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突撃144号

独立主権は食糧自給自足にあり

農水省との
第二回意見交換会実施

 わが同盟は従来の街頭宣伝、機関紙発行、各種ネット配信の活動のほかにも、マスコミ、政府機関、厚労省、経産省等など省庁、自治体へ具体的建設的意見交換を実施すべく訪問して実績を上げてきておりますが、その一環として「種子法改正」に引き続き、「食糧の安全保障」について今回農水省安全保障室と意見交換を積み重ねてきました。
 その節目として二月十日農水省別館で二回目の公開の意見交換会を開催致しました。
 まずもって農林水産省(以下農水省)安全保障室および関係者には多くのお時間と尽力をいただき、改めて感謝申し上
げます。
 公開意見交換会はこれ単体のイベントではなく、これに至るまで半年以上毎月計六回におよび農水省キャリア官僚との忌憚なき意見交換バトルが繰り広げられました。この中でもこちら側の仔細にわたる質問に懇切丁寧対応していただき、更にはこちらの世界観にもじっくり耳を
傾けていただきました。
 通常、こういった会合ではこちらの一方的な抗議要求に終始することになり平行線をたどり、悪く言えば自己満足で終わることになりかねません。
 だが、われわれが考えるのは、こちらの念頭にある国家像世界観を実現するための知識を獲得し互いに具体的政策を構築することにあります。
 方向性を示すのが政治であれば、これに基づき具体的実現が官庁の役割であります。その官庁に効率効果的に動かす指導力が政治に強く要求されるわけです。
 翻って現今の永田町政治。対米追従・他力本願の敗戦植民地状態の現状維持を至上とし、「将来=現在」の変化を嫌うがための無為無策を本願としています。ゆえに将来現実間のギャップも将来惹起されるであろう危機管理もなく、ただ過去踏襲と泥縄的事後処理に汲々とする始末。
 これではわが国有能な官庁に適切指示指導を示すは不可能であるばかりか、官僚から馬鹿にされ官僚の敷いたレールを
転がるだけ。
 一刻も早くこれら植民地に満足するポツダム議会屋を駆逐一掃し、これに取って代わる真の民族主義政権の樹立を目指し、政官一致した強力な国家建設を目指さねばならないとの意識をもった存在として官僚諸兄にも認識してもらえば幸甚であります。

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