ただ書く あなたに

こんばんは
今宵もここにたどり着けた


夜の雫ときいてどんな液体を想像しますか?

青色の壜に入れられた無職透明な飲み物
朝露を葉に乗せ月明かりの下に一晩さらした貴重な一滴
月がぼんやりしてる曇り空から落ちた最初の雨粒
清廉な乙女が夜にこっそり水辺で遊んでその脚からしたたり落ちた水滴

イメージはひろがるばかり

きっとこれだけ想像力をかきたてるものだから実際に商品化されている液体がありそうだ

では私は夜の雫を探す旅に出るとしよう

さようなら
またいつか会える日まで
それが明日か数十年後かわからないけれど
今日はこれでお別れだ
さようなら
おやすみ
良い夢を

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