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AI活用イラストメイキング

いつも見てくださってありがとうございます。
今回はざっくりしたカラーラフからの一気に仕上げる方法になります。

完成品はこちら


使用したのはStableDiffusion、モデルはanythingv3、自作絵柄LoRA、controlnetはlineartだけです。

やる気を感じられない

絵はCLIPStudioを使って描いてます。さすがにラフだと汚いので一応ベクターレイヤーで線を引いてから色を塗りましたがやる気を感じられません。
外が暑くて絵のやる気がありません。そのための画像生成AI。

ではこの絵を早速食わせていきましょう。

i2iでcontrolnetする時ってcontrolnet側に画像設定しなくてもいいんですね。
↓この記事ではじめて知りました。

今回使うのはlineartだけです。tile使っても良かったけどlineart単体でどこまで出来るか試したかったので。
Pixel Perfectにチェックを入れて、processorをanimeの設定にして、weightを弱めに設定します。

i2iのstrengthは生成結果を見ながら微調整するしかないですね。でもi2i単品でやるよりは強めに設定しても大丈夫そう。
lineartが線画を維持してくれているので。

呪文はいつもの。使いまわし。今回は試しにキャラクターの特徴を書き込みませんでした。高画質化だけ。

(masterpiece), (best quality), (illustration), (beautiful detailed), (highres),high quality, very_high_resolution, large_filesize, full color

ネガティブ
lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name, multiple legs, malformation,
早速生成だ~~~

1枚目

自作絵柄LoRAを入れ忘れた……。でも綺麗に仕上がってますね。


2枚目

自作絵柄LoRAを入れて強めに出力したら別のものになりました。
かわいいけど別物になっちゃいましたね。かわいいけど今回の趣旨とは外れてしまいます。

3枚目

弱めに出力したら元の絵に近い感じになりましたね。

4枚目

気持ち丁度良い感じになりました。

今回は3枚目と4枚目を合成して加筆修正することにしました。
3枚目の上に4枚目を透明度50%にして加筆修正していきます。

完成。

良い感じになりました! やったね。

次の絵行きます。ちょっとセンシティブ表現ありますので注意です。

やる気のない絵

こんな絵でも画像生成AIくんは仕上げてくれるんでしょうか。
条件はさっきと同じです。やっていきましょう。

1枚目

色が淡くなってしまいました。なんででしょう。

2枚目

弱めに出力したら元の絵に近いですね。

3枚目

ぼちぼちな仕上がりです。

4枚目

……うう~~~ん。どの結果もぼちぼちすぎる。
悩んだ結果3枚目を採用することにしました。
色が淡いのでCLIPStudioのコントラスト調整やレベル補正、彩度調整などを
使って色を強くしました。

そして加筆修正。

くすぐり絵は一定の需要がある。

文字入れてごまかしちゃいましょ。
元々真面目に描こうと思ってた絵ではないので。

まあそんな感じでした。
今回の記事はここまでとなります。
ここまで読んでくださってありがとうございました~~~!!!

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