手!
   その姿は異様としか申し上げれません!
A  鷹嶺選手とラプラス選手が会話している様にも見えます。

風真 足音も息遣いもせずに抜かされた、、たまに脚は着地してい
   るでござる。走っては居るものの、、
博衣 やはり全てを統べる者は伊達じゃない、、このままでは、2
   着も危ぶまれる。Dプランに移行、速度を落とす。
LA  「何食べるの?ハンバーグ食べたい!!あの人参が刺さっ
   てる奴」
鷹嶺 「あぁ、一度食べてみたいですね」
LA  「ビーフ100%かな?100%だとノエル先輩に成っち
   うか、、」
鷹嶺 「そんな訳ないでしょーがっ!!」

白銀 「、、くちゅん、、あびゃびゃ」
角巻 「浴びたー助かるー」

沙花 ちょっとペースが遅い気がする。ちょっと距離残ってるけど
   ペース上げよっ

春  先頭はラプラス選手変わらず、第3コーナーに進入していき
   ます。ペースはミドル、平均的なペースで進んでいます。
A  ここから坂を下って行きますね。各者どの様な作戦で行くの
   でしょうか?

LA  「オムライスもいいなぁ、、オムレツが乗ってるのも好き   
   だけど赤いご飯を卵で包んでるのも良いよね」
鷹嶺 「ケチャップライスね。赤飯みたいに言わないで」
   どう来る?こより、いろは、クロヱ
風真 下り坂、第3コーナー、ここしかないでござる!!

春  風真選手が仕掛けた!
A  下り坂をピッチ走法で加速していきます!後ろに居るのはク
   ロヱちゃんですね。進入時に抜いたみたいですね。更にスピ
   -ドを上げていきます。

博衣 自分の長所と相手の弱点、ここしかなかったですよね、、、
   えぇ、分かってます、未だ我慢しますよ先輩、、、

猫又 「あっこよりちゃん、まだ練習してるの?」
博衣 「おかゆ先輩、お疲れ様です!頭以外は、まるっきしなので
   練習あるのみなんですよ」
猫又 「そかぁ、後ろ着いて行って良い?」
博衣 「勿論です!胸を貸して下さいっ!」
猫又 「今日、何曜日だった?そもそも、、七日間埋まってた気が
   、、、、」
博衣 「あっ!胸は良いんで、、、いつでも追い抜いて下さい!お
   願いします!!」

博衣 ハァハァ、、この三周、およそ1キロ、抜く訳でもなく、ず
   っと私と同じ速度でついてきた、、息も乱さず、、恐ろしい
   、、、

猫又 「こよりちゃん、速いぃぃぃ!全く抜けなかったぁ」
戌神 「あっ!おがゆーっ!」
大神 「こよりちゃんだ!秘密の練習?」
戌神 「えっ?何よそれっ!どーゆーこと?」
博衣 「あっと、、おかゆ先輩に追走して貰って練習してたんで
   す」
大神 「じゃぁ、今度は私達も混ぜてぇ」
博衣 「お願いします!先輩方!!」
戌神 「よおしっ、お願いされちゃおうっかなぁ」
猫又 「走ろう!走れっ!こよりちゃん」
博衣 「はい!」
猫又 「全速で5周ねぇ~」
博衣 「あ、、、終わった、、、」

エンディング WAO!!/博衣こより

戌神 「ところで秘密の練習って、どーゆー事よ?」
猫又 「えっっと、、、こよりちゃん、もっと早く!!」
博衣 「あ、、これ本気のやつ、、、ガチで終わった、、、」

癒月 「ガチィ?」

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