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ワインエキスパート合格いたしました!


お久しぶりのトット桑原です!

ワインの受験のためnoteを放置してました。。(言い訳ピエン)


皆様!!ワインエキスパート合格いたしましたー!!

やりました、、

長きにわたる戦いでした。。。

最初は受験なんて、、と思ってたのですがチャレンジして本当によかったです。

応援していただいた皆様、そしてアカデミーデュヴァンの先生方に感謝いたします。


さて

今回は、いろんな話をすっ飛ばし

ワインエキスパート二次試験について書きたいと思います!



これだけいうとなんじゃそりゃと思われる方がいらっしゃると思いますが、

言わゆるソムリエになる試験と思っていただいて構いません。。


でも、ソムリエは飲食店で働いている方が取れる試験なのです(確か3年勤務)

なのでそうじゃない方はワインエキスパート試験になります


少し説明します。(飛ばし可。)

ソムリエ試験とワインエキスパート試験は少し違いがあります

1次試験 知識を試される4択のCBC試験 
これは全く同じです

2次試験 テイスティング 出題ワインの分析、品種などの解答(マークシートです)
これは少し違います
ソムリエはワイン3種にその他のお酒2種。そして論述。

ワインエキスパートはワイン4種にその他のお酒1種です


その他のお酒とは?

ウイスキー、ブランデー、リキュール、焼酎などです
ソムリエさんはワイン以外にもメニューに載ってるお酒のことを聞かれますので、、

論述とは、このお酒について200字、または400字で答えよ
みたいな、試験です。
オレンジワインについて答えよ。とか、初心者に薦めるワインについてなどです


そして
3次試験
サービス、実技です。
抜栓などです。

なので、ソムリエ試験には論述と3次試験があって、
ワインエキスパートには無い

というのが明確な違いです。

このワインエキスパート試験が、今年、僕が挑んだ試験です。

大体この辺の説明がめんどくさくてエキスパートの方はみんなソムリエもとろうと思うのです。。
(教会会員なのですが、確か2年?会員なら飲食経験なくても取れたはず)

(なぜ受験したかとか1次試験についてなどはまた書くかもです。。)


さて!
改めて

2次試験について書きたいと思います!


今回、僕は覚悟していたことがあります

それは『品種はきっと当たらない』ということです

テイスティングなので、これはフランスのソービニヨンブランだ!これはチリのカベルネソービニヨンだ!と当てたくなります

ソムリエ教会も近年、品種の得点を大幅アップしました。

漫画でもよく当てる描写があるし、ワインに詳しいなら当てれるの?とよく聞かれます


品種を当てたい。。。

この欲望はすごいです

しかし、ここに絶対的な事実があります

コンクールに出場するようなテイスターも、品種を間違えることがある!!

ドカーン!!

びっくりです。

日本、いや、世界最高峰のソムリエの方々も、ぶどう品種を間違えるのです

リキュールと梅酒を間違えるのです。

そこで思いました

俺ごときザコなら品種なんて絶対当てられねー!!!!!!


諦めの速さが長所です。
ここから始めます。

さあ、「品種が当てれない」のです

ではどうするか

考えました
そもそも、これは資格試験です
コンクールのようなすごいテイスティングを求められてはないはずです

もっと言うとそんなすごいテイスターはいないはずです!

つまり!間違えても仕方がない!もしくは、正解する人もいるけどまあまあの人が間違えますよ!と言う前提で組まれている試験なのです!!!

、、、、と言う予想!

を立てまして、というか先生から教わりまして、対策を練っていきました

つまり

品種が外れても合格する戦法!

一位を取らなくても最下位にならない戦法!

お笑いで言うと、ウケることよりすべらないことを目標にする戦法!

です

うーん、消極的、、笑

でもコンクールではなく、あくまで資格試験ですので!オーソドックスな、基礎ができているかを問われているはず!なのです。


ワインスクールの先生の教えを忠実に守る男こと、桑原。

この戦法で勉強を進めました


そして本番!!!
今年の東京の会場は目黒雅叙園でございました。


いやぁ、とにかく緊張しました!

厳かなホテルで、ワインのテイスティング
周りはワインに詳しそうな受験者の皆様でごった返す。。


そんな中50分でワイン4種その他1種、の系5種。

時間はギリギリです。


さあ僕はどう戦ったのか!


お話ししたいと思います。

結果は合格していたのですが

試験終わりは凹みに凹み、、、来年頑張ろうとなってました。。笑

それは一体なぜなのか!!

ソムリエ教会のホームページに正解が掲載されてますのでそれを踏まえて解説します!!


まず!


今年のワインエキスパートは

ワインは白2本、赤2本
その他のお酒は琥珀色のお酒が出題されました!

1本目の白から行きます

こちらは外観が淡かったので、淡い白ワインのコメントを作りました。

淡い白は品種が違っても、大きくコメントが変わることは無いので
この時点でコメントはほぼ正解してると思います。

そして結論で、

「2018年のニュージーランドのソービニヨンブラン」

としました。

(年代は当てられないので、全て可能性の高い2018年にしました。)

ソムリエ協会の正解によると

「2019  アルゼンチン トロンテス」

でした!

全部外れてるやん!

ではなく、ここで驚くべきところは

トロンテス?!

なのです

トロンテスは珍しい品種なんです

まず出題される可能性は低いだろう

と予想されていました

サプライズ品種です!!


ソムリエ、ワインエキスパート2次試験は相対評価なので、

みんなが正解するところは、正解する

みんなが間違うところは間違っても良い

という考え方になります

なので、このサプライズ品種のトロンテスはみんなが間違うので外しても大丈夫なのです!

