風紀委員の頭の良さについて

譲葉「うーむ……やはり数学は苦手だな」
雫「今回の試験の結果?」
譲葉「そうだ。文系科目はそこそこ良い点数だったんだがな。理系科目は全然だ」
一葉「良い点数って言ってますが平均点ちょっと超えただけじゃないですか」
譲葉「おい誰に向かって口を利いている潰すぞ」
一葉「ごめんなさい」
雫「二葉はどうだった?」
一葉「俺は一葉です!どの教化も平均点くらいですよ」
譲葉「うわ、びっくりするくらい普通だな」
雫「普通だね」
麗子「二b……一葉君らしいですわね」
一葉「ひどぅい!気にしてるんだから言わないでください!」
譲葉「雫は?相変わらず理系科目は得意なのか?」
雫「数学と物理は100点満点」
一葉「すげー」
麗子「さすがですわね」
譲葉「……で、文系は」
雫「現代文は8点だよぉ……」(※100点満点中)
麗子「端的ですわねぇ」
雫「小説の作者の考えなんてわかるわけがないんだよぉ、なんでそんなもの問題にするのかなぁ……」
一葉「……まあ気持ちはわからなくないです」
譲葉「で、麗子は」
麗子「冬コミの締め切り近かったので勉強してなかったのでだいたいの科目が平均点以下ですわ」
一葉「財閥の令嬢様がそれでいいんですか!」
麗子「私は次女なので家業は継がないからいいのですわ。それよりホモォが大切ですわ」
雫「開き直ってる……」
譲葉「はぁー……風紀委員は生徒会のやつらより平均点半分くらい差がついてるからなぁ……俺含め真面目に勉強しないと……」

風紀委員は生徒会よりアホめです。

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