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再生に託した希望は、ちゃんと成し遂げられているのか

4月28日の記念日【サンフランシスコ平和条約発効記念日】
1952年の4月28日、前年9月8日に調印されたサンフランシスコ平和条約が発効され、日本の主権が回復しました。一方でこの日は、沖縄では日本から切り離された「屈辱の日」とされていて、戦後復興の難しさを刻む日にもなっています。

本土も大空襲を受け、ボロボロの中から這い上がってくるきっかけになった主権回復ですが、一方で敗戦国であるために、足並みをそろえての復帰はできなかったことも歴史に刻まれた事実で、決してお祝いするような類の記念日ではないのかなと感じます。

今なお抱える基地問題などは、緊迫していく世界情勢のうねりに、その声も下火になったりしていますが、こうした記念日に合わせて、その思いは受け継がれていくことでしょう。

「現在は冷戦時よりも緊迫した状況である。」先日国連でロシアの外相がそう述べたように、大国同士の融和の度合いはかなり低くなってしまっている現在、新しい国の指針をもって成長した日本は、71年の時の中で成熟した国になっているのか、それとももはや衰退している国になっているのか。

国際社会の中で私たちの国がどんな役割を示せるのかが、大切な事だと思うので、私たち一人一人が、国のあり方についても目を向けていかないといけないなと感じます。

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