僕は答えを見るまでは

ソービニヨンブランにしたけど、リースリングやったかも、、

多分間違えた、、、

しかもリースリングやったらみんな当ててそう、、

みんな当てるやつは当てないとアカンのに、、

しかもニュージーランドのソービニヨンブランにしたけど、それ去年出てるやん、、

連続ででる可能性低いのに、やってもうた、、、


となって凹んでました!


しかし、サプライズ品種だったので外しても大丈夫と言うことで助かりました!


続いて、白の2本目!

こちらは、一本目より黄色が強かったです

この時点で樽の効いたカリフォルニアのシャルドネ

が頭によぎります

香りを嗅ぐと、ノンアロマティック品種であることがわかりました

つまり、シャルドネです

しかし、ここで色味のわりに、樽が弱く感じました

ん?カリフォルニアのシャルドネとは違う??

迷いました

焦りました

しかし、思い出してください

僕は、守りの戦法です。

すべらないことに重きを置いてます

なので、コメントを、樽の効いたシャルドネにしつつ、樽の効いてないシャルドネのコメントも書きました

つまり、4つコメントする箇所なら、

2つは樽シャルドネ。あと2つは樽なしシャルドネ

といった感じです

4ポイントを狙って0ポイントが怖いので

2ポイントを狙う戦法です

これが守りだ!笑

結論

「2018   フランス  シャルドネ」

としました。

これも終わってから、セミヨンだ!!

と思い、間違えた、、と凹んでいました、、


ソムリエ協会の正解は

「2018 フランス シャルドネ」


大正解でしたー!

しかも

こちらはみんなが正解するところ、の可能性が高いので正解していてよかったです。

やはりあの樽の控えめさはアメリカじゃなかった


さあそして

3本目の赤です

こちらは、色の濃い赤でした

この時点で、新世界の樽の効いた甘いリッチな赤

もしくは、ローヌシラー

が頭によぎります。(この辺は割愛します)

香りを嗅ぐと、

樽の効いた濃い赤

ローヌシラーが消えました

濃い赤のコメントを作りに行きます

しかし、味で悩みました

タンニンを確認したところ、シラーでは無い

カベルネソービニヨンだ!

でも、、少し弱いような、、、

といった感じです。

しかし、守りの桑原、特殊な品種は選びません

素直に

「2018 アメリカ カベルネソービニヨン」

にしました

これは当たってるかな、アメリカじゃないかもやけど

と思ってました

ソムリエ協会の正解

「2018 フランス カベルネフラン」

驚きです

外れたー!!

ではありません

カベルネフラン!?

です

またまたややサプライズ品種です笑

やはり、カベルネソービニヨンにしてはタンニンが柔らかかった!!

しかし、あそこでカベルネフランを選ぶ勇気はありません

なぜなら

みんなが正解する品種は正解したいからです

なので、こちらもおそらくみんなが間違う品種なので大丈夫です


そして最後のワイン

4本目の赤!

こちらは淡かったです。

透明度も高く、3本目の後にしようか迷いました

淡い赤ということで

ピノノワール、ガメイ、マスカットベーリーA

が頭をよぎります

見分け方はキャンディ香という綿菓子のような香りです

これがなければピノです

さあ、、香りです、、、、

キャンディ香、、、無い!!!

ピノ一択です。

今回、淡く透明度も高かったのでマスカットベーリーAを選んだ方もいるみたいですが、マスカットベーリーAははっきりキャンディ香があるので、僕は悩む程度ならピノかガメイと決めてました。

淡い赤のコメントを作り

結論

「2018 フランス ピノノワール」

これは自信がありました

ソムリエ協会の正解

「2018 ニュージーランド ピノノワール」

でした!

そうですねぇ。あの感じはニュージーランドかぁ!当てれたなぁ。。

まあでも国以外当たったのでいい感じです

余談ですが、このピノすごく美味しかったです笑

試験中なのに、うまっ!と思いました。


さあそして最後!

その他のお酒です!

4択から正解を選ぶシステムです

色を見ます

琥珀色です。この時点で琥珀色のお酒が頭に浮かびます

4択は

テキーラ

ラム

スコッチウイスキー

マール

でした

テキーラは消します

ここで焦りました

僕はアカデミーデュヴァンのその他のお酒対策セット(19000円)で特訓していたのですが、そこにラムがなかったのです

ダークラムはあったのですが、ラムはなかったのです

飲んだことはあるのですがうろ覚えです

落ち着け、、、消去法作戦だ、、、

スコッチなら正露丸のような匂い

マールなら少し芳香剤のような匂い

このどっちかなら練習いっぱいしたから当てれる

いざ!!

香り、グラスに鼻を近づけます

スコッチじゃない!マールじゃない!

これが頭に浮かびました

自分を信じて、ラムを選びました

試験終了後

凹みました、、

ネットには、あれはマールだ、少し変わったスコッチだ

という感想がありました

僕は

なぜラムを選んだんだろう、、

わかるやつで勝負すればよかった

今思えば、あれはマールだった、、

そう思いました

ソムリエ協会の正解

「ラム」




ラム!?!?!?!

きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

当たりました!笑


やはり自分を信じてよかった!!


と言うことで、半分以上当たっていました


今回わかりやすいように品種に焦点を置いて書きましたが、

僕は「品種は当たらない」という考えだったので品種が外れていても受かっていたかな?

と思います。

でもやっぱり当たると嬉しいしです笑

2次解説というか感想はこんな感じでした!


合格してからがスタート

との教えを胸にこれからも素敵なワインライフをおくって行きます!

それではまた!

#トット #ソムリエ#ワインエキスパート#合格#紫貴先生#佐々木先生#スペシャルサンクス

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