マインドコントロール詐欺

こんにちは。とっとです。

近年、人の不安につけこんでお金を騙し取るマインドコントロール詐欺が頻繁に行われています。就活を行なって将来に不安を抱えてる人や人間関係で不安になっている人は詐欺者に取って狙い目です。そこで今回は騙されないようにするにはどうすればいいか考えていきたいと思います。


人間は他人の助言を聞きたくなる瞬間があります。

・選択が必要なとき

・困難に遭遇したとき

・行動に迷いがあるとき

上記のときがその一例でしょう。普通に助言を貰うことは、自身の行動を客観的に判断してくれ、また自分で言語化できない部分の言語化をしてくれ、大変有意義なものになるでしょう。

しかし、詐欺者はこの行動を逆手に取ってお金を騙しとっていきます。詐欺者は自分の思い通りに就活生を動かそうとしてきます。


不安になっている人全員が危ういですが、一般的にプライドが高い人、優柔不断な人は特にターゲットになりやすいです。

プライドが高い人は、困難に直面するとリスクを考えます。就活で大手企業に入らなかったら、外資系企業に入らなかったら、そんなことを考えます。理想の企業の落選が続くと、こんなところで俺が落ちるわけがない、俺を落とすのは企業に見る目がないからだと考えます。しかしその言葉の裏腹にどうにか打開したいという気持ちになっています。プライドが高い故に、自分より下だと思っている人に悩みを打ち明けられません。そこで頼りたくなるのは自分の考えでも親族でも親しい友達でもなく、他人です。頼りたくなるというより、他人の助言通りに行動するようになります。失敗のリスクを考え、自分で判断するのは怖くなります。そういった心理状態から他人の助言=自分の考えだと錯覚してしまいます。特に内定者や外資系企業勤務といった社会的権威のある人を信じてしまう傾向にあります(ハロー効果)

優柔不断な人は、自分の決定に自信を持つことを苦手としています。優柔不断の人の特徴は、完璧主義もしくは他人頼りに生きていることが挙げられます。完璧主義だから、あれもこれもしたいとなり結果的に迷ってしまう。他の人が私の決定をどう思うか、他の人からどう評価されるかを考え行動を決定するから迷ってしまう。そう言った人たちは、他の人の役に立つから、○○の為という言葉に騙されやすいです。また、一度信じるとその人を完全に信じて疑わない傾向があります。だからこそ、マインドコントロールに引っかかりやすいとも言えます。

上記で引っかかりやすい人の特徴を述べました。ここからは詐欺にどうやって対処していくのか、危険信号はどこからなのかを述べていきたいと思います。
下記の3つが危険信号です。

・不吉なことを言われたとき
・金額の桁が上がったとき
・支援者を非難し始めたとき

これが詐欺への入り口です。ここでその支援から引くべきなのか慎重に検討する必要があります。


また、一度詐欺のマインドコントロールに引っかかると容易に元に戻ることはできません。「友人や家族の言うことは間違っている。会わない方がいい」など、関係を壊すような言葉を巧みに使ってきます。また、時間やお金をかけたほど自身のとった行動に愛着がわき、なかなか辞めることができません。頭の中では縁を切って手を引いた方が良いと考えてても別の行動をとってしまいます(認知性不協和)

色々述べましたが、詐欺被害を防ぐには知識が必要だと考えています。どういう人がターゲットにされやすく、どういった心理状態を利用され、どういった手法でお金を取られるか知る必要があります。

だからこのnoteを執筆しました。書いた本人がマインドコントロール詐欺に引っかからないように気をつけたいと思います。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?