またはポエムと言ってよい

私の望遠鏡でしか覗くことのできない手作りの宇宙こそが「この世でもっとも美しいのだ」と思うために生きているところが私にはあります　特にここ最近は人生の大事な決断を私の宇宙造りに支障がでないかを基準として下しました　そんな私のハンドメイド・宇宙と比較されるこの世とは、私が見ている範囲の矮小なこの世に過ぎないという限界はありますが　それはいったんどうでもいいとして、私は私の造った宇宙をとかくみんなに見せたいわけではなく、また私の宇宙をより良くするためのアドバイスなんか(それが本当だとしても、私では到底思いつけないことだったとしても)聞きたくないし受け入れたくもない　私が私一人で苦しんで造った私の宇宙を、心から好きでいて手放しで賛美してくれる人にだけ、大事な私の望遠鏡を覗かせてあげようと思っています　そうして、それがなるべくたくさんの人この世の全ての人だったらいいな、というのを承認欲求と呼ぶことにします　私の承認欲求は独裁的です　たぶん、満たされないと思いますから、欠損を抱えたままに、私の宇宙を一人で眺めて泣こうと思います