見出し画像

1年の旅の折り返し地点に立って

まだまだ半袖で過ごしていますが、いつの間にか暦の上では10月になりました。4月から始まったTOUCAプログラムも、もう半分の折り返し地点となっていることに驚きを隠せません。
そんな私は「半年が過ぎました」と言いながら、まだ柳川に滞在しています。1年に1度の柳川最大のお祭り「おにぎえ」に参加する為です。無理を言って期間を延長させてくれた事務局の皆さん、本当にありがとうございます。

この前話題になって面白いなと思ったことがあって
TOUCAプログラムという3カ所を3カ月ずつ巡るプログラムでも

どの順番にどのタイミングでどの施設に行くのかで
見える風景、感じ方、考え方が絶対変わる

ということです。

例えば私なら、
・海士町へついて2日目にサウナ界の重鎮が来た
(その後も観光界隈の凄い人たちが続々やってきた)
・大人の島留学生と同じタイミングで島入りした
・GW明けまでヒートテック必須。その後一気に夏の気候へ
・種まき、田植えのお手伝い
・畑で日々野菜の成長を見守った
・Life is Learning ツアーに参加できた
・夏の繁忙期を知らないまま離島した
・柳川は着いたその日から猛暑(地元の人もびっくりの暑さ)
・日中出歩くのは自殺行為(自動的に引き篭もりがちに)
・柳川の夏はどちらかというと閑散期
・奇怪夜行ややながわ水辺の夜市などイベント多数
・出勤前におじいちゃんとお話しするのが楽しみ
・九州での台風を初めて経験した

柳川での3カ月は「海士町、Entoで3カ月過ごしてきたからこその私」目線であった。だからもし1拠点目が柳川だったら、ここでの地域の方との関わり方、御花のスタッフさんとの関わり方も違うものになっただろうなと思う。順番は多分どっちが先が良いとか悪いとか、そういうことは全くなくて。きっと「なるようにしかならない」し「なるべくしてそうなっている」んだと思うから、そこが面白いな。と感じている。

こういう経験の積み重ねが「TOUCAプログラム」というものを形作っていくのかな。1拠点目にいた時にはそれがわからずに「自分と島体験の人たちの違いはなんだろうか。」と思い悩んだりもしたけれど。
2拠点目に来たら、前任の菅原くんが残してくれたコミュニティーもあるし、御花の皆さんの理解度も増している感じがした。「食堂をしたい」と言ってすぐに実行できたのも、受け入れる側の皆さんの協力があってこそ。

だからこそ、今3拠点目に行くのが結構楽しみな自分がいる。Ento、御花を経験してきたという自分の強みを、ロッジではどのように活かせるのか。一体どんな出来事が待っているのか。紅葉する滑床渓谷をお散歩するのが、今から楽しみで仕方がない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?